Information
■ライブ・スケジュール 詳細を見る
2023年
9月30日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅
11月25日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅

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2023年
9月30日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅
11月25日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅
30.2016
中国旅行記(7)北京 頤和園(いわえん)
8月3日(水)陳君が頤和園(いわえん YiHeYuan)に連れて行ってくれました。
北京観光といえば天安門広場、故宮、万里の長城ぐらいしか
思い浮かばないのが一般的でしょう。
他にどこを観光すればいいか決め兼ねているところでした。
陳君曰く、北京一押しの庭園だそうです。
西太后が避暑に訪れていたそうで、
1998年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
車を駐車場に止め、北宮門から入りました。

あまりの暑さに、「これが無いと死ぬ…」と言われ、扇子を購入。
地図を兼ねて頤和園の扇子にしました。山を登るので購入して正解!

最初に目に入るのは正面の 「福慈」と書かれた牌坊。

その手前の橋からは蘇州街が見渡せます。
皇帝と皇后が買い物ごっこを楽しむために造られたのだそうです。

四大部洲(よんだいぶしゅう SiDaBuZhou)。
乾隆年間(1736-1795)にチベットの桑蔦寺を模して造営されたチベット仏教の寺院。
チベット特有の色彩ですね。


万寿山の頂上にある智慧海。
智慧海=仏教の真理、慈悲と智慧は海のように深く広いということ。
壁面には無数の仏が並んでいます。

仏香閣(ぶっこうかく FoXiangGe)。
頤和園を代表する建築物で、シンボル的存在。智慧海の横から間近に見ることができます。

ここから湖山真意を経由し万寿山を下山しました。
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万寿山の西側、宿雲櫓。

ここから昆明湖を船で渡りました。
緑色の湖面をぐんぐん滑っていきます。水の上は涼しくて快適でした。

清晏舫(せいあんぼう QingTanFang)=石舫(せきほう ShiFang)
沈まない船。頤和園の中で唯一の西洋建築。

佛香阁の建物群の西側に画中游。東西に建築物が繋がっています。
それぞれ东楼を爱山、西楼は借秋というそうです。
手前には听鹂馆というレストランも見えます。

佛香閣建物群遠景。
望遠レンズでズームアップしないと、肉眼では限界です。

佛香閣建物群の反対側には玉帯橋。 後方に玉泉山の玉峰塔が見えます。

船が十七孔橋のたもとの港に近づいて来ました。
南湖島に架かる石橋で、長さは150m。その名の通り17のアーチが特徴です。

ここで船を降ります。
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十七孔橋の欄干には全部で544体の獅子刻まれています。
それぞれ異なる表情をしているのだとか…。
そして一番手前には「龍之九子」の一つで「bā xià 」或いは「蚣蝮(gōng fù)」という、
龍になる前の架空の生物がありました。

湖南島に渡りました。道教の伝説にある蓬莱島を象徴しており、
島上には竜王廟、鑒遠堂、月波楼などが建っています。
佛香閣、智慧海、その向こうの四大部洲が一直線に並びます。


湖南島から見ると、十七孔橋のたもとに廓如亭(かくじょてい Kuò rú tíng)があります。
大勢の人が休憩していました。この暑さですから…。
昆明湖の東岸を歩いていきました。

文昌閣(ぶんしょうかく WenchangGe )。
この城門をぬけると文昌院という博物館があります。
「文昌」とは道教に出てくる学問の神様:文昌帝から来ているそうです。

昆明湖の東岸の小島にある東屋:知春亭(ちしゅんてい ZhiChunTing)へ渡る橋。
柳に囲まれています。眺めもよく佛香閣建物群と湖南島、十七孔橋が見渡せます。

玉潤堂(ぎょくらんどう YuLanTang)。


1898年に光緒帝は西太后を政治から排除し、政治改革(戊戌政変)を試みたが失敗。
すべての権力を奪われた光緒帝は、冬は中南海の瀛台、
そして夏はこの玉潤堂に10年間幽閉されることに…。
光緒帝は西太后の死の翌日に急死したとされていますが、
西太后により毒殺されたというのが一般的な見方だと言われているそうです。
玉座や御卓、調度品の多くは乾隆帝(けんりゅうてい)の時代に作られたもので、
光緒帝が幽閉された当時のまま。


美しい甍の波。さらに整備された道を歩いて行きます。

昆明湖を掘った土を盛って造った山が万寿山。
規模が凄すぎます。西太后の権力の偉大さは想像を絶します。

再び四大部洲に到着。
四大部洲の中心には須弥山に見立てた仏殿「香岩宗印之閣」があります。

四大部洲にて記念撮影。

予備知識無しに訪れたため、仁寿殿(じんじゅでん)、徳和園大戯院(とくわえんだいぎいん)、
楽寿堂(らくじゅどう)、長廊(ちょうろう)石舫(せきほう ShiFang)などの主要な建築物を
廻りきれませんでした。
機会があれば、今度は東宮門から観光し直したいです。
北京観光といえば天安門広場、故宮、万里の長城ぐらいしか
思い浮かばないのが一般的でしょう。
他にどこを観光すればいいか決め兼ねているところでした。
陳君曰く、北京一押しの庭園だそうです。
西太后が避暑に訪れていたそうで、
1998年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
車を駐車場に止め、北宮門から入りました。

あまりの暑さに、「これが無いと死ぬ…」と言われ、扇子を購入。
地図を兼ねて頤和園の扇子にしました。山を登るので購入して正解!

最初に目に入るのは正面の 「福慈」と書かれた牌坊。

その手前の橋からは蘇州街が見渡せます。
皇帝と皇后が買い物ごっこを楽しむために造られたのだそうです。


四大部洲(よんだいぶしゅう SiDaBuZhou)。
乾隆年間(1736-1795)にチベットの桑蔦寺を模して造営されたチベット仏教の寺院。
チベット特有の色彩ですね。




万寿山の頂上にある智慧海。
智慧海=仏教の真理、慈悲と智慧は海のように深く広いということ。
壁面には無数の仏が並んでいます。


仏香閣(ぶっこうかく FoXiangGe)。
頤和園を代表する建築物で、シンボル的存在。智慧海の横から間近に見ることができます。


ここから湖山真意を経由し万寿山を下山しました。
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万寿山の西側、宿雲櫓。


ここから昆明湖を船で渡りました。
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緑色の湖面をぐんぐん滑っていきます。水の上は涼しくて快適でした。


清晏舫(せいあんぼう QingTanFang)=石舫(せきほう ShiFang)
沈まない船。頤和園の中で唯一の西洋建築。


佛香阁の建物群の西側に画中游。東西に建築物が繋がっています。
それぞれ东楼を爱山、西楼は借秋というそうです。
手前には听鹂馆というレストランも見えます。

佛香閣建物群遠景。
望遠レンズでズームアップしないと、肉眼では限界です。


佛香閣建物群の反対側には玉帯橋。 後方に玉泉山の玉峰塔が見えます。

船が十七孔橋のたもとの港に近づいて来ました。
南湖島に架かる石橋で、長さは150m。その名の通り17のアーチが特徴です。


ここで船を降ります。
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十七孔橋の欄干には全部で544体の獅子刻まれています。
それぞれ異なる表情をしているのだとか…。
そして一番手前には「龍之九子」の一つで「bā xià 」或いは「蚣蝮(gōng fù)」という、
龍になる前の架空の生物がありました。


