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■ライブ・スケジュール 詳細を見る
2024年
1月20日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅
2月18日(日)
Sunday Groovy Live Vol.14:SHOCK-ON(食×音) 12:10 Open 13:00 Start
JR川口駅
3月16日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
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2024年
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2月18日(日)
Sunday Groovy Live Vol.14:SHOCK-ON(食×音) 12:10 Open 13:00 Start
JR川口駅
3月16日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅
31.2014
上野の森シャンソン倶楽部2014の写真が届きました。
5月も末日になり、だんだん夏らしくなってきました。昨日から窓を開けて過ごしています。
そんな折、4月5日に有楽町マリオンで開催された、上野の森シャンソン倶楽部2014の写真が届きました。
まずはオープニング「パリはシャンパン」。

そして「ジェザベル」。悪魔なのか天使なのか…?悪女ジェザベルの虜になった男の心の叫びの歌。
続いてオリジナル曲「ラビスメナの嘆き」。南米ブラジルの民話「海のうなるわけ」を題材にした、二人のお姫様の友情の物語。

そしてフィナーレ「パリの屋根の下」。

とてもきれいな照明ですね。写真を見ると思い出が鮮明に蘇ります。
他の写真もオフィシャル・ウェブサイトのギャラリーに掲載しました。よろしければご覧ください。
そんな折、4月5日に有楽町マリオンで開催された、上野の森シャンソン倶楽部2014の写真が届きました。
まずはオープニング「パリはシャンパン」。

そして「ジェザベル」。悪魔なのか天使なのか…?悪女ジェザベルの虜になった男の心の叫びの歌。

続いてオリジナル曲「ラビスメナの嘆き」。南米ブラジルの民話「海のうなるわけ」を題材にした、二人のお姫様の友情の物語。

そしてフィナーレ「パリの屋根の下」。

とてもきれいな照明ですね。写真を見ると思い出が鮮明に蘇ります。
他の写真もオフィシャル・ウェブサイトのギャラリーに掲載しました。よろしければご覧ください。
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29.2014
日光・霧降高原の旅(4) 小杉放菴記念日光美術館&明治の館
2014年5月13日(火)、日光・霧降高原の旅のつづきです。
13:20に神橋に到着した我々は、しばし日光のおいしい水「磐裂霊水」で喉を潤し、次なる目的地へ。
神橋の下を流れる大谷川の清流の向こう側に小杉放菴記念日光美術館はあります。白いツツジが満開で、とても爽やかでした。


早速1Fの美術館併設のカフェで休憩。帰りの電車に合わせて早めの夕食を摂るため、15:30過ぎに明治の館を予約してあります。なので昼食は我慢です。といっても、ここはソフトドリンクとケーキセットぐらいしかありませんが…。

1Fカフェはドームのような部分の吹き抜けになっており、その2F部分が美術館のロビーになっていて、コンサートなどが催されることがあるそうです。今は眩しいばかりの新緑ですが、四季折々の風景を背景に演奏会ができるなんて、いいですね。

1時間程美術館を楽しみました。竹の水墨画や踊る良寛など、収蔵作品は期待以上の充実ぶりでした。斜面を利用した建築なので、2F部分が出入口になっており、庭につながっています。
変わった花が咲いていました。黒くて怪しげなその姿…。後で調べてみたら、その名もなんと「黒まむし草」。有毒です…。

13:15頃に美術館を後にし、明治の館へ向かいました。木々と苔むした石垣に挟まれた坂道を登ります。
10分ほどで明治の館に到着。芝生の庭には常盤なずなが一面に咲いていました。

1Fのテラス席はお茶をするのに気持ちよさそうですが、今回予約したのは2Fのこの部屋。昨年は芝生の庭側のゲストルームだったので、気分を変えて別の部屋をお願いしていました。30名くらい入っても大丈夫そうな広さです。壁の中央にアンティークなドレッサーがあったので尋ねてみたら、やはり夫婦の寝室として使われていた部屋でした。

僕は「真鯛のムニエル ブラウンバターソース」のAコース(サラダ、スープ、ライス、魚料理、チーズケーキ、コーヒー)を注文。明治の館の特製ワインのボトルと「エスカルゴのブルゴーニュ風」、「湯波と干瓢のサラダ」をシェアしました。
他のメンバーのオーダーも写真に撮らせていただいたので紹介しますね。




かぼちゃのスープは、具を切ってゆでたものとこしたものの2段階を混ぜていたように思われます。とろみと具の食感を混在させるなんて、手が込んでいます。
別の人がオーダーしたバジルソースのパンは、ガーリックがもう少し効いててもいいという声もありましたが良かったです。
「真鯛のムニエル ブラウンバターソース」 新鮮な食材と絶妙な焼き加減で良かったです。
「エスカルゴのブルゴーニュ風」 こんな大きなエスカルゴはなかなかお目にすることができないかも…。
「湯波と干瓢のサラダ」 去年いただいた時に感激して、今年もオーダーしました。爽やかな逸品です。
「ロールキャベツ」 ボリューム満点です。
「カニクリームコロッケ」 食べてないのでわかりませんが、美味しいに決まっています。
「虹鱒のムニエル明治の館風」 去年これをいただきました。日光ならではのメニューの1つです。
とにかくみんな、雰囲気もよくてゆったり座れて、美味しかったと大好評でした。
予め17:05にお願いしていたタクシーで東武日光駅へ。東武日光駅17:29発➱浅草20:05着。
東武鉄道で帰路についたのでした。
明治時代に西洋人によって見出され、鉄道の開発とともに、皇室や観光客に愛され続けた日光。今回は明治時代以降から昭和初期、あるいはポストモダンの建築物をめぐり、そこで食事などを楽しみながら過ごす旅でした。また、この土地ゆかりの画家:小杉放菴にも時の流れを超えて近づくことができました。心配されていた雨も夜のうちに過ぎてくれて、良かったです。
13:20に神橋に到着した我々は、しばし日光のおいしい水「磐裂霊水」で喉を潤し、次なる目的地へ。
神橋の下を流れる大谷川の清流の向こう側に小杉放菴記念日光美術館はあります。白いツツジが満開で、とても爽やかでした。




