Information
■ライブ・スケジュール 詳細を見る
2023年
9月30日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅
11月25日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅

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2023年
9月30日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅
11月25日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅
31.2014
小笠原伯爵邸(2)
2014年7月28日(月)の小笠原伯爵邸見学の続きです。
グランド・サロンはかつては食堂でした。ついシャンデリアに目がいきがちですが、中央の大テーブルは唯一残された家具の一つで、実際に伯爵家が使っていたものだそうです。(他のお客様が利用されていたため写真には写っていませんが、小笠原伯爵邸のHPでご覧になれます。)
ダークブラウンで重厚感のある部屋ですね。個人的には書斎として使用したい趣です。
グランド・サロンの隣はピアノのあるラウンジがつながっています。先程のダークブラウンとは打って変わって、白やベージュを基調としたクラシカルでエレガントな雰囲気です。窓枠も白くなっていますが、窓の斜めの格子はグランド・サロンと同様に統一されています。ピアノや木製家具が床のブラウンに近い色に統一され、暖色系のゴージャスなアクセント・ラグと上手くコーディネートされています。窓のステンドグラスも主張しすぎず…さすがです!お酒も置いてありますが、こんなふかふかのソファーで飲めば、くつろげそうです。


そしてイスラム風のデザインで統一されたシガールーム。 当時の男性の社交場でした。豪華なイスラム装飾に圧倒されます。

庭に出てみました。シガールームの外観はこうなっているんですね。唐草模様は西アジアの雰囲気ですが、太陽のモチーフなどがちょっとポップな印象です。噴水越しに見る建物も素敵です。噴水では3組のつがいの鳩たちが戯れています。

オリーブの記念樹がありました。日本スペイン交流400年を祝して、スペイン・アンダルシアより推定樹齢500年のオリーブの木が2013年の春に記念植樹されたのだそうです。

一通り見学を終えて、再び中に入り記念撮影をしました。写真下中央のパティオの横の廊下もシンプルで気に入りました。

最後にギャラリーの鶏の絵画と、屋外にあった鶏のパン焼き窯などの鶏グッズを紹介します。鶏の他にも噴水の鳩をはじめ正面玄関の鳥の形の植え込みなど鳥のモチーフが沢山ありました。


これだけ鶏にこだわるのは、「バルセロスの雄鶏(ポルトガル)」、スペインではサント・ドミンゴ・デ・ カルサダの鶏伝説を意識してのことなのか、スタッフに尋ねてみたのですが、確かなことは解りませんでした。
しかし、後で小笠原伯爵について調べてみたら、小笠原 長幹氏…おがさわら ながよし、1885(明治18)- 1935(昭和10)の干支は酉年でした。(笑)
ご自身の干支である鶏がお好きだったのですね。そこからスペインではサント・ドミンゴ・デ・ カルサダの鶏伝説につながっていったかどうかは不明です。
以上、2回に亘って小笠原伯爵邸を紹介しました。再び訪れてみたい場所がまた1つ増えました。
グランド・サロンはかつては食堂でした。ついシャンデリアに目がいきがちですが、中央の大テーブルは唯一残された家具の一つで、実際に伯爵家が使っていたものだそうです。(他のお客様が利用されていたため写真には写っていませんが、小笠原伯爵邸のHPでご覧になれます。)
ダークブラウンで重厚感のある部屋ですね。個人的には書斎として使用したい趣です。


グランド・サロンの隣はピアノのあるラウンジがつながっています。先程のダークブラウンとは打って変わって、白やベージュを基調としたクラシカルでエレガントな雰囲気です。窓枠も白くなっていますが、窓の斜めの格子はグランド・サロンと同様に統一されています。ピアノや木製家具が床のブラウンに近い色に統一され、暖色系のゴージャスなアクセント・ラグと上手くコーディネートされています。窓のステンドグラスも主張しすぎず…さすがです!お酒も置いてありますが、こんなふかふかのソファーで飲めば、くつろげそうです。




そしてイスラム風のデザインで統一されたシガールーム。 当時の男性の社交場でした。豪華なイスラム装飾に圧倒されます。


庭に出てみました。シガールームの外観はこうなっているんですね。唐草模様は西アジアの雰囲気ですが、太陽のモチーフなどがちょっとポップな印象です。噴水越しに見る建物も素敵です。噴水では3組のつがいの鳩たちが戯れています。


オリーブの記念樹がありました。日本スペイン交流400年を祝して、スペイン・アンダルシアより推定樹齢500年のオリーブの木が2013年の春に記念植樹されたのだそうです。