湖南島に渡りました。道教の伝説にある蓬莱島を象徴しており、
島上には竜王廟、鑒遠堂、月波楼などが建っています。
佛香閣、智慧海、その向こうの四大部洲が一直線に並びます。




湖南島から見ると、十七孔橋のたもとに廓如亭(かくじょてい Kuò rú tíng)があります。
大勢の人が休憩していました。この暑さですから…。
昆明湖の東岸を歩いていきました。

文昌閣(ぶんしょうかく WenchangGe )。
この城門をぬけると文昌院という博物館があります。
「文昌」とは道教に出てくる学問の神様:文昌帝から来ているそうです。

昆明湖の東岸の小島にある東屋:知春亭(ちしゅんてい ZhiChunTing)へ渡る橋。
柳に囲まれています。眺めもよく佛香閣建物群と湖南島、十七孔橋が見渡せます。

玉潤堂(ぎょくらんどう YuLanTang)。




1898年に光緒帝は西太后を政治から排除し、政治改革(戊戌政変)を試みたが失敗。
すべての権力を奪われた光緒帝は、冬は中南海の瀛台、
そして夏はこの玉潤堂に10年間幽閉されることに…。
光緒帝は西太后の死の翌日に急死したとされていますが、
西太后により毒殺されたというのが一般的な見方だと言われているそうです。
玉座や御卓、調度品の多くは乾隆帝(けんりゅうてい)の時代に作られたもので、
光緒帝が幽閉された当時のまま。



美しい甍の波。さらに整備された道を歩いて行きます。


昆明湖を掘った土を盛って造った山が万寿山。
規模が凄すぎます。西太后の権力の偉大さは想像を絶します。


再び四大部洲に到着。
四大部洲の中心には須弥山に見立てた仏殿「香岩宗印之閣」があります。




四大部洲にて記念撮影。

予備知識無しに訪れたため、仁寿殿(じんじゅでん)、徳和園大戯院(とくわえんだいぎいん)、
楽寿堂(らくじゅどう)、長廊(ちょうろう)石舫(せきほう ShiFang)などの主要な建築物を
廻りきれませんでした。
機会があれば、今度は東宮門から観光し直したいです。
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28.2016
カスター・ライブ「海の歌&沖縄(うちなー)ソング」でした。
昨日はカスター・ライブでした。
テーマは「海の歌&沖縄(うちなー)ソング」。
足をお運び下さった皆様、どうもありがとうございました。
リオ・オリンピック直後なので、海の歌「イパネマの娘」でスタート。
そしてオリジナル曲で海に関するものと、
久々にシャンソンの「ラ・メール」、「アルフォンシーナと海」を歌いました。
また、中国から帰ってから最初のライブということもあり、
旅先での出来事とともに、台湾のポップス「世界末日」を久々に披露しました。
その後に、文化的に強い影響を受けた沖縄の歌、
「涙そうそう」「芭蕉布」「安里屋ユンタ」「島唄」の4曲をまとめて歌いました。
あとはラテンのスタンダード。
次回は10月22日(土)、秋のスタンダード特集です。
どうぞよろしくお願いします。
テーマは「海の歌&沖縄(うちなー)ソング」。
足をお運び下さった皆様、どうもありがとうございました。
リオ・オリンピック直後なので、海の歌「イパネマの娘」でスタート。
そしてオリジナル曲で海に関するものと、
久々にシャンソンの「ラ・メール」、「アルフォンシーナと海」を歌いました。
また、中国から帰ってから最初のライブということもあり、
旅先での出来事とともに、台湾のポップス「世界末日」を久々に披露しました。
その後に、文化的に強い影響を受けた沖縄の歌、
「涙そうそう」「芭蕉布」「安里屋ユンタ」「島唄」の4曲をまとめて歌いました。
あとはラテンのスタンダード。
次回は10月22日(土)、秋のスタンダード特集です。
どうぞよろしくお願いします。
26.2016
明日はカスター・ライブです。
22.2016
中国旅行記(6)北京 什刹海エリア
8月1日(月)、南鑼鼓巷を胡同めぐりし、
帽児胡同から地安門外大街を渡ると什刹海(じゅうせつかい Shíchàhǎi)エリア。
地下鉄8号線「什刹海」が最寄駅。
什刹海(シーシャーハイ Shíchàhǎi)とは、前海、后海、西海の3つの湖の総称です。
目の前に火徳真君廟があります。道教の寺院です。
火徳真君廟は、明の隆慶2年(1568)に建設され、
清の乾隆41年(1776)に重修されたものとのこと。
什刹海エリアの火神廟では最も歴史が長く、規模も大きいらしいです。



地安門外大街側から入ってしまったので、
川に面した火徳真君廟の正面の写真を撮り忘れてしまいました。
火徳真君廟から見た地安門外大街の万寧橋。
橋のたもとに2体の龍のような生物があります。
中国では蛇が進化し龍になるという伝説があり、
これは手足と角が生えた蛟(みずち)だそうです。
蛇→螭(ち)→虺(き)→蛟(こう)→龍→角龍→応龍。(出世魚みたい。)

その隣の金錠橋。ここから前海です。

ここがかつて、かの北京と杭州を結ぶ京杭大運河だったとは…。
もっと調べて旅行に来ればよかったと後悔。
金錠橋を渡ると珍しい車を発見。「珍しい木の車」と陳君が説明してくれました。
前海南沿を進んでいきます。

茶房が軒を連ねています。観光客の気をひくお洒落な空間。


前海南沿は風光明媚な散歩コース。遠くに鐘楼、対岸に会賢堂が見えます。
そして目を疑う光景が…。なんと泳いでいる人がいたのです。
ここはガンジス河ではありません。東京でいえば不忍池のような場所です。
この自由さが羨ましい!

荷花市場(カカシジョウ)と書かれた牌坊(ハイボウ)に到着。
地下鉄6号線の北海北駅がすぐ傍にあります。

ここから前海西沿のお洒落エリアを歩いていきます。
高級そうなお土産屋さんやレストランが並ぶ中、赤を基調とした酒吧(BAR)を発見。
いわゆるライブハウスです。入口から目の前がステージ横という造り。
まだ準備中でした。

前海の中にある島に水着姿の人たち。
船で行ったのでしょうか、それとも泳いで渡ったのでしょうか?