早速1Fの美術館併設のカフェで休憩。帰りの電車に合わせて早めの夕食を摂るため、15:30過ぎに明治の館を予約してあります。なので昼食は我慢です。といっても、ここはソフトドリンクとケーキセットぐらいしかありませんが…。


1Fカフェはドームのような部分の吹き抜けになっており、その2F部分が美術館のロビーになっていて、コンサートなどが催されることがあるそうです。今は眩しいばかりの新緑ですが、四季折々の風景を背景に演奏会ができるなんて、いいですね。


1時間程美術館を楽しみました。竹の水墨画や踊る良寛など、収蔵作品は期待以上の充実ぶりでした。斜面を利用した建築なので、2F部分が出入口になっており、庭につながっています。
変わった花が咲いていました。黒くて怪しげなその姿…。後で調べてみたら、その名もなんと「黒まむし草」。有毒です…。


13:15頃に美術館を後にし、明治の館へ向かいました。木々と苔むした石垣に挟まれた坂道を登ります。

10分ほどで明治の館に到着。芝生の庭には常盤なずなが一面に咲いていました。


1Fのテラス席はお茶をするのに気持ちよさそうですが、今回予約したのは2Fのこの部屋。昨年は芝生の庭側のゲストルームだったので、気分を変えて別の部屋をお願いしていました。30名くらい入っても大丈夫そうな広さです。壁の中央にアンティークなドレッサーがあったので尋ねてみたら、やはり夫婦の寝室として使われていた部屋でした。


僕は「真鯛のムニエル ブラウンバターソース」のAコース(サラダ、スープ、ライス、魚料理、チーズケーキ、コーヒー)を注文。明治の館の特製ワインのボトルと「エスカルゴのブルゴーニュ風」、「湯波と干瓢のサラダ」をシェアしました。
他のメンバーのオーダーも写真に撮らせていただいたので紹介しますね。








かぼちゃのスープは、具を切ってゆでたものとこしたものの2段階を混ぜていたように思われます。とろみと具の食感を混在させるなんて、手が込んでいます。
別の人がオーダーしたバジルソースのパンは、ガーリックがもう少し効いててもいいという声もありましたが良かったです。
「真鯛のムニエル ブラウンバターソース」 新鮮な食材と絶妙な焼き加減で良かったです。
「エスカルゴのブルゴーニュ風」 こんな大きなエスカルゴはなかなかお目にすることができないかも…。
「湯波と干瓢のサラダ」 去年いただいた時に感激して、今年もオーダーしました。爽やかな逸品です。
「ロールキャベツ」 ボリューム満点です。
「カニクリームコロッケ」 食べてないのでわかりませんが、美味しいに決まっています。
「虹鱒のムニエル明治の館風」 去年これをいただきました。日光ならではのメニューの1つです。
とにかくみんな、雰囲気もよくてゆったり座れて、美味しかったと大好評でした。
予め17:05にお願いしていたタクシーで東武日光駅へ。東武日光駅17:29発➱浅草20:05着。
東武鉄道で帰路についたのでした。
明治時代に西洋人によって見出され、鉄道の開発とともに、皇室や観光客に愛され続けた日光。今回は明治時代以降から昭和初期、あるいはポストモダンの建築物をめぐり、そこで食事などを楽しみながら過ごす旅でした。また、この土地ゆかりの画家:小杉放菴にも時の流れを超えて近づくことができました。心配されていた雨も夜のうちに過ぎてくれて、良かったです。
28.2014
日光・霧降高原の旅(3) 大笹牧場&明治時代の面影を残す日光駅
2014年5月13日(火)朝5:00頃に起床、さっそく朝風呂へ。霧降高原の朝は名前の通り、霧に包まれていました。「牧場の朝」を彷彿させる風景です。

天気予報では午前中は雨が残るということでしたが、朝食の間に外が明るくなってきた気がしたので、意を決して大笹牧場に向かうことにしました。
東武バス「高原橋」9:57発に乗って、ぐんぐん山を登っていきます。30分ほどで終点:大笹牧場に到着。売店を一通り見た後、「こやぎの丘 わんぱく広場」から廻ることにしました。

柵に近寄っていくと、餌をもらえると勘違いした山羊が1頭、いちもくさんに寄ってきました。餌がないとわかると、手のひらを返したように他へ行ってしまいました。(笑)

別の広場には馬もいました。右下の馬はしきりに柵を噛んでいましたが、たんぽぽの花をあげると喜んで食べました。おそるおそる頭をなでてみましたが平気でした。柔らかい毛で覆われた耳のさわり心地は気持ちよくて最高でした。

売店ではチーズなども販売していました。僕は赤しそ入りのチーズが気に入りました。ジンギスカンに興味があったけれど、ソフトクリームを購入して、そのまま11:35発のバスに乗りました。
途中の六方沢橋は長さ320m、標高1,434m、谷底からは134mの高さにあるそう。

12:25頃、JR日光駅に到着。明治時代の面影を残す白亜の木造建築の駅です。
駅舎2階にはかつて一等車利用者用の待合室だった「ホワイトルーム」があり、現在はギャラリーとして利用されています。シャンデリアのある瀟洒な建物は近代素材にはない優雅さと気品にあふれ、当時の人々が羨ましい限りです。
往時を偲ばせる古い写真も展示されていました。