一通り見学を終えて、再び中に入り記念撮影をしました。写真下中央のパティオの横の廊下もシンプルで気に入りました。



最後にギャラリーの鶏の絵画と、屋外にあった鶏のパン焼き窯などの鶏グッズを紹介します。鶏の他にも噴水の鳩をはじめ正面玄関の鳥の形の植え込みなど鳥のモチーフが沢山ありました。





これだけ鶏にこだわるのは、「バルセロスの雄鶏(ポルトガル)」、スペインではサント・ドミンゴ・デ・ カルサダの鶏伝説を意識してのことなのか、スタッフに尋ねてみたのですが、確かなことは解りませんでした。
しかし、後で小笠原伯爵について調べてみたら、小笠原 長幹氏…おがさわら ながよし、1885(明治18)- 1935(昭和10)の干支は酉年でした。(笑)
ご自身の干支である鶏がお好きだったのですね。そこからスペインではサント・ドミンゴ・デ・ カルサダの鶏伝説につながっていったかどうかは不明です。
以上、2回に亘って小笠原伯爵邸を紹介しました。再び訪れてみたい場所がまた1つ増えました。
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30.2014
小笠原伯爵邸(1)
2014年7月28日(月)みんなで小笠原伯爵邸を見学してきました。東京都選定歴史的建造物(第66号)です。
1927年(昭和2年)に建てられた笠原長幹伯爵の邸宅が75年の時を経て甦りました。
掻き落とし仕上げと呼ばれるクリーム色の外壁にエメラルドグリーンのスペイン瓦。
イスラム風の濃密華麗な装飾。
当時の芸術の粋が結集したスパニッシュ様式の館を紹介します。
15:00に大江戸線の若松河田駅 河田口に集合。地上出口の交番のすぐそばに小笠原伯爵邸はあります。
正面玄関の葡萄棚のデザインキャノピー(天蓋・ひさし)がお洒落です。
見学は15:30~17:00なので、予定通り、先にカフェを利用することにしました。全員で一緒に座れる席がなかったので、パティオ(中庭)に案内されました。この日は湿度がそれほど高くなく、カラッと晴れていて、まるでスペインにいるようでした。
ロの字型のパティオなので、プラーバシーを保ったうえ、夏の暑い日射しは遮ってくれて、本当に有効活用できていますね。オリーブとバラが元気に繁っています。
パティオに配された階段を上ると、芝生のルーフガーデンがあります。2Fの部屋から出られるようになっていて、プライベートな空間のイメージです。今は周囲にマンションがありますが、当時は広々としていたでしょうね。

ルーフガーデンには日よけのテントのようなものが設置されていて、小さなシャンデリアがあるような凝りよう。下を見下ろすと、庭が一望できます。

1Fに下りて、サロン・ギャラリーから見学しました。鶏や花の絵画を沢山展示してあるのが印象的です。採光のために天窓がありますね。

メインダイニングに寄りました。後で調べたら、かつて書斎・居間として利用されていたのだそう…。こんな広々とした部屋が書斎だなんて、驚きです。奥のベランダも今はダイニングとして使われています。

この後、グランド・サロン(旧食堂)へと続きます。
1927年(昭和2年)に建てられた笠原長幹伯爵の邸宅が75年の時を経て甦りました。
掻き落とし仕上げと呼ばれるクリーム色の外壁にエメラルドグリーンのスペイン瓦。
イスラム風の濃密華麗な装飾。
当時の芸術の粋が結集したスパニッシュ様式の館を紹介します。
15:00に大江戸線の若松河田駅 河田口に集合。地上出口の交番のすぐそばに小笠原伯爵邸はあります。
正面玄関の葡萄棚のデザインキャノピー(天蓋・ひさし)がお洒落です。


見学は15:30~17:00なので、予定通り、先にカフェを利用することにしました。全員で一緒に座れる席がなかったので、パティオ(中庭)に案内されました。この日は湿度がそれほど高くなく、カラッと晴れていて、まるでスペインにいるようでした。


ロの字型のパティオなので、プラーバシーを保ったうえ、夏の暑い日射しは遮ってくれて、本当に有効活用できていますね。オリーブとバラが元気に繁っています。


パティオに配された階段を上ると、芝生のルーフガーデンがあります。2Fの部屋から出られるようになっていて、プライベートな空間のイメージです。今は周囲にマンションがありますが、当時は広々としていたでしょうね。


ルーフガーデンには日よけのテントのようなものが設置されていて、小さなシャンデリアがあるような凝りよう。下を見下ろすと、庭が一望できます。


1Fに下りて、サロン・ギャラリーから見学しました。鶏や花の絵画を沢山展示してあるのが印象的です。採光のために天窓がありますね。


メインダイニングに寄りました。後で調べたら、かつて書斎・居間として利用されていたのだそう…。こんな広々とした部屋が書斎だなんて、驚きです。奥のベランダも今はダイニングとして使われています。