通りには中国の民間玩具の職人がいました。
草の葉を編んで作った昆虫や吹糖人の吹き飴細工。
ちょうど子どもに飴を吹かせて吹糖人が飴細工を実演している最中でした。

前海西沿のお洒落エリアを過ぎて、再び什刹海 电瓶车に遭遇。
ここが停留所でした。ここからは前海北沿を歩きます。

このあたりは酒吧(BAR)=ライブハウスが軒を連ねているエリアです。
夜になると沢山ネオンが光って賑やかになるそうです。



どの酒吧(BAR)にも共通しているのが、開放的な造りで、外から丸見え。
通りにはみ出してテラス席がいっぱい並んでいます。
当然、音楽も外に流れています。
どうやらステージで歌う姿を見せて集客するということらしいです。
ここが日本とシステムが大きく異なります。
出演歌手もお店と契約してギャランティーを貰っているのか、
好きで歌わせてもらっているのか、外から見る限り不明です。
オリジナル曲かヒット曲のカバーかも分からずじまい。
昼間ということもあり、お客はまばらでした。しかし、
キーボード弾き語りでBGM的な選曲であるものの、
繊細な表現ができていて歌唱レベルは皆高めでした。
国内外からの観光客が集まる人気エリアですから当然かもしれません。
お笑いライブもありました。
車いすの男性が一人で米菓のアイスキャンディーを販売していました。
砂糖をまぶすかどうか尋ねられました。「普通で」とお願いしました。
僕が自分でアイスを持って撮影しようしましたが、うまくいきませんでした。
すると代わりにアイスを持ってくれて、前歯が1本欠けたとびきりの笑顔を見せてくれました。

前海エリアもいよいよ佳境にさしかかりました。
対岸に前海東沿の賑やかな街並みが見えます。

そして銀錠橋に到着。この水路が前海と后海をつないでいるのです。いわば境界です。

后海は廻らず、銀錠橋を渡って直進、小石碑胡同に入りました。
胡同の先には鐘楼が見えます。人通りの少ない道を選択しました。

でも右折して、烟袋斜街に入りました。土産物屋やカフェが続きます。
外国人観光客、バックパッカーが多い道かもしれません。

地安門外大街に出て左折、鼓楼の前に到着しました。
太鼓を鳴らすことによって、時報や、緊急事態発生の伝達などの役割を果たした建物です。

ここから、例のアプリでタクシーに乗り、帰宅しました。
帽児胡同から地安門外大街を渡ると什刹海(じゅうせつかい Shíchàhǎi)エリア。
地下鉄8号線「什刹海」が最寄駅。
什刹海(シーシャーハイ Shíchàhǎi)とは、前海、后海、西海の3つの湖の総称です。
目の前に火徳真君廟があります。道教の寺院です。
火徳真君廟は、明の隆慶2年(1568)に建設され、
清の乾隆41年(1776)に重修されたものとのこと。
什刹海エリアの火神廟では最も歴史が長く、規模も大きいらしいです。






地安門外大街側から入ってしまったので、
川に面した火徳真君廟の正面の写真を撮り忘れてしまいました。
火徳真君廟から見た地安門外大街の万寧橋。
橋のたもとに2体の龍のような生物があります。
中国では蛇が進化し龍になるという伝説があり、
これは手足と角が生えた蛟(みずち)だそうです。
蛇→螭(ち)→虺(き)→蛟(こう)→龍→角龍→応龍。(出世魚みたい。)
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その隣の金錠橋。ここから前海です。


ここがかつて、かの北京と杭州を結ぶ京杭大運河だったとは…。
もっと調べて旅行に来ればよかったと後悔。
金錠橋を渡ると珍しい車を発見。「珍しい木の車」と陳君が説明してくれました。
前海南沿を進んでいきます。


茶房が軒を連ねています。観光客の気をひくお洒落な空間。




前海南沿は風光明媚な散歩コース。遠くに鐘楼、対岸に会賢堂が見えます。
そして目を疑う光景が…。なんと泳いでいる人がいたのです。
ここはガンジス河ではありません。東京でいえば不忍池のような場所です。
この自由さが羨ましい!




荷花市場(カカシジョウ)と書かれた牌坊(ハイボウ)に到着。
地下鉄6号線の北海北駅がすぐ傍にあります。

ここから前海西沿のお洒落エリアを歩いていきます。
高級そうなお土産屋さんやレストランが並ぶ中、赤を基調とした酒吧(BAR)を発見。
いわゆるライブハウスです。入口から目の前がステージ横という造り。
まだ準備中でした。


前海の中にある島に水着姿の人たち。
船で行ったのでしょうか、それとも泳いで渡ったのでしょうか?


通りには中国の民間玩具の職人がいました。
草の葉を編んで作った昆虫や吹糖人の吹き飴細工。
ちょうど子どもに飴を吹かせて吹糖人が飴細工を実演している最中でした。


前海西沿のお洒落エリアを過ぎて、再び什刹海 电瓶车に遭遇。
ここが停留所でした。ここからは前海北沿を歩きます。


このあたりは酒吧(BAR)=ライブハウスが軒を連ねているエリアです。
夜になると沢山ネオンが光って賑やかになるそうです。






どの酒吧(BAR)にも共通しているのが、開放的な造りで、外から丸見え。
通りにはみ出してテラス席がいっぱい並んでいます。
当然、音楽も外に流れています。
どうやらステージで歌う姿を見せて集客するということらしいです。
ここが日本とシステムが大きく異なります。
出演歌手もお店と契約してギャランティーを貰っているのか、
好きで歌わせてもらっているのか、外から見る限り不明です。
オリジナル曲かヒット曲のカバーかも分からずじまい。
昼間ということもあり、お客はまばらでした。しかし、
キーボード弾き語りでBGM的な選曲であるものの、
繊細な表現ができていて歌唱レベルは皆高めでした。
国内外からの観光客が集まる人気エリアですから当然かもしれません。
お笑いライブもありました。
車いすの男性が一人で米菓のアイスキャンディーを販売していました。
砂糖をまぶすかどうか尋ねられました。「普通で」とお願いしました。
僕が自分でアイスを持って撮影しようしましたが、うまくいきませんでした。
すると代わりにアイスを持ってくれて、前歯が1本欠けたとびきりの笑顔を見せてくれました。

