Information
■ライブ・スケジュール 詳細を見る
2023年
9月30日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅
11月25日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅

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31.2014
谷中七福神めぐり:不忍池弁天堂(追記)
1月9日に谷中七福神めぐりで不忍池弁天堂の内部が拝観できなかったのが悔やまれ、実は1月13日に参拝してきました。Ne Year Live 2014が終わり、少し落ちついたのでブログにアップしました。(1月中に間に合ってよかったです。)
不忍池に到着。弁天堂とスカイツリー、近代的なビルとスワンボート…。年代ごとに建造物を引き算してみたくなります。

不忍池には色々な水鳥たちがやってきます。写真はユリカモメ。一列に並んで日向ぼっこしていました。


やはり昼間だと雰囲気が変わりますね。
大棟中央飾りもよく見えます。

内部は撮影可能でした。正面奥の八角堂に弁才天が祀られています。こじんまりとしていますが見事な装飾です。

弁才天像の前に大棟中央飾りと似たものがあるのにお気づきですか?

八角堂の手前、私たちが参拝する場所の奥の畳の座敷には、金箔をふんだんに使った桜と紅葉の絵があり、朱塗りの柱と相まって華やいだ雰囲気にしてくれます。

ふと天井を見上げると四季折々の花々が描かれていました。

そして、その花々の天井画群の中央には大きな龍が描かれていました。
後で調べてみたら、児玉希望(こだま きぼう 1898-1971)画伯の「金龍」でした。

「昭」の次に「龢」という見慣れない漢字があります。これは「龠」と「禾」で、「和」の異体字です。
そして「仲春(ちゅうしゅん)」とは春三か月の中の月。陰暦二月の異名。
よってこれは「昭和丙午仲春」となり、「昭和の丙午(ひのえうま)、昭和41年(1966年)の春もなかばのころ」という意味なのです。
ちなみに「龢」という字の、龠部(やくぶ)の「龠」字は竹製の管楽器、笛の一種で、多くの管を束ねたものです。(オペラの「魔笛」でパパゲーノが吹いているアレです。竹製かどうかはともかく…。)音階の調和すること、ハーモニーの象徴として扱われます。
そして、禾部(かぶ)の「禾」字はイネ科植物のアワを意味し、実をつけた穀物の穂が垂れる様子なのだそうです。穀物や農業に関することを示しています。
つまり「龢」(和・咊)は、穀物が実り充実した様、音楽が調和がとれ満ち足りた様子を示しているのです。はるか昔、黄河文明の頃から「和」とは、このような様子で表現されていたのです。漢字って奥が深いですね。
不忍池に到着。弁天堂とスカイツリー、近代的なビルとスワンボート…。年代ごとに建造物を引き算してみたくなります。

不忍池には色々な水鳥たちがやってきます。写真はユリカモメ。一列に並んで日向ぼっこしていました。




やはり昼間だと雰囲気が変わりますね。


大棟中央飾りもよく見えます。

内部は撮影可能でした。正面奥の八角堂に弁才天が祀られています。こじんまりとしていますが見事な装飾です。


弁才天像の前に大棟中央飾りと似たものがあるのにお気づきですか?