この後、グランド・サロン(旧食堂)へと続きます。
27.2014
暑中お見舞い申し上げます。
夏休みに入ってしばらく経ちました。暑い日々が続いておりますが、皆様は如何お過ごしですか?
街中は週末のセール期間ということもあって、どこも人でいっぱい。夜はビアガーデンも盛況でした。
正直、日中は外出したくありませんね。

どこでもドアが欲しい…。
街中は週末のセール期間ということもあって、どこも人でいっぱい。夜はビアガーデンも盛況でした。
正直、日中は外出したくありませんね。

どこでもドアが欲しい…。
24.2014
今日の料理:鶏むね肉と夏野菜のカレー
今日はしばらくぶりにカレーを作りました。題して 「鶏むね肉と夏野菜のカレー」です。
ナスの紫とゴーヤの緑にパプリカの赤が映えます。やはり夏は鮮やかな色どりが食欲を誘いますね。
市販のカレールーを利用したので時間も短縮。豆乳を入れたので、色が薄くなって、味もまろやかになりました。
鶏むね肉と夏野菜のカレー

【材料】
鶏むね肉、ナス、ゴーヤ、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、セロリの葉、ブロッコリーの葉、エリンギ、しめじ、パプリカ、アスパラ、生姜、にんにく、鷹の爪、カレールー(中辛)、豆乳、オリーブオイル、コショウ、塩、ゆず塩、ご飯
【作り方】
①鶏むね肉は包丁の背でたたいて、フォークで穴をあけ、塩と砂糖を入れた水につけて、下ごしらえしておきます。
(僕は1晩つけておきましたが、15分程度でも大丈夫そうです。)
②じゃがいも、にんじんを1口サイズに切り、鍋で煮ます。後から豆乳を足すので、最初の水は少なめです。
③アスパラも1/3に切り、塩少々を入れた①の鍋を利用して短時間でゆで上げます。ゆで上がったら冷水につけて色止めします。
④フライパンで鶏むね肉をオリーブオイル、コショウ、ゆず塩できつね色になるまで炒め、 ナス、後からゴーヤも一緒に炒めます。ナスは油をいっぱい吸うので、オリーブオイルを足して、焦がさないよう注意しましょう。
⑤①に玉ねぎ、セロリの葉、ブロッコリーの葉、エリンギ、しめじ、生姜、にんにく、鷹の爪、を入れて煮込みます。
⑥さらにカレールーと③の鶏むね肉を入れて、味を見ながら豆乳を注ぎ足していきます。
⑦色と食感を失いたくないので、パプリカは最後に入れます。
⑧ご飯を入れたお皿にカレーをかけ、③のナスとゴーヤをトッピング、そして最後に②のアスパラを添えて出来上がりです。
ナスの紫とゴーヤの緑にパプリカの赤が映えます。やはり夏は鮮やかな色どりが食欲を誘いますね。
市販のカレールーを利用したので時間も短縮。豆乳を入れたので、色が薄くなって、味もまろやかになりました。
鶏むね肉と夏野菜のカレー

【材料】
鶏むね肉、ナス、ゴーヤ、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、セロリの葉、ブロッコリーの葉、エリンギ、しめじ、パプリカ、アスパラ、生姜、にんにく、鷹の爪、カレールー(中辛)、豆乳、オリーブオイル、コショウ、塩、ゆず塩、ご飯
【作り方】
①鶏むね肉は包丁の背でたたいて、フォークで穴をあけ、塩と砂糖を入れた水につけて、下ごしらえしておきます。
(僕は1晩つけておきましたが、15分程度でも大丈夫そうです。)
②じゃがいも、にんじんを1口サイズに切り、鍋で煮ます。後から豆乳を足すので、最初の水は少なめです。
③アスパラも1/3に切り、塩少々を入れた①の鍋を利用して短時間でゆで上げます。ゆで上がったら冷水につけて色止めします。
④フライパンで鶏むね肉をオリーブオイル、コショウ、ゆず塩できつね色になるまで炒め、 ナス、後からゴーヤも一緒に炒めます。ナスは油をいっぱい吸うので、オリーブオイルを足して、焦がさないよう注意しましょう。
⑤①に玉ねぎ、セロリの葉、ブロッコリーの葉、エリンギ、しめじ、生姜、にんにく、鷹の爪、を入れて煮込みます。
⑥さらにカレールーと③の鶏むね肉を入れて、味を見ながら豆乳を注ぎ足していきます。
⑦色と食感を失いたくないので、パプリカは最後に入れます。
⑧ご飯を入れたお皿にカレーをかけ、③のナスとゴーヤをトッピング、そして最後に②のアスパラを添えて出来上がりです。
17.2014
9月6日(土)湯島カスターでのライブのフライヤー公開
9月6日(土)湯島カスターでのライブのフライヤーを公開しました。
サブタイトルは「夏の余韻」。
クラシカル・クロスオーバーのソロ・ユニット
Beneath the Blueのヴォーカル:KEIJIと
ピアニスト:堀内なつみがコラボする
珠玉のオリジナル&スタンダード・ナンバー
次回のドイツ・リートは、シューベルトの「Auf dem Wasser zu singen(水の上にて歌える)」の予定です。
他にもクラシカル・クロスオーバーの曲も予定しておりますが、ジャズのナンバーを多めに…と思案中です。
秋風月(8月の異称)が過ぎても、まだ残暑が厳しい折、残暑克服ライブとなるよう、頑張ります!!
堀内なつみさんのピアノソロもお楽しみに!!