前海エリアもいよいよ佳境にさしかかりました。
対岸に前海東沿の賑やかな街並みが見えます。


そして銀錠橋に到着。この水路が前海と后海をつないでいるのです。いわば境界です。

后海は廻らず、銀錠橋を渡って直進、小石碑胡同に入りました。
胡同の先には鐘楼が見えます。人通りの少ない道を選択しました。


でも右折して、烟袋斜街に入りました。土産物屋やカフェが続きます。
外国人観光客、バックパッカーが多い道かもしれません。

地安門外大街に出て左折、鼓楼の前に到着しました。
太鼓を鳴らすことによって、時報や、緊急事態発生の伝達などの役割を果たした建物です。

ここから、例のアプリでタクシーに乗り、帰宅しました。
20.2016
中国旅行記(5)北京 胡同めぐり~南鑼鼓巷~
胡同(フートン)とは、北京市の旧城内を中心に点在する細い路地のことで、
伝統的家屋建築である四合院が多くこの胡同に面し、
古くからの北京の街並みが残されているスポットです。
8月1日(月)、「湖岸の胡同(フートン)を観光し、お土産も買いたい!」
そんな僕の要望に、携帯のアプリでタクシーを呼ぶ陳君。
アプリに登録している素人ドライバーなら正規のタクシーの半額ぐらいで利用できるそうです。
ドライバーとは待ち合わせ場所をラインで交渉します。
北京は広いため、北京の人たちは自宅周辺などよく利用する場所の道しか知らない、
道はカーナビか手机(携帯電話)のGPSで確認しながらなので、方角も分からないそう。
また携帯電話の電子マネーで精算するので、現金はあまり持ち歩かないのだそうです。
北京市街の中心部、鼓楼東大街で下車。
かなりの距離だったけれど、日本円で300円くらい。安い!
ほどなく南鑼鼓巷(なんらここう Nanluoguxiang)に到着。

南鑼鼓巷は古い街並みを活かした800mくらいのお洒落ストリートで、
道の両側に8本の胡同と呼ばれる細い路地が交差しています。

南鑼鼓巷沿いには中国雑貨の店やら軽食の店が並んでいます。
店内から流れ出る音楽のせいもあって、第一印象は原宿の竹下通り。
でも、古い建物をリノベーションした店舗の街並みは、歩くだけでも楽しい。
ちょっとした土産物からおもちゃ、皮製品、シルク、
西蔵(Xīzàng チベット地方)の仏具やアクセサリーなど様々。
そんな中、銀細工の店に入ってみました。
入口付近では実演も行っており、店内は力作がズラリでした。


いかにも高級そうなお店がありましたが、実はケーキ屋さん。
左右対称の伝統的なインテリアはまさにシノワーズ…。
石の柱の右奥がカフェ・スペースになっていましたが、かなり薄暗かったです。
まだ到着したばかりで疲れていないのでスルー。

人力(三輪)車が並ぶ胡同と、石の彫刻。右下画像の左端の丸いのは石臼です。

お土産に花茶・工芸茶を購入しました。お湯を入れると花が開きます。
それぞれ茉莉花(ジャスミン)、菊花、桂花、千日紅、百合などが入っているそうです。

この辺りになると人通りも多いです。ここで記念撮影。
左下の写真、中央で腕組みしている黒いTシャツの男性が陳君。(初登場)

「可以和你照相嗎?(あなたと写真を撮ってもいいですか?)」
扇子を渡して2カット、今度は算盤に交換して2カット。


「ありがとう」と言うと、2元要求されました(笑)。
中国の人は概して写真を撮る時に大袈裟なポーズをとる人が多いです。
ところで彼は何をしている人? 謎です…。
南鑼鼓巷駅=南锣鼓巷站(Nán luógǔxiàng zhàn)に到着。
地下鉄6号線と8号線が通っています。
地下鉄で南鑼鼓巷駅まで来て、僕が来た道を逆にたどって鼓楼東大街まで出て、
その後、鼓楼、鐘楼に向かうのもいいかもしれません。

折り返し南鑼鼓巷に戻ってすぐ左側の福祥胡同に入りました。
いきなり目に飛び込んできたのが、なんと刺青店。
よく見ると葛飾北斎 神奈川沖浪裏と招き猫。日本が好きなのかな?

そのまま福祥胡同を歩いていきます。この辺りは一般の民家です。
道は綺麗に清掃されていて、暑かったけれど清々しい気分。
民家の入口からは洗濯物が干してあるのが見えたりして、生活が垣間見えます。

福祥胡同を抜けて川沿いの道を歩きました。
川面の片側に蓮、対岸には柳の並木路。

東不圧橋胡同。対岸の民家は四合院かどうかは分かりませんが、
のどかな美しい街並みです。

北京の街には所々、珍しい形の奇岩が置いてあります。
東不圧橋胡同付近の橋で記念撮影。
後方の東屋ではおじさんたちは将棋、おばさんたちは井戸端会議。

帽児胡同の商店で蓮の実を購入。
そして店内で老北京酸奶というヨーグルトを飲みながら休憩。
ストローを挿して飲み終えたヨーグルトの瓶を未開封の商品の横に置いていく…、
これが地元流。さすがにそれはまねできませんでした。

老北京酸奶は北京では大人気の飲み物。

蓮の実のシャワーヘッドのような皮を破ると水が出てきます。
初めてで、知らずに中の青い実をそのまま食べたら…マズイ!
後で陳君ママに聞いたら、実は青い皮も剥いてその中の白い実を食べるらしいです。
しかしこれもやっぱり、マズイ。…失敗!
この後、什刹海(Shíchàhǎi)に続きます。
伝統的家屋建築である四合院が多くこの胡同に面し、
古くからの北京の街並みが残されているスポットです。
8月1日(月)、「湖岸の胡同(フートン)を観光し、お土産も買いたい!」
そんな僕の要望に、携帯のアプリでタクシーを呼ぶ陳君。
アプリに登録している素人ドライバーなら正規のタクシーの半額ぐらいで利用できるそうです。
ドライバーとは待ち合わせ場所をラインで交渉します。
北京は広いため、北京の人たちは自宅周辺などよく利用する場所の道しか知らない、
道はカーナビか手机(携帯電話)のGPSで確認しながらなので、方角も分からないそう。
また携帯電話の電子マネーで精算するので、現金はあまり持ち歩かないのだそうです。

北京市街の中心部、鼓楼東大街で下車。
かなりの距離だったけれど、日本円で300円くらい。安い!
ほどなく南鑼鼓巷(なんらここう Nanluoguxiang)に到着。


南鑼鼓巷は古い街並みを活かした800mくらいのお洒落ストリートで、
道の両側に8本の胡同と呼ばれる細い路地が交差しています。

南鑼鼓巷沿いには中国雑貨の店やら軽食の店が並んでいます。
店内から流れ出る音楽のせいもあって、第一印象は原宿の竹下通り。
でも、古い建物をリノベーションした店舗の街並みは、歩くだけでも楽しい。
ちょっとした土産物からおもちゃ、皮製品、シルク、
西蔵(Xīzàng チベット地方)の仏具やアクセサリーなど様々。
そんな中、銀細工の店に入ってみました。
入口付近では実演も行っており、店内は力作がズラリでした。




いかにも高級そうなお店がありましたが、実はケーキ屋さん。
左右対称の伝統的なインテリアはまさにシノワーズ…。
石の柱の右奥がカフェ・スペースになっていましたが、かなり薄暗かったです。
まだ到着したばかりで疲れていないのでスルー。


人力(三輪)車が並ぶ胡同と、石の彫刻。右下画像の左端の丸いのは石臼です。


お土産に花茶・工芸茶を購入しました。お湯を入れると花が開きます。
それぞれ茉莉花(ジャスミン)、菊花、桂花、千日紅、百合などが入っているそうです。


この辺りになると人通りも多いです。ここで記念撮影。
左下の写真、中央で腕組みしている黒いTシャツの男性が陳君。(初登場)