八角堂の手前、私たちが参拝する場所の奥の畳の座敷には、金箔をふんだんに使った桜と紅葉の絵があり、朱塗りの柱と相まって華やいだ雰囲気にしてくれます。


ふと天井を見上げると四季折々の花々が描かれていました。


そして、その花々の天井画群の中央には大きな龍が描かれていました。

後で調べてみたら、児玉希望(こだま きぼう 1898-1971)画伯の「金龍」でした。

「昭」の次に「龢」という見慣れない漢字があります。これは「龠」と「禾」で、「和」の異体字です。
そして「仲春(ちゅうしゅん)」とは春三か月の中の月。陰暦二月の異名。
よってこれは「昭和丙午仲春」となり、「昭和の丙午(ひのえうま)、昭和41年(1966年)の春もなかばのころ」という意味なのです。
ちなみに「龢」という字の、龠部(やくぶ)の「龠」字は竹製の管楽器、笛の一種で、多くの管を束ねたものです。(オペラの「魔笛」でパパゲーノが吹いているアレです。竹製かどうかはともかく…。)音階の調和すること、ハーモニーの象徴として扱われます。
そして、禾部(かぶ)の「禾」字はイネ科植物のアワを意味し、実をつけた穀物の穂が垂れる様子なのだそうです。穀物や農業に関することを示しています。
つまり「龢」(和・咊)は、穀物が実り充実した様、音楽が調和がとれ満ち足りた様子を示しているのです。はるか昔、黄河文明の頃から「和」とは、このような様子で表現されていたのです。漢字って奥が深いですね。
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27.2014
New Year Live 2014:池之端ライブスペースQui
昨日は池之端ライブスペースQuiにて Beneath the Blue:KEIJI New Year Live 2014でした。来て下さった方、どうもありがとうございました。池之端ライブスペースQuiでのNew Year Liveは今年が2回目でしたが、続けて来てくださった方、またお会いできて嬉しかったです。
心配していた雨も夜のうちに過ぎ去り、よく晴れてくれました。これも皆さんの日頃の行いが良かったおかげです。帰りは風が強くて寒かったのではないでしょうか?でもこの風が雨雲を追いやってくれたのですから感謝するべきですよね。
昨日のプログラムは、第1ステージ 「アマポーラ」「パリのお嬢さん」「スカボローフェア」「ゼピュロスの翼」「ラビスメナの嘆き」「花びらのひと雫」「死んだ男の残したものは」「アヴェ・マリア(カッチーニ)」「行け、我が思いよ、黄金の翼にのって」「ヴォラーレ」、第2ステージは「Stay」「River」「ジェザベル」「スペイン」「この仮面舞踏会で」「ダウン・バイ・ザ・サリー・ガーデンズ」「アメイジング・グレイス」「コーヒー・ルンバ」「エル・クンバンチェロ」「オ・ソレ・ミオ」、アンコール「アル・ディ・ラ」でした。 ピアノの中上香代子さんとパーカッションの佐藤英樹さんにも「楽しかった」と言っていただけて良かったです。
終了後、佐藤さんは着替えてしまったけれど、3人で記念撮影をしました。終わってホッとしたのか、僕は恥ずかしいくらい笑顔満開ですね。もっと大きくご覧になりたい方は、オフィシャル・ホームページのギャラリーにアップする予定ですので、そちらをどうぞ!

出演者全員に花束を用意して下さったお客様、どうもありがとうございました。僕には赤いバラとシンビジュームの花束でした。花の色と同系色の、紫のマーブル模様の花器に飾らせていただきました。

心配していた雨も夜のうちに過ぎ去り、よく晴れてくれました。これも皆さんの日頃の行いが良かったおかげです。帰りは風が強くて寒かったのではないでしょうか?でもこの風が雨雲を追いやってくれたのですから感謝するべきですよね。
昨日のプログラムは、第1ステージ 「アマポーラ」「パリのお嬢さん」「スカボローフェア」「ゼピュロスの翼」「ラビスメナの嘆き」「花びらのひと雫」「死んだ男の残したものは」「アヴェ・マリア(カッチーニ)」「行け、我が思いよ、黄金の翼にのって」「ヴォラーレ」、第2ステージは「Stay」「River」「ジェザベル」「スペイン」「この仮面舞踏会で」「ダウン・バイ・ザ・サリー・ガーデンズ」「アメイジング・グレイス」「コーヒー・ルンバ」「エル・クンバンチェロ」「オ・ソレ・ミオ」、アンコール「アル・ディ・ラ」でした。 ピアノの中上香代子さんとパーカッションの佐藤英樹さんにも「楽しかった」と言っていただけて良かったです。
終了後、佐藤さんは着替えてしまったけれど、3人で記念撮影をしました。終わってホッとしたのか、僕は恥ずかしいくらい笑顔満開ですね。もっと大きくご覧になりたい方は、オフィシャル・ホームページのギャラリーにアップする予定ですので、そちらをどうぞ!


出演者全員に花束を用意して下さったお客様、どうもありがとうございました。僕には赤いバラとシンビジュームの花束でした。花の色と同系色の、紫のマーブル模様の花器に飾らせていただきました。

23.2014
池之端ライブスペースQui:New Year Live 2014が間近になりました。
寒中お見舞い申し上げます。皆さん、如何お過ごしですか?
池之端ライブスペースQuiでのNew Year Live 2014が間近になりました。既にプログラムも決まり、歌詞のチェックをするばかりなのですが、結構な分量なのでなかなかはかどりません。やはり本番が近づくと緊張します。
でも、来ていただけるお客様のために頑張りますので、今年も宜しくお願いします。
寒い日が続いております。皆さんも風邪などお召しにならないよう、気をつけてくださいね。

池之端ライブスペースQuiでのNew Year Live 2014が間近になりました。既にプログラムも決まり、歌詞のチェックをするばかりなのですが、結構な分量なのでなかなかはかどりません。やはり本番が近づくと緊張します。
でも、来ていただけるお客様のために頑張りますので、今年も宜しくお願いします。
寒い日が続いております。皆さんも風邪などお召しにならないよう、気をつけてくださいね。