サブタイトルは「夏の余韻」。
クラシカル・クロスオーバーのソロ・ユニット
Beneath the Blueのヴォーカル:KEIJIと
ピアニスト:堀内なつみがコラボする
珠玉のオリジナル&スタンダード・ナンバー
次回のドイツ・リートは、シューベルトの「Auf dem Wasser zu singen(水の上にて歌える)」の予定です。
他にもクラシカル・クロスオーバーの曲も予定しておりますが、ジャズのナンバーを多めに…と思案中です。
秋風月(8月の異称)が過ぎても、まだ残暑が厳しい折、残暑克服ライブとなるよう、頑張ります!!
堀内なつみさんのピアノソロもお楽しみに!!

16.2014
昨日はヌーヴェルあばんせでラテン・ライブでした。
昨日はヌーヴェルあばんせでラテン・ライブでした。
当初、やまざきれいこさんと2人の予定でしたが、オーナーの計らいで、10月18日(土)の原宿でのライブで共演する小川はるみさんも一緒に出演する運びとなりました。
暑い中、大勢のお客様にお越しいただき、ありがとうございました。
昨日の僕のプログラムはクラシカル・クロスーオーバーのアレンジのヘンデル「私を泣かせてください」、オリジナル曲が2曲、それ以外はラテンでした。
「Sabor A Mi」を初めて歌いました。ゆったりとしたボレロのリズムで、ピアノの中上香代子さんとパーカッションの佐藤英樹さんとの息もぴったりで、初めてながらも確かな手ごたえが感じられました。他のコード進行のアレンジも探りながら、歌い込んでいきたいと思います。
ヌーヴェルあばんせでのライブ、8月はお休みです。次回9月16日(火)もラテンで、小川はるみさんも出演します。どうぞ宜しくお願いします。
当初、やまざきれいこさんと2人の予定でしたが、オーナーの計らいで、10月18日(土)の原宿でのライブで共演する小川はるみさんも一緒に出演する運びとなりました。
暑い中、大勢のお客様にお越しいただき、ありがとうございました。
昨日の僕のプログラムはクラシカル・クロスーオーバーのアレンジのヘンデル「私を泣かせてください」、オリジナル曲が2曲、それ以外はラテンでした。
「Sabor A Mi」を初めて歌いました。ゆったりとしたボレロのリズムで、ピアノの中上香代子さんとパーカッションの佐藤英樹さんとの息もぴったりで、初めてながらも確かな手ごたえが感じられました。他のコード進行のアレンジも探りながら、歌い込んでいきたいと思います。
ヌーヴェルあばんせでのライブ、8月はお休みです。次回9月16日(火)もラテンで、小川はるみさんも出演します。どうぞ宜しくお願いします。
14.2014
ヌーヴェルあばんせのライブ、いよいよ明日
夕べは風が強かったのですが、今日は打って変わって穏やかな晴天が広がっています。
ヌーヴェルあばんせのラテン・ライブがいよいよ明日になりました。やまざき礼子さんとご一緒させていただきます。ピアノの中上香代子さんとパーカッションの佐藤英樹さんのサポートです。
僕は今楽譜の制作中です。どうぞお楽しみに!
ヌーヴェルあばんせのラテン・ライブがいよいよ明日になりました。やまざき礼子さんとご一緒させていただきます。ピアノの中上香代子さんとパーカッションの佐藤英樹さんのサポートです。
僕は今楽譜の制作中です。どうぞお楽しみに!
12.2014
自由学園 明日館(2)
7月8日(火)、再び自由学園 明日館を訪れました。アメリカの巨匠フランク・ロイド・ライトと遠藤新の設計により建設されました。
明日館建設にあたり羽仁夫妻にライトを推薦したのは今回は14時からのガイドに合わせました。
外観は6月10日のブログで紹介済みなので、そちらをご覧ください。
ガイドさんの説明で最も印象に残ったのは、「動態保存」という言葉でした。
(1)オリジナルの復原
まだ使える古材をできるだけ使用し、当時の左官屋さんの技術を再現。
(2)恒久性を高めるための工夫
フランク・ロイド・ライト氏の建物がたくさんあるカナダやアメリカと違って、日本は湿度が高いため、低いプレーリー・スタイルの建物では床がすぐダメになってしまう。そこで床下に対策を施した。
(3)活用のための改善
講習会や結婚式の会場としても開かれており、トイレなど快適に使用できるよう改善。
それでは内部をご覧下さい。
ホール 大谷石の暖炉と壁画です。