「可以和你照相嗎?(あなたと写真を撮ってもいいですか?)」
扇子を渡して2カット、今度は算盤に交換して2カット。




「ありがとう」と言うと、2元要求されました(笑)。
中国の人は概して写真を撮る時に大袈裟なポーズをとる人が多いです。
ところで彼は何をしている人? 謎です…。
南鑼鼓巷駅=南锣鼓巷站(Nán luógǔxiàng zhàn)に到着。
地下鉄6号線と8号線が通っています。
地下鉄で南鑼鼓巷駅まで来て、僕が来た道を逆にたどって鼓楼東大街まで出て、
その後、鼓楼、鐘楼に向かうのもいいかもしれません。

折り返し南鑼鼓巷に戻ってすぐ左側の福祥胡同に入りました。

いきなり目に飛び込んできたのが、なんと刺青店。

よく見ると葛飾北斎 神奈川沖浪裏と招き猫。日本が好きなのかな?

そのまま福祥胡同を歩いていきます。この辺りは一般の民家です。
道は綺麗に清掃されていて、暑かったけれど清々しい気分。
民家の入口からは洗濯物が干してあるのが見えたりして、生活が垣間見えます。

福祥胡同を抜けて川沿いの道を歩きました。
川面の片側に蓮、対岸には柳の並木路。


東不圧橋胡同。対岸の民家は四合院かどうかは分かりませんが、
のどかな美しい街並みです。


北京の街には所々、珍しい形の奇岩が置いてあります。

東不圧橋胡同付近の橋で記念撮影。
後方の東屋ではおじさんたちは将棋、おばさんたちは井戸端会議。

帽児胡同の商店で蓮の実を購入。
そして店内で老北京酸奶というヨーグルトを飲みながら休憩。
ストローを挿して飲み終えたヨーグルトの瓶を未開封の商品の横に置いていく…、
これが地元流。さすがにそれはまねできませんでした。


老北京酸奶は北京では大人気の飲み物。


蓮の実のシャワーヘッドのような皮を破ると水が出てきます。
初めてで、知らずに中の青い実をそのまま食べたら…マズイ!
後で陳君ママに聞いたら、実は青い皮も剥いてその中の白い実を食べるらしいです。
しかしこれもやっぱり、マズイ。…失敗!
この後、什刹海(Shíchàhǎi)に続きます。
18.2016
中国旅行記(4)北京 万里の長城 八達嶺
7月31日(日)、朝から雷雨でしたが、お昼頃には上がりました。
陳君に突然「八達嶺(Badaling)に行く」と言われて、慌てて準備。
陳君のご両親と奥さんと子ども、家族総出の旅行。
北京市街から高速道路で八達嶺に向かいました。
居庸関(きょようかん)と書かれた門を通り抜けると、長城の一部が見えます。
山の斜面というか崖に仏像が彫られているのも見えます。
高速道路の両側に傾斜した地層が露わになっています。
湾曲したり隆起した地面が風化して削られてこのようになったのは一目瞭然。
あとで調べてみたら、八達嶺地区は花崗岩で形成されているようです。
おそらく万里の長城もこの石でできているのかな、などと考えながら、
期待が膨らみます。
いよいよ八達嶺も近づいてきました。予想通りの渋滞です。
中国の観光地はどこもそうだそうです。

やっと駐車場に入れたのに、帰りの車とこれから観光する車がせめぎあって
身動きがとれません。車から降りて駐車スペースを確保しても全く無意味。
そしてそこで、ありえないことがおきたのです。
外国人観光客であるはずの僕が、まさかの駐車場整理係のお仕事をするはめに…。
車を止めては、別の車を間に誘導していきます。
保安係の制服も着ていない、観光客然とした僕の指示と誘導に、
意外にも素直に従ってくれる中国人ドライバーたち…。
陳君パパが駐車場の係員にかけあってくれて、やがて後続の車は迂回し、
やっとのことで、駐車完了。持参した軽食をとり、無料の送迎バスで移動しました。
長城八達嶺の入口に到着。お土産屋さんがいくつか並んでいます。
ところがまた事件がおきました。
催しものがあって、長城の中に入ることができないというのです。
僕の目の前には諦めて帰る3人組みのインド系?外国人観光客達。
「前もって知らせて欲しい。あの人たち、かわいそう…」と陳君。
残る手段は、陳君と僕の二人だけでロープウェーで登り、長城の頂上に行くこと。
陳君のご両親と子どもは、帰りの送迎バスの時間に戻れないから無理とのこと。
今思えば、駐車場での渋滞がなければ、通常通りに入場できたかもしれません。
中国長城博物館の前で別れを告げ、発券売り場に向かいました。

中国万里長城・八達嶺の入場券が40元とロープウェイの片道が80元。
様子を見て、下りも利用する場合には上の駅で20元追加して購入することにしました。
(結局往復利用したので片道券は回収され、往復券と交換されました。)
_convert_20160814040418.jpg)
_convert_20160814040354.jpg)
八達嶺 ロープウェイ。中から下を見下ろすとこんな感じ。結構揺れます!!

ロープウェイでは別の中国人男性観光客2人と乗り合わせました。
彼らにはすぐに僕が外国人だとバレてしまったようで、日本人か韓国人かと言っています。
「我是日本人。你呢?(僕は日本人です。君は?)」
一瞬戸惑った彼らは「チャ、チャイニ~ズ!」
あとは写真を撮ったりいろいろ。
ロープウェイの駅を出て少し歩くとすぐに長城。
世界遺産ですから、当然かなりの人出です。


陳君「なんで長城が造られたか知ってる?」
僕 「自分の国を囲んでまもるため?」
陳君「敵が来たら上から石を落とす。」
記念写真(陳君撮影)

僕の背面の煉瓦には恋人たちの名前が沢山彫られていました。
どこの観光名所でもよく見られる光景ですね。世界遺産なのに残念…。
長城内部と付近はこんな感じ。

観光客向けに新たに作られた部分は完全に整備されていて、往時の面影はありません。

天気が悪かったので景色も真っ白で見えません。
でもこんな植物がありました。

陳君の家族が待っているので、写真撮影もそこそこに立ち去りました。
下りのロープウェイはワシントンからやって来た女性2人と一緒でした。
陳君「あの家、どう思う?」

僕「好(Hao)!」
中庭にある壁が、沖縄の住宅にある屏風(ひんぷん)に似ています。
目隠しであるとともに魔除けにもなるという壁です。
あとで調べたら、「四合院(しごういん sìhéyuàn)」という北方中国伝統的家屋建築。
東西南北の四棟に囲まれた中庭を持つ構造が特徴です。
通りから目隠しの壁があるのに、上から丸見えなのが気の毒…。
僕のために家族総出で長時間やってきたのに他の家族は観光できなくて残念でした。
帰りは陳君が運転する車の中で僕は居眠り…zzz。
陳君、ご家族の皆さん、ありがとう…。
陳君に突然「八達嶺(Badaling)に行く」と言われて、慌てて準備。
陳君のご両親と奥さんと子ども、家族総出の旅行。
北京市街から高速道路で八達嶺に向かいました。
居庸関(きょようかん)と書かれた門を通り抜けると、長城の一部が見えます。
山の斜面というか崖に仏像が彫られているのも見えます。