神橋のそばにある小杉放菴記念日光美術館に向かうため、12:35頃、駅前に停車しているバスに乗りました。神橋まで直線でわずか数分で到着するつもりでいたら、世界遺産めぐりのバスでした。途中右に曲がって橋を渡ると大谷川沿いを走り、やがて東照宮付近を廻りはじめるではありませんか。神橋から大きくそれ、勝道上人像前や大猷院・二荒山神社前を通り、どんどん上がっていく料金表に蒼ざめ、覚悟を決めたその瞬間、西参道を過ぎると料金が¥200に戻りました。
13:20、神橋に着いて下車する際に、料金表が上がって蒼ざめていったことを運転手に話すと、ニヤリ(笑)。おちゃめな運転手さんでした。
神橋のバス停の前には日光物産商会があります。明治38年に建築され登録有形文化財にも指定されています。もともとは日光金谷ホテルの経営だったのだとか…。赤い屋根と朱塗りの神橋がよく合っています。

日光のおいしい水「磐裂霊水(いわさくれいすい)」なるものがありました。せっかくなので、9割ほど入った500mlのペットボトルの水を一気に飲み干し、全部入れ替えました。

この後、いよいよ小杉放菴記念日光美術館です。(つづく)


天気予報では午前中は雨が残るということでしたが、朝食の間に外が明るくなってきた気がしたので、意を決して大笹牧場に向かうことにしました。
東武バス「高原橋」9:57発に乗って、ぐんぐん山を登っていきます。30分ほどで終点:大笹牧場に到着。売店を一通り見た後、「こやぎの丘 わんぱく広場」から廻ることにしました。


柵に近寄っていくと、餌をもらえると勘違いした山羊が1頭、いちもくさんに寄ってきました。餌がないとわかると、手のひらを返したように他へ行ってしまいました。(笑)


別の広場には馬もいました。右下の馬はしきりに柵を噛んでいましたが、たんぽぽの花をあげると喜んで食べました。おそるおそる頭をなでてみましたが平気でした。柔らかい毛で覆われた耳のさわり心地は気持ちよくて最高でした。


売店ではチーズなども販売していました。僕は赤しそ入りのチーズが気に入りました。ジンギスカンに興味があったけれど、ソフトクリームを購入して、そのまま11:35発のバスに乗りました。
途中の六方沢橋は長さ320m、標高1,434m、谷底からは134mの高さにあるそう。

12:25頃、JR日光駅に到着。明治時代の面影を残す白亜の木造建築の駅です。


駅舎2階にはかつて一等車利用者用の待合室だった「ホワイトルーム」があり、現在はギャラリーとして利用されています。シャンデリアのある瀟洒な建物は近代素材にはない優雅さと気品にあふれ、当時の人々が羨ましい限りです。


往時を偲ばせる古い写真も展示されていました。


神橋のそばにある小杉放菴記念日光美術館に向かうため、12:35頃、駅前に停車しているバスに乗りました。神橋まで直線でわずか数分で到着するつもりでいたら、世界遺産めぐりのバスでした。途中右に曲がって橋を渡ると大谷川沿いを走り、やがて東照宮付近を廻りはじめるではありませんか。神橋から大きくそれ、勝道上人像前や大猷院・二荒山神社前を通り、どんどん上がっていく料金表に蒼ざめ、覚悟を決めたその瞬間、西参道を過ぎると料金が¥200に戻りました。
13:20、神橋に着いて下車する際に、料金表が上がって蒼ざめていったことを運転手に話すと、ニヤリ(笑)。おちゃめな運転手さんでした。
神橋のバス停の前には日光物産商会があります。明治38年に建築され登録有形文化財にも指定されています。もともとは日光金谷ホテルの経営だったのだとか…。赤い屋根と朱塗りの神橋がよく合っています。


日光のおいしい水「磐裂霊水(いわさくれいすい)」なるものがありました。せっかくなので、9割ほど入った500mlのペットボトルの水を一気に飲み干し、全部入れ替えました。


この後、いよいよ小杉放菴記念日光美術館です。(つづく)
25.2014
日光・霧降高原の旅(2) ヤマツツジに囲まれた山のレストラン&霧降の滝
2014年5月12日(月)の日光・霧降高原の旅のつづきです。絶景なので大画像がふんだんにあります。
東武日光駅から14:15発ののシャトルバスに乗ること15分、途中のつつじヶ丘のツツジの群落に驚嘆の声をあげつつ、今宵のホテル「大江戸温泉 日光霧降」に到着。荷物を預けて、ホテル15:00発のシャトルバスで「霧降の滝」に向かいます。予めホテルと交渉して、無料シャトルバスで途中下車させてもらうことが可能です。
「霧降の滝入口」のバス停から5~600mほどのところに山のレストランはあります。ヤマツツジに囲まれて素敵でした。

カナダ材をふんだんに取り入れた北米風のカフェレストランです。

2階の展望室やテラスからは霧降の滝や日光連山がよく見えます。

2階の展望室やテラスはカフェを利用しなくても自由に入ることができます。僕たちは数名はカフェを利用し、残りのメンバーは観漠台まで散策することにしました。
山のレストランの横から霧降の滝観漠台への遊歩道に入ります。

山のレストランの裏側はこんな感じ。こんな別荘…憧れます。

ちゃんと道案内があるので安心。

石畳の緩やかな階段と、美しい新緑。

すれ違う人と「こんにちは」と挨拶を交わしながら、観漠台に到着。すぐそばで滝を見ることはできないのですが、大自然を堪能できます。

歩くこと8分で霧降の滝観漠台に到着。2段になった霧降の滝。葛飾北斎はどこから眺めた滝を描いたのか、気になります。

山のレストランに戻り、今度は気になっていたツツジの群落に向かいました。

白い水仙の向こうには真赤なヤマツツジの群落。近くで見てみたいという衝動に駆られて、どんどん奥に進みます。

とうとう大山ハイキングコースの入口へ。

案内板のすぐ左側に、先程のヤマツツジの群落があります。ヤマツツジのトンネルをくぐると、

少し開けた場所に笹とツツジの群落の向こうに日光連山が見えました。野趣あふれるコースです。

他にもこんな花が咲いていました。後で調べてみたら、「ウワミズザクラ」でした。白い小さな花がブラシのように集まっていて、桜という名前には似つかわしくない花ですね。

「霧降の滝入口」のバス停付近でホテルのシャトルバス(東武日光駅16:40発)に拾ってもらいます。もちろん予め交渉済みです。バス停のそばにもこんなスポットがあるので、待っている間、まったく退屈しません。でも、この後しっかり雨に降られてしまうのです。山の天気は変わりやすいので要注意です!