そしてホールの窓。傍からだとかなり見上げる感じです。幾何学的なデザインの窓に切り取られた空間はとても新鮮な印象を受けました。

ホールの窓は高く、当時の女学生たちの身長では開閉や清掃が大変だったため、半分ほどの高さに切断されたそうです。下の版画と現在の窓を比較してみて下さい。中央下の横向きの太い桟が切り取られているのがおわかりになりますか?

続いて食堂です。外光を採り入れた明るい空間です。完全に部屋を仕切らず、スキップ・フロアになっています。

三角椅子も小さくてかわいらしかったのですが、照明のデザインは今見ても斬新です。

前回使用中で見学できなかった講堂です。大谷石の暖炉もあり、音楽会も開かれています。試しにア・カペラでAve Mariaを歌ってみました。木と大谷石のぬくもりのある響きでした。フランク・ロイド・ライト氏のお父様は音楽家で、ご自身もベートーヴェンなどがお好きなのだそうです。

資料展示室には模型の他に、フランク・ロイド・ライト氏や遠藤新氏の設計した建物の写真集などがありました。その中には、この自由学園 明日館の幾何学的な装飾と類似、共通したものがいくつもありました。
外に出ると、6月10日は真っ白だったカシワバアジサイが薄紅色に変わっていました。

明日館建設にあたり羽仁夫妻にライトを推薦したのは今回は14時からのガイドに合わせました。
外観は6月10日のブログで紹介済みなので、そちらをご覧ください。
ガイドさんの説明で最も印象に残ったのは、「動態保存」という言葉でした。
(1)オリジナルの復原
まだ使える古材をできるだけ使用し、当時の左官屋さんの技術を再現。
(2)恒久性を高めるための工夫
フランク・ロイド・ライト氏の建物がたくさんあるカナダやアメリカと違って、日本は湿度が高いため、低いプレーリー・スタイルの建物では床がすぐダメになってしまう。そこで床下に対策を施した。
(3)活用のための改善
講習会や結婚式の会場としても開かれており、トイレなど快適に使用できるよう改善。
それでは内部をご覧下さい。
ホール 大谷石の暖炉と壁画です。


そしてホールの窓。傍からだとかなり見上げる感じです。幾何学的なデザインの窓に切り取られた空間はとても新鮮な印象を受けました。


ホールの窓は高く、当時の女学生たちの身長では開閉や清掃が大変だったため、半分ほどの高さに切断されたそうです。下の版画と現在の窓を比較してみて下さい。中央下の横向きの太い桟が切り取られているのがおわかりになりますか?


続いて食堂です。外光を採り入れた明るい空間です。完全に部屋を仕切らず、スキップ・フロアになっています。


三角椅子も小さくてかわいらしかったのですが、照明のデザインは今見ても斬新です。


前回使用中で見学できなかった講堂です。大谷石の暖炉もあり、音楽会も開かれています。試しにア・カペラでAve Mariaを歌ってみました。木と大谷石のぬくもりのある響きでした。フランク・ロイド・ライト氏のお父様は音楽家で、ご自身もベートーヴェンなどがお好きなのだそうです。

資料展示室には模型の他に、フランク・ロイド・ライト氏や遠藤新氏の設計した建物の写真集などがありました。その中には、この自由学園 明日館の幾何学的な装飾と類似、共通したものがいくつもありました。
外に出ると、6月10日は真っ白だったカシワバアジサイが薄紅色に変わっていました。

09.2014
BODEGA(ボデガ)池袋店でランチ
昨日レッスンの後、みんなで自由学園を見学する前に、しばらくぶりにBODEGA(ボデガ)池袋店へランチに行ってきました。
平日の混雑時ですが予約対応してくださったので助かりました。
パエリャのコースだとサラダではなく、鮮魚のカルパッチョがつきます。その日の仕入れによって魚介は変わるそうです。この日は鯛でした。
これは「魚介のパエリャ(3人前)」です。ホタテの存在感が抜群!