高速道路の両側に傾斜した地層が露わになっています。
湾曲したり隆起した地面が風化して削られてこのようになったのは一目瞭然。


あとで調べてみたら、八達嶺地区は花崗岩で形成されているようです。
おそらく万里の長城もこの石でできているのかな、などと考えながら、
期待が膨らみます。
いよいよ八達嶺も近づいてきました。予想通りの渋滞です。
中国の観光地はどこもそうだそうです。

やっと駐車場に入れたのに、帰りの車とこれから観光する車がせめぎあって
身動きがとれません。車から降りて駐車スペースを確保しても全く無意味。
そしてそこで、ありえないことがおきたのです。
外国人観光客であるはずの僕が、まさかの駐車場整理係のお仕事をするはめに…。
車を止めては、別の車を間に誘導していきます。
保安係の制服も着ていない、観光客然とした僕の指示と誘導に、
意外にも素直に従ってくれる中国人ドライバーたち…。
陳君パパが駐車場の係員にかけあってくれて、やがて後続の車は迂回し、
やっとのことで、駐車完了。持参した軽食をとり、無料の送迎バスで移動しました。
長城八達嶺の入口に到着。お土産屋さんがいくつか並んでいます。
ところがまた事件がおきました。
催しものがあって、長城の中に入ることができないというのです。
僕の目の前には諦めて帰る3人組みのインド系?外国人観光客達。
「前もって知らせて欲しい。あの人たち、かわいそう…」と陳君。
残る手段は、陳君と僕の二人だけでロープウェーで登り、長城の頂上に行くこと。
陳君のご両親と子どもは、帰りの送迎バスの時間に戻れないから無理とのこと。
今思えば、駐車場での渋滞がなければ、通常通りに入場できたかもしれません。
中国長城博物館の前で別れを告げ、発券売り場に向かいました。


中国万里長城・八達嶺の入場券が40元とロープウェイの片道が80元。
様子を見て、下りも利用する場合には上の駅で20元追加して購入することにしました。
(結局往復利用したので片道券は回収され、往復券と交換されました。)
_convert_20160814040418.jpg)
_convert_20160814040354.jpg)
八達嶺 ロープウェイ。中から下を見下ろすとこんな感じ。結構揺れます!!


ロープウェイでは別の中国人男性観光客2人と乗り合わせました。
彼らにはすぐに僕が外国人だとバレてしまったようで、日本人か韓国人かと言っています。
「我是日本人。你呢?(僕は日本人です。君は?)」
一瞬戸惑った彼らは「チャ、チャイニ~ズ!」
あとは写真を撮ったりいろいろ。
ロープウェイの駅を出て少し歩くとすぐに長城。
世界遺産ですから、当然かなりの人出です。




陳君「なんで長城が造られたか知ってる?」
僕 「自分の国を囲んでまもるため?」
陳君「敵が来たら上から石を落とす。」
記念写真(陳君撮影)

僕の背面の煉瓦には恋人たちの名前が沢山彫られていました。
どこの観光名所でもよく見られる光景ですね。世界遺産なのに残念…。
長城内部と付近はこんな感じ。


観光客向けに新たに作られた部分は完全に整備されていて、往時の面影はありません。


天気が悪かったので景色も真っ白で見えません。
でもこんな植物がありました。


陳君の家族が待っているので、写真撮影もそこそこに立ち去りました。
下りのロープウェイはワシントンからやって来た女性2人と一緒でした。
陳君「あの家、どう思う?」

僕「好(Hao)!」
中庭にある壁が、沖縄の住宅にある屏風(ひんぷん)に似ています。
目隠しであるとともに魔除けにもなるという壁です。
あとで調べたら、「四合院(しごういん sìhéyuàn)」という北方中国伝統的家屋建築。
東西南北の四棟に囲まれた中庭を持つ構造が特徴です。
通りから目隠しの壁があるのに、上から丸見えなのが気の毒…。
僕のために家族総出で長時間やってきたのに他の家族は観光できなくて残念でした。
帰りは陳君が運転する車の中で僕は居眠り…zzz。
陳君、ご家族の皆さん、ありがとう…。
16.2016
中国旅行記(3)北京 インテリア・ショップで買い物
北京に到着して3日目の7月30日(土)、午前中、散歩に出かけました。
陳君の住む朝阳区(朝陽区)は、オリンピック公園もある開発地区で、
空港にも比較的近くて便利。
北京の都心の住居はどんどん上に伸びていっています。
これらの高層マンションは購入、賃貸のどちらも高額。
中国は土地は国が所有しており、住民はそこに70年間住める権利と建物(部屋)、
を購入するのだそうです。

庶民的な路地に入って行くと、昼間は暇そうにしている店員も朝は忙しく働いていました。
交差点の路上の野菜の朝市も結構な繁盛ぶり。
朝食をお店で食べる人は結構多いようです。
美容院の服務員たちが店の前(屋外)で朝礼していました。
なぜわざわざ屋外で朝礼するのか、陳君に尋ねたけれど、結局わからないまま…。
空港から車で陳君宅へ向かう途中、家具の店があちこちにあるのに気付いていました。
そのうちの1件、香奈宜居(xiangnaiyiju)国際家居広場に入ってみました。
対応してくれたのは若い女性の店員2人。
黒いワンピースに身を包んだ茶色の長い髪の女性、
もう一人は全身黒でパンツスタイルのショートカットのチーフディレクター。
高級店らしく、店員の物腰もやわらか。
「何をお探しですか?」
「中国旅行の記念になるものを買いたいです。中国風の模様のがいいです。
僕の部屋は西洋と東洋のミックス(融合)スタイル。
でも飛行機で帰国するので、大き過ぎるものはダメです。小さいのがいいです。」
「これなんか如何ですか?」
「いいですね。他のものも見たいです。」
「これはどこの国のですか?」
「インドです。」
「いくら?」
「○○」
「うーん、安くない…」
こんなやりとりをしながら、それぞれ別だったコ-ヒーカップとソーサーを組み合わせ、
燭台2つとともに購入。

ホントに散歩だけのつもりで出かけたので所持金が足らず、
一時帰宅して再度来店することに。
精算後、商品を梱包している間、お茶とお菓子とスイカをいただきながら、
髪の長いほうの店員とおしゃべり。
「友達が今、札幌に留学してるの。」
「北海道だね。君は日本に来たことある?」
「東京と京都と…。」
と言って、写真を見せてくれました。中には日本の着物をきた写真もありました。
コーヒーカップは西洋風だけど、燭台は少し中国風。
日本の自分の部屋にも馴染みます。
夜、キャンドルを灯してみました。なかなかいい感じです。