17:00頃にホテルにチェックイン。ポストモダンの建築家:ロバート・ヴェンチューリ氏が設計したそう。霧降高原の高台にあるので眺望は抜群です。

晴れていれば露天風呂から星空を眺めることができたかもしれないのですが、生憎の空模様。翌日、大笹牧場に向かうか日光駅周辺に下りるか、決断できないまま床に就いたのでした。(つづく)
東武日光駅から14:15発ののシャトルバスに乗ること15分、途中のつつじヶ丘のツツジの群落に驚嘆の声をあげつつ、今宵のホテル「大江戸温泉 日光霧降」に到着。荷物を預けて、ホテル15:00発のシャトルバスで「霧降の滝」に向かいます。予めホテルと交渉して、無料シャトルバスで途中下車させてもらうことが可能です。
「霧降の滝入口」のバス停から5~600mほどのところに山のレストランはあります。ヤマツツジに囲まれて素敵でした。


カナダ材をふんだんに取り入れた北米風のカフェレストランです。


2階の展望室やテラスからは霧降の滝や日光連山がよく見えます。


2階の展望室やテラスはカフェを利用しなくても自由に入ることができます。僕たちは数名はカフェを利用し、残りのメンバーは観漠台まで散策することにしました。
山のレストランの横から霧降の滝観漠台への遊歩道に入ります。

山のレストランの裏側はこんな感じ。こんな別荘…憧れます。

ちゃんと道案内があるので安心。

石畳の緩やかな階段と、美しい新緑。


すれ違う人と「こんにちは」と挨拶を交わしながら、観漠台に到着。すぐそばで滝を見ることはできないのですが、大自然を堪能できます。


歩くこと8分で霧降の滝観漠台に到着。2段になった霧降の滝。葛飾北斎はどこから眺めた滝を描いたのか、気になります。



山のレストランに戻り、今度は気になっていたツツジの群落に向かいました。


白い水仙の向こうには真赤なヤマツツジの群落。近くで見てみたいという衝動に駆られて、どんどん奥に進みます。


とうとう大山ハイキングコースの入口へ。

案内板のすぐ左側に、先程のヤマツツジの群落があります。ヤマツツジのトンネルをくぐると、


少し開けた場所に笹とツツジの群落の向こうに日光連山が見えました。野趣あふれるコースです。

他にもこんな花が咲いていました。後で調べてみたら、「ウワミズザクラ」でした。白い小さな花がブラシのように集まっていて、桜という名前には似つかわしくない花ですね。

「霧降の滝入口」のバス停付近でホテルのシャトルバス(東武日光駅16:40発)に拾ってもらいます。もちろん予め交渉済みです。バス停のそばにもこんなスポットがあるので、待っている間、まったく退屈しません。でも、この後しっかり雨に降られてしまうのです。山の天気は変わりやすいので要注意です!


17:00頃にホテルにチェックイン。ポストモダンの建築家:ロバート・ヴェンチューリ氏が設計したそう。霧降高原の高台にあるので眺望は抜群です。


晴れていれば露天風呂から星空を眺めることができたかもしれないのですが、生憎の空模様。翌日、大笹牧場に向かうか日光駅周辺に下りるか、決断できないまま床に就いたのでした。(つづく)
24.2014
日光・霧降高原の旅(1) 日光金谷ホテル「百年カレー」
明治時代に外国人のリゾートとして発展を遂げた日光。昨年の日光旅行に続いて、今年は「明治時代以降の近代建築をたどる旅」というテーマでゆったりのんびりのグループ旅行を企画しました。
2014年5月12日(月)東武線浅草駅ホーム9:00集合。
東武スカイツリーライン快速「東武日光」行き9:10発➱東武日光駅11:21着。
タクシーで日光金谷ホテルへ直行。(路線バスだと「神橋」が最寄です。)
現存する日本最古のリゾートクラシックホテルとして名高い老舗ホテルで、登録有形文化財にも指定されています。

11:40頃、本館1F。回転ドアを通り抜けると、赤いゴージャスなカーペットと、現代から見ればやや低めの天井が、レトロ感を感じさせます。内装の東照宮を模した造りは外国人観光客を意識してのことでしょうか。バーの奥にコーヒーラウンジ「メイプルリーフ」はあります。

さっそく中へ。もちろん「百年カレー」が目当てです。ビーフ、ポークもありますが、僕は鴨肉にしました。


2003年に蔵の中から発見された大正時代のレシピをもとに、現代向きにアレンジしたものだそうです。ライスの上にアーモンドスライスが乗せてあり、カレーはココナッツミルクが入っていて、非常にまろやかでした。あまり辛くないカレーです。

アイスクリームとコーヒーのセットです。手作り感満載の昔のアイスクリームでした。
木造一部大谷石造の本館ロビーと日光東照宮 千人武者行列。日光ならではの華やかな装飾が施されていました。


ロビーからは借景を活かした素敵な庭園を眺めることができます。ガラスにストロボが反射していたのが残念です。

ロビーの一角には展示コーナーがあり老舗ホテルの歴史を知ることができます。1873年(明治6年)6月、日光東照宮の楽師(笙奏者)金谷善一郎が自宅を改造して、外国人向けの民宿として「金谷カッテージ・イン」を開業したのが始まりで、「金谷ホテル」としては1893年(明治26年)からだそうです。
別館は、1935年(昭和10年)に新設されたもので、久米権九郎氏の設計によるものだそうです。いつか泊まってみたいものです。