そして、僕がオーダーした「イベリコ豚とキノコのパエリャ(2人前)」。ガーリック風味のソースがついていて、お好みで混ぜることができます。

お米は国産のものを使用。芯が残らなくて日本人の好みに合うのだそうです。また、1人前用の個別の盤よりも大きな盤で作った方が味が滲みておいしいのだそうです。両方ともサフランの黄色が鮮やかで、ボリュームもあり、好評でした。
食後はデザート(写真は2人前)がついていて、コーヒーか紅茶が選べます。シンプルながら盛り付けもお洒落で、美味しかったです。

平日の混雑時ですが予約対応してくださったので助かりました。
パエリャのコースだとサラダではなく、鮮魚のカルパッチョがつきます。その日の仕入れによって魚介は変わるそうです。この日は鯛でした。
これは「魚介のパエリャ(3人前)」です。ホタテの存在感が抜群!

そして、僕がオーダーした「イベリコ豚とキノコのパエリャ(2人前)」。ガーリック風味のソースがついていて、お好みで混ぜることができます。

お米は国産のものを使用。芯が残らなくて日本人の好みに合うのだそうです。また、1人前用の個別の盤よりも大きな盤で作った方が味が滲みておいしいのだそうです。両方ともサフランの黄色が鮮やかで、ボリュームもあり、好評でした。
食後はデザート(写真は2人前)がついていて、コーヒーか紅茶が選べます。シンプルながら盛り付けもお洒落で、美味しかったです。