陳君の住む朝阳区(朝陽区)は、オリンピック公園もある開発地区で、
空港にも比較的近くて便利。
北京の都心の住居はどんどん上に伸びていっています。
これらの高層マンションは購入、賃貸のどちらも高額。
中国は土地は国が所有しており、住民はそこに70年間住める権利と建物(部屋)、
を購入するのだそうです。

庶民的な路地に入って行くと、昼間は暇そうにしている店員も朝は忙しく働いていました。
交差点の路上の野菜の朝市も結構な繁盛ぶり。
朝食をお店で食べる人は結構多いようです。
美容院の服務員たちが店の前(屋外)で朝礼していました。
なぜわざわざ屋外で朝礼するのか、陳君に尋ねたけれど、結局わからないまま…。
空港から車で陳君宅へ向かう途中、家具の店があちこちにあるのに気付いていました。
そのうちの1件、香奈宜居(xiangnaiyiju)国際家居広場に入ってみました。
対応してくれたのは若い女性の店員2人。
黒いワンピースに身を包んだ茶色の長い髪の女性、
もう一人は全身黒でパンツスタイルのショートカットのチーフディレクター。
高級店らしく、店員の物腰もやわらか。
「何をお探しですか?」
「中国旅行の記念になるものを買いたいです。中国風の模様のがいいです。
僕の部屋は西洋と東洋のミックス(融合)スタイル。
でも飛行機で帰国するので、大き過ぎるものはダメです。小さいのがいいです。」
「これなんか如何ですか?」
「いいですね。他のものも見たいです。」
「これはどこの国のですか?」
「インドです。」
「いくら?」
「○○」
「うーん、安くない…」
こんなやりとりをしながら、それぞれ別だったコ-ヒーカップとソーサーを組み合わせ、

燭台2つとともに購入。

ホントに散歩だけのつもりで出かけたので所持金が足らず、
一時帰宅して再度来店することに。
精算後、商品を梱包している間、お茶とお菓子とスイカをいただきながら、
髪の長いほうの店員とおしゃべり。
「友達が今、札幌に留学してるの。」
「北海道だね。君は日本に来たことある?」
「東京と京都と…。」
と言って、写真を見せてくれました。中には日本の着物をきた写真もありました。
コーヒーカップは西洋風だけど、燭台は少し中国風。
日本の自分の部屋にも馴染みます。

夜、キャンドルを灯してみました。なかなかいい感じです。

12.2016
中国旅行記(2) 北京 奥林匹克公園(オリンピック公園)
7月29日(金)、夕方まで陳君が外せない用事があるので、
陳君パパが路線バスで奥林匹克公园(オリンピック公園)まで連れて行ってくれました。
奥林匹克公园に入るのに服務員のいるゲートを通過しなければなりません。
ひょっとして有料の公園かな…と思ったら、セキュリティー・チェックでした。
別に鞄の中を開けるのではなくて、空港のようにベルトコンベアの機械でチェックするのです。
(後でわかったのですが、地下鉄の駅に入るときも必ずセキュリティー・チェックがあるのです。)

入ってすぐに目に入いるのは、国家体育場(通称:鳥巣)。
上から見ると龍の形をした人工湖:龍形水系は藻の清掃中でした。

聖火台もすぐ傍にあって、閑散としているけれど写真スポットになっていました。
この道は故宮まで続いていると陳君パパが教えてくれました。
遠くがかすんでいて見えません。中軸線の延長線には建物が無いのだそうです。
中軸線の向こう側には国家水泳センター「水立方」があります。
白いせいか、水の泡というよりも、
洗濯機の洗剤の泡が盛り上がったように見えたのは僕だけ?

プールの横の入口を入るとショップでした。
そして、泡の内部には照明機材がびっしり固定されていました。

フルーツのままだと15元、ジュースにすると30元。ここは値段がやや高めです。

陳君パパの分とフルーツジュースを2つ購入しました。でも冷えてない…。
中国では飲み物はあまり冷やしません。ポットのお湯を常温で冷まして飲むのです。
中軸線を更に進むと、左手に国家体育館、右手に玲珑塔(Linglong Pagoda)。

公園の地下はショッピング・モールになっていました。
地下鉄の8号線と15号線が乗り入れていて、アクセスは便利ですが、
あまり人がいなくて寂しい感じでした。夏休みとはいえ平日の昼間ですからね。
エスカレーターを下りるとすぐに北京市規画展覧館。

この時は、「地震与建築科学館・奥运工程建設展示館」となっていました。
入場料は免費でしたが、身分証の提示が必要でした。
四川や河北の大地震の被害の様子、北京オリンピック会場の建設工程や関係者の写真、
北京市内のジオラマなどが展示されていました。

近代的な建造物ばかりかと思いきや、レトロな佇まいのレストランもありました。
雲南省の料理らしいです。

洼里南口 (Wali Nankou)というバス停からの風景。

白く霞んだ空に、水面に映る影と睡蓮が
近代的建造物の風景にもかかわらず幻想的でした。
朝陽区は新しい開発地区で、マンションがどんどん上に伸びています。
ここから路線バスで帰りました。
翌7月30日(土)に、陳君と奥さん、娘の4人でしゃぶしゃぶを食べに再びここにやって来ました。
中国のしゃぶしゃぶは胡麻ダレで食べます。とにかく量が多い!
お腹がいっぱいになったけれど、デザートは別腹。ドリアンのソフトクリームを購入。
ホントに苦しかったので小さいサイズにしました。(笑)
夜は結構な人出でした。子ども専用美容室、遊び場など、
子どものためのビジネスは異常なほどの充実ぶりです。
帰り道、奥运塔が綺麗にライトアップされていました。

その後8月2日(火)にここオリンピック公園の「水立方」プール にやってきました。
入場料168元は日本でもなかなか立派な値段です。
このほかにロッカー使用料が30元。(先に50元払い、鍵の返却時に20元戻ってきます。)
波のあるプールに滑り台の激しいアトラクション、流水プール、ステージでのダンスショーなど、
波のプールで風船を奪い合うときはかなり盛り上がります。
とにかくお客様を退屈させない工夫が盛り沢山なので、この値段にも納得。

帰りは「水立方」もライトアップ。

というわけで、奥林匹克公园(オリンピック公園)には数回訪れたのですが、
ここは、広大な敷地に近代設備とショッピングモール、豊かな緑と静かな水辺、
レトロなレストランが融合した、北京の新しいシンボル的名所といえるでしょう。
陳君パパが路線バスで奥林匹克公园(オリンピック公園)まで連れて行ってくれました。
奥林匹克公园に入るのに服務員のいるゲートを通過しなければなりません。
ひょっとして有料の公園かな…と思ったら、セキュリティー・チェックでした。
別に鞄の中を開けるのではなくて、空港のようにベルトコンベアの機械でチェックするのです。
(後でわかったのですが、地下鉄の駅に入るときも必ずセキュリティー・チェックがあるのです。)

入ってすぐに目に入いるのは、国家体育場(通称:鳥巣)。

上から見ると龍の形をした人工湖:龍形水系は藻の清掃中でした。

聖火台もすぐ傍にあって、閑散としているけれど写真スポットになっていました。

この道は故宮まで続いていると陳君パパが教えてくれました。

遠くがかすんでいて見えません。中軸線の延長線には建物が無いのだそうです。
中軸線の向こう側には国家水泳センター「水立方」があります。
白いせいか、水の泡というよりも、
洗濯機の洗剤の泡が盛り上がったように見えたのは僕だけ?