庭園から大谷川散策路に進みました。山つつじと新緑の隙間から大谷川の清流が見えます。

そばで見るせせらぎは勢いがあり迫力があります。横から見る神橋は、下まで降りた人だけの特権です。


昨年、東照宮の参道で初めて見た「常盤ナズナ」。小さくて本当に可憐な花です。

ホテルの前の坂を下りてすぐ右側、日光物産商会の前に「神橋」のバス停はあります。ここから13:11発の湯元温泉行きの東武バスに乗り、2つ目の「西参道」で下車。すぐそばに「日光真光教会」はあります。
James McDonald Gardiner(ジェームズ・マクドナルド・ガーディナー)の設計で、1914年(大正3年)に施工された、ゴシック様式の教会です。ここを訪れたのは4回目なのですが、残念ながら留守で、礼拝することはできませんでした。事前に確認されたほうがよいかも知れませんね。

内部は、昨年のブログ「日光・中禅寺湖の旅(1) 日光真光教会」でご覧下さい。
教会の裏庭にはオオデマリが咲いていました。咲き始めは黄緑色で、そのうち白くなるそうです。

この後は東武バス「西参道」13:57発➱「東武日光」14:02着。14:15発のシャトルバスで、今宵の宿「大江戸温泉物語 日光霧降」に向います。(つづく)
2014年5月12日(月)東武線浅草駅ホーム9:00集合。
東武スカイツリーライン快速「東武日光」行き9:10発➱東武日光駅11:21着。
タクシーで日光金谷ホテルへ直行。(路線バスだと「神橋」が最寄です。)
現存する日本最古のリゾートクラシックホテルとして名高い老舗ホテルで、登録有形文化財にも指定されています。


11:40頃、本館1F。回転ドアを通り抜けると、赤いゴージャスなカーペットと、現代から見ればやや低めの天井が、レトロ感を感じさせます。内装の東照宮を模した造りは外国人観光客を意識してのことでしょうか。バーの奥にコーヒーラウンジ「メイプルリーフ」はあります。


さっそく中へ。もちろん「百年カレー」が目当てです。ビーフ、ポークもありますが、僕は鴨肉にしました。




2003年に蔵の中から発見された大正時代のレシピをもとに、現代向きにアレンジしたものだそうです。ライスの上にアーモンドスライスが乗せてあり、カレーはココナッツミルクが入っていて、非常にまろやかでした。あまり辛くないカレーです。


アイスクリームとコーヒーのセットです。手作り感満載の昔のアイスクリームでした。
木造一部大谷石造の本館ロビーと日光東照宮 千人武者行列。日光ならではの華やかな装飾が施されていました。




ロビーからは借景を活かした素敵な庭園を眺めることができます。ガラスにストロボが反射していたのが残念です。


ロビーの一角には展示コーナーがあり老舗ホテルの歴史を知ることができます。1873年(明治6年)6月、日光東照宮の楽師(笙奏者)金谷善一郎が自宅を改造して、外国人向けの民宿として「金谷カッテージ・イン」を開業したのが始まりで、「金谷ホテル」としては1893年(明治26年)からだそうです。

別館は、1935年(昭和10年)に新設されたもので、久米権九郎氏の設計によるものだそうです。いつか泊まってみたいものです。


庭園から大谷川散策路に進みました。山つつじと新緑の隙間から大谷川の清流が見えます。


そばで見るせせらぎは勢いがあり迫力があります。横から見る神橋は、下まで降りた人だけの特権です。




昨年、東照宮の参道で初めて見た「常盤ナズナ」。小さくて本当に可憐な花です。

ホテルの前の坂を下りてすぐ右側、日光物産商会の前に「神橋」のバス停はあります。ここから13:11発の湯元温泉行きの東武バスに乗り、2つ目の「西参道」で下車。すぐそばに「日光真光教会」はあります。
James McDonald Gardiner(ジェームズ・マクドナルド・ガーディナー)の設計で、1914年(大正3年)に施工された、ゴシック様式の教会です。ここを訪れたのは4回目なのですが、残念ながら留守で、礼拝することはできませんでした。事前に確認されたほうがよいかも知れませんね。


内部は、昨年のブログ「日光・中禅寺湖の旅(1) 日光真光教会」でご覧下さい。
教会の裏庭にはオオデマリが咲いていました。咲き始めは黄緑色で、そのうち白くなるそうです。

この後は東武バス「西参道」13:57発➱「東武日光」14:02着。14:15発のシャトルバスで、今宵の宿「大江戸温泉物語 日光霧降」に向います。(つづく)
22.2014
ヌーヴェルあばんせのライブ、ありがとうございました。
一昨日はヌーヴェルあばんせのライブでした。すでにご案内した通り、今月から奇数月の第3火曜日のラテンの日、偶数月は第2水曜日に出演することになっております。
御来場くださったお客様、ありがとうございました。宮本紀子さん、八田かずこさん、そしてピアノの中上香代子さんとパーカッションの佐藤英樹さんとのステージ、お楽しみいただけましたか?
僕は第1ステージでは「グリーン・スリーブス」「韃靼人の踊り」の他、しばらくぶりに「死んだ男の残したものは」などで、第2ステージは「イパネマの娘」「アマポーラ」「コーヒー・ルンバ」「エル・クンバンチェロ」…とラテンナンバーを揃えました。第1ステージはおとなしめで、第2ステージがラテンナンバーばかりだったので、それぞれのステージに緩急を織り交ぜればよかったかと、少し反省しております。
皆さんにご報告です。2014年10月18日(土)、原宿のミュージック・レストラン「ラ・ドンナ(La Donnna)」でライブが決定しました。サポート・ミュージシャンは、ピアノの中上香代子さんとパーカッションの佐藤英樹さんです。詳細は未定ですが、ランチタイムなので食事をしながら、ゆったりとお楽しみいただけると思います。どうぞお誘い合わせのうえ、お越しください!
よろしくお願いします。
御来場くださったお客様、ありがとうございました。宮本紀子さん、八田かずこさん、そしてピアノの中上香代子さんとパーカッションの佐藤英樹さんとのステージ、お楽しみいただけましたか?
僕は第1ステージでは「グリーン・スリーブス」「韃靼人の踊り」の他、しばらくぶりに「死んだ男の残したものは」などで、第2ステージは「イパネマの娘」「アマポーラ」「コーヒー・ルンバ」「エル・クンバンチェロ」…とラテンナンバーを揃えました。第1ステージはおとなしめで、第2ステージがラテンナンバーばかりだったので、それぞれのステージに緩急を織り交ぜればよかったかと、少し反省しております。
皆さんにご報告です。2014年10月18日(土)、原宿のミュージック・レストラン「ラ・ドンナ(La Donnna)」でライブが決定しました。サポート・ミュージシャンは、ピアノの中上香代子さんとパーカッションの佐藤英樹さんです。詳細は未定ですが、ランチタイムなので食事をしながら、ゆったりとお楽しみいただけると思います。どうぞお誘い合わせのうえ、お越しください!
よろしくお願いします。
19.2014
明日はヌーヴェルあばんせでラテンのライブです。
明日はヌーヴェルあばんせでラテンのライブです。宮本紀子さんとご一緒させていただきます。ピアノの中上香代子さんとパーカッションの佐藤英樹さんにサポートしていただきます。どうぞお楽しみに!
今日はよく晴れました。我が家の柿の木に花が咲いています。去年初めて1個だけ実を結んだのですが、今年はどうでしょう?花はそれなりの数咲いているのですが、そのうちいくつ結実するか楽しみです。