06.2014
昨日はカスター・ライブでした。シューマン「くるみの木」&チャイコフスキーの「四季」より 6月「舟歌」
昨日はカスター・ライブでした。梅雨時にもかかわらず、お昼頃は傘もまばらな程度の小雨もがり、お天気にもめぐまれました。これも皆さんの日頃の行いの成果ですね。大勢のお客様に来ていただき、とても感謝しております。ありがとうございました。
前回のブログでも触れましたが、ピアニストの堀内なつみさんのご協力で、プログラムにドイツ・リートを採り入れるようになりました。他のプログラムとの兼ね合いで、どのタイミングで演奏するか、構成に工夫が必要だと考えていました。イギリス民謡との相性がいいと感じていたので、その線で構成してみました。
第1部のオープニングは、ヘンデルの「Lascia ch'io pianga(私を泣かせてください)」とアイルランド民謡「Scarborough Fair(スカボロ・フェア)」。ヘンデル(1685-1759)はドイツ生まれでイギリスに帰化した作曲家で、バロック期を代表する作曲家の一人です。一方スカボロ・フェアの起源は中世の吟遊詩人の時代にまでさかのぼります。それぞれFとFmのKeyなので、2曲続けたとき流れがよいのも理由の一つです。
今回のドイツ・リートのテーマは前回同様、シューベルトとシューマン。曲は「Die Forelle(鱒)」と「Nußbaum(くるみの木)」でした。シューベルトとシューマンについては過去に触れたので割愛します。確認したい方はコチラ。
「Nußbaum(くるみの木)」はシューマンがクララと結婚した1840年、いわゆる「歌の年」にクララに贈った歌曲集「ミルテの花」の中の曲です。因みにミルテは古代ギリシャ・ローマでは、豊穣の女神デーメーテールや愛と美と性の女神アプロディテ(ヴィーナス)に捧げる花とされ、純粋な愛情と多産を象徴する、婚礼に欠かせない花でした。
Nußbaum(くるみの木)
家の前には葉に茂ったくるみの木
芳香を漂わせ、軽やかに枝を広げる
枝にはたくさんの可愛らしい花
そよ風が吹いて来て、そっとひるがえす
花は2つずつ対になってささやきあう
小さな頭にキスしようと、優雅におじぎをしながら
お花はささやく、一人の乙女のこと
夜も昼も物思いにふけり、
しかも、ああ、自分で何を考えているかもわかっていない乙女のこと
花はささやき交わす -
こんなにかすかな話し声が誰にわかるだろう?
-ささやくは花婿と、翌くる年のこと
乙女は耳を澄ませ、木はさやぐ。
憧れ、思いめぐらせ、乙女は微笑みながら、眠りと夢の中へ落ちてゆく
Julius Mosen:ユリウス・モーゼン(1803-1867)
クルミには雄花と雌花があり、風媒により受粉します。
そして、クルミの花もまた生命や不滅のシンボルとして婚礼に欠かせない花の一つでした。またオーストリアでは、未婚女性が枝に棒を投げてひっかかれば結婚が近い…という、恋占いにも用いる風習があったそうです。
こうした背景から、詩の「ささやくは花婿と、翌くる年のこと」とは、結婚と出産を暗示していると読み取れます。
つまり、この詩の乙女はクルミの木の前で、未来の花婿になる人物、そしてその翌年に生まれるであろう子どものことを想像しながら眠りについている、ということなのです。
第2部のオープニングは、堀内なつみさんのピアノ・ソロで、チャイコフスキーの「四季」より、6月「バルカローレ(舟歌)」。
ロシア音楽がお好きだそうで、その後に僕のレパートリーである、ロシアの作曲家ボロディンの「ダッタン人の踊り」につなげようというわけです。
堀内なつみさんによれば、雑誌「ヌーヴェリスト」(=短編小説家の意味)の企画依頼で寄せられたロシアの詩人の作品にチャイコフスキー(1840-1893)が作曲したものだそうです。
6月「バルカローレ(舟歌)」 チャイコフスキーの「四季」より
岸辺に出かけよう 波打つ岸辺に
波は僕らの足に くちづけをするだろう
星たちは得も言われぬ悲しみをたたえ
僕らの頭上に輝くだろう
詩:Aleksey Plescheev アレクセイ・プレシチェーエフ(1825-1893)
この後はシャンソン、ジャズ、ラテンへと続き、アンコールはオリジナル・アレンジのCaro mio benと、サンバ・アレンジの'O sole mioで幕を閉じたのでした。
次回のカスター・ライブは9月6日(土)です。どうぞお楽しみに。
前回のブログでも触れましたが、ピアニストの堀内なつみさんのご協力で、プログラムにドイツ・リートを採り入れるようになりました。他のプログラムとの兼ね合いで、どのタイミングで演奏するか、構成に工夫が必要だと考えていました。イギリス民謡との相性がいいと感じていたので、その線で構成してみました。
第1部のオープニングは、ヘンデルの「Lascia ch'io pianga(私を泣かせてください)」とアイルランド民謡「Scarborough Fair(スカボロ・フェア)」。ヘンデル(1685-1759)はドイツ生まれでイギリスに帰化した作曲家で、バロック期を代表する作曲家の一人です。一方スカボロ・フェアの起源は中世の吟遊詩人の時代にまでさかのぼります。それぞれFとFmのKeyなので、2曲続けたとき流れがよいのも理由の一つです。
今回のドイツ・リートのテーマは前回同様、シューベルトとシューマン。曲は「Die Forelle(鱒)」と「Nußbaum(くるみの木)」でした。シューベルトとシューマンについては過去に触れたので割愛します。確認したい方はコチラ。
「Nußbaum(くるみの木)」はシューマンがクララと結婚した1840年、いわゆる「歌の年」にクララに贈った歌曲集「ミルテの花」の中の曲です。因みにミルテは古代ギリシャ・ローマでは、豊穣の女神デーメーテールや愛と美と性の女神アプロディテ(ヴィーナス)に捧げる花とされ、純粋な愛情と多産を象徴する、婚礼に欠かせない花でした。
Nußbaum(くるみの木)
家の前には葉に茂ったくるみの木
芳香を漂わせ、軽やかに枝を広げる
枝にはたくさんの可愛らしい花
そよ風が吹いて来て、そっとひるがえす
花は2つずつ対になってささやきあう
小さな頭にキスしようと、優雅におじぎをしながら
お花はささやく、一人の乙女のこと
夜も昼も物思いにふけり、
しかも、ああ、自分で何を考えているかもわかっていない乙女のこと
花はささやき交わす -
こんなにかすかな話し声が誰にわかるだろう?
-ささやくは花婿と、翌くる年のこと
乙女は耳を澄ませ、木はさやぐ。
憧れ、思いめぐらせ、乙女は微笑みながら、眠りと夢の中へ落ちてゆく
Julius Mosen:ユリウス・モーゼン(1803-1867)
クルミには雄花と雌花があり、風媒により受粉します。
そして、クルミの花もまた生命や不滅のシンボルとして婚礼に欠かせない花の一つでした。またオーストリアでは、未婚女性が枝に棒を投げてひっかかれば結婚が近い…という、恋占いにも用いる風習があったそうです。
こうした背景から、詩の「ささやくは花婿と、翌くる年のこと」とは、結婚と出産を暗示していると読み取れます。
つまり、この詩の乙女はクルミの木の前で、未来の花婿になる人物、そしてその翌年に生まれるであろう子どものことを想像しながら眠りについている、ということなのです。
第2部のオープニングは、堀内なつみさんのピアノ・ソロで、チャイコフスキーの「四季」より、6月「バルカローレ(舟歌)」。
ロシア音楽がお好きだそうで、その後に僕のレパートリーである、ロシアの作曲家ボロディンの「ダッタン人の踊り」につなげようというわけです。
堀内なつみさんによれば、雑誌「ヌーヴェリスト」(=短編小説家の意味)の企画依頼で寄せられたロシアの詩人の作品にチャイコフスキー(1840-1893)が作曲したものだそうです。
6月「バルカローレ(舟歌)」 チャイコフスキーの「四季」より
岸辺に出かけよう 波打つ岸辺に
波は僕らの足に くちづけをするだろう
星たちは得も言われぬ悲しみをたたえ
僕らの頭上に輝くだろう
詩:Aleksey Plescheev アレクセイ・プレシチェーエフ(1825-1893)
この後はシャンソン、ジャズ、ラテンへと続き、アンコールはオリジナル・アレンジのCaro mio benと、サンバ・アレンジの'O sole mioで幕を閉じたのでした。
次回のカスター・ライブは9月6日(土)です。どうぞお楽しみに。
03.2014
今日の料理:夏野菜のカレー
今日は朝から夏野菜のカレーを作りました。野菜だけで、肉はいっさい使っていません。
市販のカレールーとカット・トマト缶を利用したので時間も短縮。
具の大きさを揃えるため、にんじんは太い部分と細い部分はすりおろし、真ん中のやや細い部分をスライスしました。
ブロッコリーの茎も繊維が多いのですりおろしました。
最後にフライパンで ナス、オクラをオリーブオイル、コショウ、ゆず塩で炒めたものをトッピング。夏野菜を強調します。
今回は使用していませんが、お好みのスパイスを加えれば、一味違ったものになるでしょう。
夏野菜のカレー