プールの横の入口を入るとショップでした。

そして、泡の内部には照明機材がびっしり固定されていました。

フルーツのままだと15元、ジュースにすると30元。ここは値段がやや高めです。


陳君パパの分とフルーツジュースを2つ購入しました。でも冷えてない…。
中国では飲み物はあまり冷やしません。ポットのお湯を常温で冷まして飲むのです。
中軸線を更に進むと、左手に国家体育館、右手に玲珑塔(Linglong Pagoda)。


公園の地下はショッピング・モールになっていました。
地下鉄の8号線と15号線が乗り入れていて、アクセスは便利ですが、
あまり人がいなくて寂しい感じでした。夏休みとはいえ平日の昼間ですからね。

エスカレーターを下りるとすぐに北京市規画展覧館。

この時は、「地震与建築科学館・奥运工程建設展示館」となっていました。
入場料は免費でしたが、身分証の提示が必要でした。
四川や河北の大地震の被害の様子、北京オリンピック会場の建設工程や関係者の写真、
北京市内のジオラマなどが展示されていました。

近代的な建造物ばかりかと思いきや、レトロな佇まいのレストランもありました。
雲南省の料理らしいです。


洼里南口 (Wali Nankou)というバス停からの風景。


白く霞んだ空に、水面に映る影と睡蓮が
近代的建造物の風景にもかかわらず幻想的でした。
朝陽区は新しい開発地区で、マンションがどんどん上に伸びています。
ここから路線バスで帰りました。
翌7月30日(土)に、陳君と奥さん、娘の4人でしゃぶしゃぶを食べに再びここにやって来ました。
中国のしゃぶしゃぶは胡麻ダレで食べます。とにかく量が多い!
お腹がいっぱいになったけれど、デザートは別腹。ドリアンのソフトクリームを購入。
ホントに苦しかったので小さいサイズにしました。(笑)

夜は結構な人出でした。子ども専用美容室、遊び場など、
子どものためのビジネスは異常なほどの充実ぶりです。
帰り道、奥运塔が綺麗にライトアップされていました。

その後8月2日(火)にここオリンピック公園の「水立方」プール にやってきました。
入場料168元は日本でもなかなか立派な値段です。
このほかにロッカー使用料が30元。(先に50元払い、鍵の返却時に20元戻ってきます。)
波のあるプールに滑り台の激しいアトラクション、流水プール、ステージでのダンスショーなど、
波のプールで風船を奪い合うときはかなり盛り上がります。
とにかくお客様を退屈させない工夫が盛り沢山なので、この値段にも納得。

帰りは「水立方」もライトアップ。


というわけで、奥林匹克公园(オリンピック公園)には数回訪れたのですが、
ここは、広大な敷地に近代設備とショッピングモール、豊かな緑と静かな水辺、
レトロなレストランが融合した、北京の新しいシンボル的名所といえるでしょう。
12.2016
中国旅行記(1)
2016年7月28日(木)~8月10日(水)の14日間、夏季休暇で北京に行ってきました。
前回中国に行ったのは北京オリンピックより前なので、随分久しぶりです。
成田から一人で深セン空港での乗り継ぎ(3時間弱)で北京入り。
成田空港~深セン空港は深セン航空as中国国際航空、
深セン空港~北京首都空港は中国国際航空でした。
3人掛けシートで僕は窓際。隣は山東省出身で日本に留学している中国人大学生。
通路側は目が合うと人懐こい笑顔の中国人のおじさん。彼も北京まで。

深圳(シンセン)空港に到着。「3人で一緒に乗り継ごう」ということになりましたが、
入国審査のときに、おじさんとだけはぐれてしまいました。
深圳(Shenzhen)は快晴!空港内はとても明るかったです。

下の写真の左から3人目、喫煙エリアで休憩している白シャツにジーンズの男性が、
隣の席だった大学生。彼とはここでお別れ。

北京首都空港到着後、空港内のバスから降りたところで、
成田から一緒だったおじさんと再び合流。
荷物を受け取り、出口まで一緒。
北京には予定より30分ほど早く着いたけれど、
到着ロビーにはすでに友人の陳君が迎えに来てくれていました。
実は彼も同じ日に羽田発の直行便で北京にひと足早く帰国し、
一旦帰宅した後に車で迎えに来てくれることになっていました。
同じ日に彼の妻子と妻のお姉さん一家も、僕より遅く到着する直行便で帰国。
前回は陳君の地元の山西省太原(Taiyuan)にホームステイ。
今は北京にも家があるので、ここで2週間お世話になります。
これから数回に分けて、北京旅行記です。
前回中国に行ったのは北京オリンピックより前なので、随分久しぶりです。
成田から一人で深セン空港での乗り継ぎ(3時間弱)で北京入り。
成田空港~深セン空港は深セン航空as中国国際航空、
深セン空港~北京首都空港は中国国際航空でした。
3人掛けシートで僕は窓際。隣は山東省出身で日本に留学している中国人大学生。
通路側は目が合うと人懐こい笑顔の中国人のおじさん。彼も北京まで。



深圳(シンセン)空港に到着。「3人で一緒に乗り継ごう」ということになりましたが、
入国審査のときに、おじさんとだけはぐれてしまいました。
深圳(Shenzhen)は快晴!空港内はとても明るかったです。


下の写真の左から3人目、喫煙エリアで休憩している白シャツにジーンズの男性が、
隣の席だった大学生。彼とはここでお別れ。

北京首都空港到着後、空港内のバスから降りたところで、
成田から一緒だったおじさんと再び合流。
荷物を受け取り、出口まで一緒。
北京には予定より30分ほど早く着いたけれど、
到着ロビーにはすでに友人の陳君が迎えに来てくれていました。
実は彼も同じ日に羽田発の直行便で北京にひと足早く帰国し、
一旦帰宅した後に車で迎えに来てくれることになっていました。
同じ日に彼の妻子と妻のお姉さん一家も、僕より遅く到着する直行便で帰国。
前回は陳君の地元の山西省太原(Taiyuan)にホームステイ。
今は北京にも家があるので、ここで2週間お世話になります。
これから数回に分けて、北京旅行記です。