連休明けに日光霧降に旅行してきました。そのうちアップしますね。
今日はよく晴れました。我が家の柿の木に花が咲いています。去年初めて1個だけ実を結んだのですが、今年はどうでしょう?花はそれなりの数咲いているのですが、そのうちいくつ結実するか楽しみです。


連休明けに日光霧降に旅行してきました。そのうちアップしますね。
18.2014
昨日はカスターでライブでした。シューベルト:鱒
昨日はカスターでライブでした。五月ということで、春から初夏にピッタリのケルト系の曲を集めたライブでした。数日前に風邪をひいて、治すのにかかりきりでした。しかしご案内していたドイツリート、シューベルトの「鱒(Die Forelle)」は予定通りに演奏できて、ホッとしました。
シューベルトの「鱒(Die Forelle)」は、シューバルトの詩にシューベルトが作曲した、AABという形式の3節の変化有節歌曲です。
「清らかな川の中ですいすい泳ぐ鱒と岸辺に立つ一人の釣り人。川の水が澄み切っている限り、鱒が釣り針にかかることはない。しびれを切らした釣り人は、卑怯にも川の水をかきまわし、水を濁らせる。こうして鱒はひっかかってしまった。」
ところが、シューバルトの元々の詩は第4節まであります。
「青春のまっただ中にいる娘さんたち、この鱒をごらんなさい。男たちはこうしてずるい手をつかって、あなた方をひっかけようとしているのです。だから用心なさい。さもないと後悔しますよ。」
シューベルトはこの第4節の「男はこのようにして女をたぶらかすもの、だから気をつけなさい。」という意味の寓意を省略しました。寓意を全て言ってしまうのではなく、鱒が釣り上げられる直前で終結させています。いきな計らいですね。
第2ステージはラテン、ジャズ、カンツォーネ中心のプログラムでした。次回7月もお楽しみに!
シューベルトの「鱒(Die Forelle)」は、シューバルトの詩にシューベルトが作曲した、AABという形式の3節の変化有節歌曲です。
「清らかな川の中ですいすい泳ぐ鱒と岸辺に立つ一人の釣り人。川の水が澄み切っている限り、鱒が釣り針にかかることはない。しびれを切らした釣り人は、卑怯にも川の水をかきまわし、水を濁らせる。こうして鱒はひっかかってしまった。」
ところが、シューバルトの元々の詩は第4節まであります。
「青春のまっただ中にいる娘さんたち、この鱒をごらんなさい。男たちはこうしてずるい手をつかって、あなた方をひっかけようとしているのです。だから用心なさい。さもないと後悔しますよ。」
シューベルトはこの第4節の「男はこのようにして女をたぶらかすもの、だから気をつけなさい。」という意味の寓意を省略しました。寓意を全て言ってしまうのではなく、鱒が釣り上げられる直前で終結させています。いきな計らいですね。
第2ステージはラテン、ジャズ、カンツォーネ中心のプログラムでした。次回7月もお楽しみに!
07.2014
5月のカスター・ライブ:ケルト&ドイツリート/シューベルトとシューマンについて。
ゴールデンウィークは如何お過ごしでしたか?5月17日(土)のカスターでのライブが間近に迫ってきました。フライヤーには記載してありませんが、次回のライブは、前半はケルト系のイギリス民謡とドイツリートを盛り込んだ、新緑の5月を意識したプログラムです。
シューベルト(1797-1828)とシューマン(1810-1856)。
シューベルト(Franz Peter Schubert)は生涯で600余曲のドイツリートを作り、「歌曲の王」と呼ばれることもあります。モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンといった古典主義時代からロマン主義時代に大きく転回する時期に先駆者的役割を果たしました。
一方、シューマン(Robert Alexander Schumann)は、それまでピアノ曲ばかりを作曲していたのに、ピアニスト:クララ・シューマン(Clara Josephine Schumann)と結婚した1840年には、1年ほどの間に『詩人の恋』作品48、『リーダークライス』作品24と作品39、『女の愛と生涯』作品42など180曲余りの歌曲を作曲しました。いわゆる「歌の年」です。
二人ともロマン派音楽を代表する作曲家ですが、シューベルトがピアノの伴奏を単なる和声的な支えにとどまらず、詩の持つ情緒を表現する上で重要な役割を果たした歌曲を作り、シューマンはそれをより一層徹底させたといえます。特に『詩人の恋』では、ハイネの詩を非常に深く解釈し、極端に短い前奏の後、まず歌で詩を語らせ、長い後奏で詩の内面を吐露する作風が特徴的です。(どちらが藝術的に上という意味ではありません。)
これらのドイツリートをイギリス地方の古い民謡と並べて聴くと、それぞれの持ち味がはっきり感じられることでしょう。
後半にはジャズやラテン語族のプログラムも沢山用意しております。これもピアニストに堀内なつみさんを迎えてこそ実現するのです。どうぞ足をお運びくださいね。
シューベルト(1797-1828)とシューマン(1810-1856)。
シューベルト(Franz Peter Schubert)は生涯で600余曲のドイツリートを作り、「歌曲の王」と呼ばれることもあります。モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンといった古典主義時代からロマン主義時代に大きく転回する時期に先駆者的役割を果たしました。
一方、シューマン(Robert Alexander Schumann)は、それまでピアノ曲ばかりを作曲していたのに、ピアニスト:クララ・シューマン(Clara Josephine Schumann)と結婚した1840年には、1年ほどの間に『詩人の恋』作品48、『リーダークライス』作品24と作品39、『女の愛と生涯』作品42など180曲余りの歌曲を作曲しました。いわゆる「歌の年」です。
二人ともロマン派音楽を代表する作曲家ですが、シューベルトがピアノの伴奏を単なる和声的な支えにとどまらず、詩の持つ情緒を表現する上で重要な役割を果たした歌曲を作り、シューマンはそれをより一層徹底させたといえます。特に『詩人の恋』では、ハイネの詩を非常に深く解釈し、極端に短い前奏の後、まず歌で詩を語らせ、長い後奏で詩の内面を吐露する作風が特徴的です。(どちらが藝術的に上という意味ではありません。)
これらのドイツリートをイギリス地方の古い民謡と並べて聴くと、それぞれの持ち味がはっきり感じられることでしょう。
後半にはジャズやラテン語族のプログラムも沢山用意しております。これもピアニストに堀内なつみさんを迎えてこそ実現するのです。どうぞ足をお運びくださいね。
03.2014
昨日はヌーヴェルあばんせでライブでした。
昨日は五月祭の翌日で、ヌーヴェルあばんせでライブでした。出演はヴォーカルの澤チエさん、桜井まみさん、未果さん、ピアノの蝦名知子さんで、ジャズ、シャンソン、ラテンと多岐に亘るプログラムでした。
日本では夏も近づく八十八夜で、新茶の季節ですが、ヨーロッパでは待ちわびた春が到来する時期。昨日のライブは「五月のパリが好き」など5月づくしとなりました。
僕は「アマポーラ(Amapola)」「イパネマの娘(Garota de Ipanema)」など春と夏を意識したプログラム。
先日、五月祭の前日に精霊を探しに森林を散歩したことから、ケルトの名曲「スカボロー・フェア(Scarborogh Fair)」、他には「Spain」「This Masqurade」など…。
5月1日に我が家のナニワイバラ (難波茨)が初めて咲きました。3年前に挿木でできた苗ですが、一昨年の大雪で葉を落としたものの、見事に復活しました。
日本へは江戸時代に難波商人によって中国から持ち込まれたのがその名の由来だそうです。