【材料】ご飯
カレー:じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、セロリ、ブロッコリーの茎、エリンギ、マイタケ、生姜、にんにく、鷹の爪、カレールー(中辛)、トマト缶
トッピング:ナス、オクラ、オリーブオイル、コショウ、ゆず塩
市販のカレールーとカット・トマト缶を利用したので時間も短縮。
具の大きさを揃えるため、にんじんは太い部分と細い部分はすりおろし、真ん中のやや細い部分をスライスしました。
ブロッコリーの茎も繊維が多いのですりおろしました。
最後にフライパンで ナス、オクラをオリーブオイル、コショウ、ゆず塩で炒めたものをトッピング。夏野菜を強調します。
今回は使用していませんが、お好みのスパイスを加えれば、一味違ったものになるでしょう。
夏野菜のカレー

【材料】ご飯
カレー:じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、セロリ、ブロッコリーの茎、エリンギ、マイタケ、生姜、にんにく、鷹の爪、カレールー(中辛)、トマト缶
トッピング:ナス、オクラ、オリーブオイル、コショウ、ゆず塩
01.2014
カスター・ライブが間近になりました。
7月5日(土)のカスター・ライブが間近になりました。ピアノはもうお馴染になりました堀内なつみさん。
5月のライブ以来、プログラムにドイツ・リートを採り入れるようになりました。コンサートホールやミュージックサロンでのリサイタルならともかく、セッションを醍醐味とするライブハウスでは非常に珍しいかもしれませんね。今月もシューベルトとシューマンの予定です。
Beneath the Blueのライブは、既存のジャンルの壁をとり払いつつ、前半・後半の各パートでそれぞれ統一感を持たせたプログラム構成を心がけるようにしています。
しかし、ラテンとジャズ、シャンソンとカンツォーネはラテン語族なので、組み合わせとしては相性がいいのですが、ドイツ・リートとそれらは音楽のテイストがかなり遠いところにあります。ドイツ・リートはイギリス民謡との相性がいいように思います。
というわけで、次回のライブ、どうぞお楽しみに!お天気に恵まれるといいです。

5月のライブ以来、プログラムにドイツ・リートを採り入れるようになりました。コンサートホールやミュージックサロンでのリサイタルならともかく、セッションを醍醐味とするライブハウスでは非常に珍しいかもしれませんね。今月もシューベルトとシューマンの予定です。
Beneath the Blueのライブは、既存のジャンルの壁をとり払いつつ、前半・後半の各パートでそれぞれ統一感を持たせたプログラム構成を心がけるようにしています。
しかし、ラテンとジャズ、シャンソンとカンツォーネはラテン語族なので、組み合わせとしては相性がいいのですが、ドイツ・リートとそれらは音楽のテイストがかなり遠いところにあります。ドイツ・リートはイギリス民謡との相性がいいように思います。
というわけで、次回のライブ、どうぞお楽しみに!お天気に恵まれるといいです。