22.2014
新年の茶会:飯後の茶事
一昨日、気の知れた仲間内で新年の茶会を開きました。洋風の会場を借りて、皆で食事をした後に「飯後の茶事」を大寄せの立礼席という比較的自由なスタイルで行いました。きちんと勉強されている方から見ればご批判はおありでしょうが、下手なりに心をこめて伝統文化に挑戦してみるのもいい思い出になるのでは…というのが僕の考えです。
まず、茶席で大事な掛け軸。我が家に普段掛けてあるものですが、山河に鶴と松があり、新年にふさわしい図柄かと思い、会場に持参しました。言われが分からず困っているのですが、右上の漢詩の部分を拡大しましたので、解る方がいらっしゃれば教えてください。壁床の左の花器には松がいけてありました。掛け軸と花器を並べた、いわゆる双飾りという略式スタイルで行いました。

自作の花結界です。青竹を切ってシュロ縄で結び、鉢植えと組み合わせてみました。寄せ植えは、会場が洋風であることと、この後会場のオーナーにプレゼントすることをふまえ、僕がセレクトしたオリジナルアレンジです。花屋さんでは季節を先取りして店頭に並べるため、なるべく今の時期に近いものを揃えてみました。寄せ植えのピンクの魚柳梅(ギョリュウバイ)を梅に見立て、会場の壁床の松と掛け軸の松、青竹とを合わせて松竹梅です。写真では右の青竹の鉢カバーのクリスマスローズが結界の足の内側に入っていますが、外側に配置し直して行いました。

花の色が、黒い鉢と合わせて、陰陽五行説の青・赤・白・黒・黄を含んでいることにお気づきでしょうか?
席入りは省略して、主菓子へ。御徒町の「うさぎや」さんに注文しました。本当は松竹梅と鶴亀にしたかったのですが、残念ながら鶴亀は時期が過ぎてしまい用意できませんでした。亀は色がないので出来ないが、白を鶴に変更することなら出来るとのことなので、協力していただきました。

このあと濃茶は福寿園の「都の昔」、薄茶は山政 小山園の「式部の昔」と進み、百人一首をしてお開きとなったのでした。会の後、花は下の写真のように配置してみました。会場のオーナーがクリスマスローズがお好きだったのでよかったです。

まず、茶席で大事な掛け軸。我が家に普段掛けてあるものですが、山河に鶴と松があり、新年にふさわしい図柄かと思い、会場に持参しました。言われが分からず困っているのですが、右上の漢詩の部分を拡大しましたので、解る方がいらっしゃれば教えてください。壁床の左の花器には松がいけてありました。掛け軸と花器を並べた、いわゆる双飾りという略式スタイルで行いました。


自作の花結界です。青竹を切ってシュロ縄で結び、鉢植えと組み合わせてみました。寄せ植えは、会場が洋風であることと、この後会場のオーナーにプレゼントすることをふまえ、僕がセレクトしたオリジナルアレンジです。花屋さんでは季節を先取りして店頭に並べるため、なるべく今の時期に近いものを揃えてみました。寄せ植えのピンクの魚柳梅(ギョリュウバイ)を梅に見立て、会場の壁床の松と掛け軸の松、青竹とを合わせて松竹梅です。写真では右の青竹の鉢カバーのクリスマスローズが結界の足の内側に入っていますが、外側に配置し直して行いました。


花の色が、黒い鉢と合わせて、陰陽五行説の青・赤・白・黒・黄を含んでいることにお気づきでしょうか?
席入りは省略して、主菓子へ。御徒町の「うさぎや」さんに注文しました。本当は松竹梅と鶴亀にしたかったのですが、残念ながら鶴亀は時期が過ぎてしまい用意できませんでした。亀は色がないので出来ないが、白を鶴に変更することなら出来るとのことなので、協力していただきました。

このあと濃茶は福寿園の「都の昔」、薄茶は山政 小山園の「式部の昔」と進み、百人一首をしてお開きとなったのでした。会の後、花は下の写真のように配置してみました。会場のオーナーがクリスマスローズがお好きだったのでよかったです。

15.2014
昨日はヌーヴェルあばんせで2014年初ライブでした。
昨日はヌーヴェルあばんせで2014年初ライブでした。
ヴォーカルの佐藤由紀子さん、工藤友子さん、押川聖子さんとご一緒でした。ピアノの笠井志乃さんとは初めてでした。
2ステージで、各ステージとも押川聖子さんの柔らかい声のジャズで始まり、工藤友子さん、佐藤由紀子さんがシャンソンを丁寧に歌い上げ、僕が最後。
僕は第1ステージは「パリのお嬢さん」「行け、我が思いよ、黄金の翼にのって」「アマポーラ」「Down By the Salley Gardens(柳の木の庭)」、第2ステージは「コーヒー・ルンバ」「This Masquerade」「アル・ディ・ラ」「オ・ソレ・ミオ」の8曲を歌いました。
シャンソン、オペラ、カンツォーネ、ラテン、ケルト、ジャズと、ジャンルは多岐に渡りましたが、ピアノの笠井志乃さんが品のある音色でバッチリ弾いて下さり、変化に富みつつ、まとまりのあるプログラムになりました。
次回のヌーヴェルあばんせでのライブは2月18日、第3火曜日でラテンの日です。どうぞお楽しみに!
今日は冷えますね。雪だるまのマグカップでコーヒーを飲みました。