夏に清楚な花を咲かせる夏椿(別名:娑羅樹・シャラノキ)に雰囲気が似ています。
今年は蕾を含めて4輪で、今は部屋で観賞しています。
日本では夏も近づく八十八夜で、新茶の季節ですが、ヨーロッパでは待ちわびた春が到来する時期。昨日のライブは「五月のパリが好き」など5月づくしとなりました。
僕は「アマポーラ(Amapola)」「イパネマの娘(Garota de Ipanema)」など春と夏を意識したプログラム。
先日、五月祭の前日に精霊を探しに森林を散歩したことから、ケルトの名曲「スカボロー・フェア(Scarborogh Fair)」、他には「Spain」「This Masqurade」など…。
5月1日に我が家のナニワイバラ (難波茨)が初めて咲きました。3年前に挿木でできた苗ですが、一昨年の大雪で葉を落としたものの、見事に復活しました。
日本へは江戸時代に難波商人によって中国から持ち込まれたのがその名の由来だそうです。


夏に清楚な花を咲かせる夏椿(別名:娑羅樹・シャラノキ)に雰囲気が似ています。
今年は蕾を含めて4輪で、今は部屋で観賞しています。
03.2014
今日の料理:春の献立(応用編)
先日の「春の献立」一汁三菜の翌日、材料を変えて作ってみました。昆布と鰹節のだしで、作り方は前回の「海老と蕪のあんかけ」と同様です。
シーフードと春野菜の炊き合わせ

【材料2人分】
シーフードの煮汁(1:1:8=醤油20ml、みりん20ml、だし160ml)、シーフードミックス(イカ、ホタテ、アサリ、エビ)、片栗粉
野菜の煮汁(1:1:8=醤油20ml、みりん20ml、だし300ml)、蕪1個、蕪の葉1個分、筍の水煮、にんじん、
木の芽(山椒の葉)
山菜の味噌汁

【材料】
にんじん、白菜、シイタケ、シメジ、マイタケ、味噌、昆布、鰹節、木の芽(山椒の葉)
シーフードと春野菜の炊き合わせ

【材料2人分】
シーフードの煮汁(1:1:8=醤油20ml、みりん20ml、だし160ml)、シーフードミックス(イカ、ホタテ、アサリ、エビ)、片栗粉
野菜の煮汁(1:1:8=醤油20ml、みりん20ml、だし300ml)、蕪1個、蕪の葉1個分、筍の水煮、にんじん、
木の芽(山椒の葉)
山菜の味噌汁

【材料】
にんじん、白菜、シイタケ、シメジ、マイタケ、味噌、昆布、鰹節、木の芽(山椒の葉)
01.2014
今日の料理:春の献立て 一汁三菜
和食が世界文化遺産になりました。誰をもてなすというわけでもないのですが、庭の山椒の葉がやわらかいうちに、「春の献立て」と題して一汁三菜を作りました。僕が作ったのは「海老と蕪のあんかけ(三菜 その1)」「ブリの幽庵焼き(三菜 その2)」「ジャガイモとエリンギの味噌仕立て(一汁)」で、「たけのこの姫皮と玉ねぎの酢の物(三菜 その3)」は母が作ったものをわけていただきました。
「幽庵焼き」とは、江戸時代の茶人で食通でもあった北村幽安(堅田幽庵)が創案したとされる焼き物のひとつで、24時間以上漬込むため、前日に下ごしらえします。
だしは昆布と鰹節からとっていますが、煮汁が決め手となるので、今回はきちんと計量しました。
海老と蕪のあんかけ

【材料2人分】
海老の煮汁(1:1:8=醤油20ml、みりん20ml、だし160ml)天然海老6匹、片栗粉
蕪の煮汁(1:1:8=醤油20ml、みりん20ml、だし300ml)蕪1個、蕪の葉1個分、
木の芽
【作り方】
①蕪の葉は下ゆでし、5cmほどに切ります。
②蕪を6等分し、面取りをします。
③耐熱容器に醤油20ml、みりん20ml、だし300mlと②を入れ、電子レンジで6分、盛り付ける直前に2分ほど加熱します。
④天然海老を開いて下ごしらえし、片栗粉をしっかりまぶします。
⑤鍋に醤油20ml、みりん20ml、だし160mlを入れて火にかけ、沸騰したら④を入れます。
⑥とろみが出たら火を止めます。
⑦蕪、蕪の葉、海老をお皿に盛り付け、⑥のあんをかけ、木の芽を飾ります。
鰤の幽庵焼き

【材料2人分】
幽庵地(1:1:4:4=醤油20ml、みりん20ml、酒80ml、水80ml)、鰤2切れ、オリーブオイル(サラダ油)少々、木の芽
【作り方】
①醤油20ml、みりん20ml、酒80ml、水80mlを混ぜた幽庵地に鰤2切れを漬込みます。(24時間)
②フライパンにオリーブオイル(サラダ油)を敷き、①を弱火で、ふたをして焼きます。(みりんが入っているので、焦がさないよう注意しましょう。)
③お皿に乗せ、木の芽を添えて出来上がりです。
ジャガイモとエリンギの味噌仕立て

【材料2人分】
ジャガイモ1個、エリンギ1個、だし、味噌、練りからし、黒コショウ
【作り方】
①ジャガイモを皮を剥き、半分に切って電子レンジで数分加熱します。
②エリンギをスライスして、だし汁に入れます。
③②味噌を加え、ひと煮立ちしたら火を止めます。
④①をお椀に入れ、エリンギを盛り付け、②の味噌汁をかけます。
ジャガイモの上に練りからしをのせ、アクセントに黒コショウをふります。
たけのこの姫皮と玉ねぎの酢の物

【材料】
たけのこの姫皮、玉ねぎ、ゆず酢、酢、砂糖、塩
【作り方】
スライスして漬込みます。
いただくときに、山椒の葉を分けずに一緒に食すると、香りが引き立ちます。
上記のレシピの応用編も近日中にアップする予定です。どうぞご覧ください。
「幽庵焼き」とは、江戸時代の茶人で食通でもあった北村幽安(堅田幽庵)が創案したとされる焼き物のひとつで、24時間以上漬込むため、前日に下ごしらえします。
だしは昆布と鰹節からとっていますが、煮汁が決め手となるので、今回はきちんと計量しました。
海老と蕪のあんかけ

【材料2人分】
海老の煮汁(1:1:8=醤油20ml、みりん20ml、だし160ml)天然海老6匹、片栗粉
蕪の煮汁(1:1:8=醤油20ml、みりん20ml、だし300ml)蕪1個、蕪の葉1個分、
木の芽
【作り方】
①蕪の葉は下ゆでし、5cmほどに切ります。
②蕪を6等分し、面取りをします。
③耐熱容器に醤油20ml、みりん20ml、だし300mlと②を入れ、電子レンジで6分、盛り付ける直前に2分ほど加熱します。
④天然海老を開いて下ごしらえし、片栗粉をしっかりまぶします。
⑤鍋に醤油20ml、みりん20ml、だし160mlを入れて火にかけ、沸騰したら④を入れます。
⑥とろみが出たら火を止めます。
⑦蕪、蕪の葉、海老をお皿に盛り付け、⑥のあんをかけ、木の芽を飾ります。
鰤の幽庵焼き

【材料2人分】
幽庵地(1:1:4:4=醤油20ml、みりん20ml、酒80ml、水80ml)、鰤2切れ、オリーブオイル(サラダ油)少々、木の芽
【作り方】
①醤油20ml、みりん20ml、酒80ml、水80mlを混ぜた幽庵地に鰤2切れを漬込みます。(24時間)
②フライパンにオリーブオイル(サラダ油)を敷き、①を弱火で、ふたをして焼きます。(みりんが入っているので、焦がさないよう注意しましょう。)
③お皿に乗せ、木の芽を添えて出来上がりです。
ジャガイモとエリンギの味噌仕立て

【材料2人分】
ジャガイモ1個、エリンギ1個、だし、味噌、練りからし、黒コショウ
【作り方】
①ジャガイモを皮を剥き、半分に切って電子レンジで数分加熱します。
②エリンギをスライスして、だし汁に入れます。
③②味噌を加え、ひと煮立ちしたら火を止めます。
④①をお椀に入れ、エリンギを盛り付け、②の味噌汁をかけます。
ジャガイモの上に練りからしをのせ、アクセントに黒コショウをふります。
たけのこの姫皮と玉ねぎの酢の物

【材料】
たけのこの姫皮、玉ねぎ、ゆず酢、酢、砂糖、塩
【作り方】
スライスして漬込みます。
いただくときに、山椒の葉を分けずに一緒に食すると、香りが引き立ちます。
上記のレシピの応用編も近日中にアップする予定です。どうぞご覧ください。