ヴォーカルの佐藤由紀子さん、工藤友子さん、押川聖子さんとご一緒でした。ピアノの笠井志乃さんとは初めてでした。
2ステージで、各ステージとも押川聖子さんの柔らかい声のジャズで始まり、工藤友子さん、佐藤由紀子さんがシャンソンを丁寧に歌い上げ、僕が最後。
僕は第1ステージは「パリのお嬢さん」「行け、我が思いよ、黄金の翼にのって」「アマポーラ」「Down By the Salley Gardens(柳の木の庭)」、第2ステージは「コーヒー・ルンバ」「This Masquerade」「アル・ディ・ラ」「オ・ソレ・ミオ」の8曲を歌いました。
シャンソン、オペラ、カンツォーネ、ラテン、ケルト、ジャズと、ジャンルは多岐に渡りましたが、ピアノの笠井志乃さんが品のある音色でバッチリ弾いて下さり、変化に富みつつ、まとまりのあるプログラムになりました。
次回のヌーヴェルあばんせでのライブは2月18日、第3火曜日でラテンの日です。どうぞお楽しみに!
今日は冷えますね。雪だるまのマグカップでコーヒーを飲みました。

13.2014
明日はヌーヴェルあばんせで2014年初のライブです。
明日はヌーヴェルあばんせで2014年初のライブです。
ヴォーカルの佐藤由紀子さん、工藤友子さんとご一緒させていただきます。ピアノの笠井志乃さんとは初顔合わせ。どんなピアノを弾かれるのか楽しみです。
明日からまた寒波の影響で寒さが続くそうです。しかも水曜日は東京でも雪が降るかもしれないとのこと。積雪の可能性はなさそうなので、ちょっと安心!
写真は今朝の富士山です。当たり前ですが真っ白です。

ヴォーカルの佐藤由紀子さん、工藤友子さんとご一緒させていただきます。ピアノの笠井志乃さんとは初顔合わせ。どんなピアノを弾かれるのか楽しみです。
明日からまた寒波の影響で寒さが続くそうです。しかも水曜日は東京でも雪が降るかもしれないとのこと。積雪の可能性はなさそうなので、ちょっと安心!
写真は今朝の富士山です。当たり前ですが真っ白です。


12.2014
今日の料理:焼きチーズカレー
寒さもだんだん本格的になってきましたね。今日は焼きチーズカレーを作ってみました。市販のルーで作ったカレーをご飯にかけて、その上にナチュラルチーズをのせてオーブンで焼いただけの簡単料理です。
焼きチーズカレー

【材料】鶏むね肉、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、にんにく、しめじ、生姜、鷹の爪、コンソメ、カレーのルー、ナチュラルチーズ、ご飯
作り方は上記の通りです。
いつものカレーライスにちょっと変化がほしくなったときに如何でしょうか?
焼きチーズカレー

【材料】鶏むね肉、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、にんにく、しめじ、生姜、鷹の爪、コンソメ、カレーのルー、ナチュラルチーズ、ご飯
作り方は上記の通りです。
いつものカレーライスにちょっと変化がほしくなったときに如何でしょうか?
10.2014
1年越しの谷中七福神めぐり
昨日は新年の茶会で使用する抹茶を買いに、谷中ぎんざへ寄りました。その後、上野方面へ歩いていくことにしました。もう何度も通った道です。この界隈は江戸の情緒を残した寺院も沢山あり、寺町とも呼ばれています。通りにはあちこちに骨董や陶器の店があり、つい覗いてみたくなります。
上野桜木を抜け、東京芸大の美術学部が見えたとき、いつもの音楽学部との境の道ではなく、右の不忍池方面を通りたくなりました。すると紫色の谷中七福神めぐりののぼりが見えました。護国院でした。期せずして初詣となったわけです。昨年は日暮里から田端方面へ谷中七福神めぐりをしたため、上野の護国院と不忍池弁天堂にはお参りしなかったのでちょうど良かったです。
護国院は天台宗の寺院で「東叡山寛永寺護国院」といい、谷中七福神の1つである大黒天が安置されています。増上寺と並び、徳川家の菩提寺である寛永寺の子院です。
正面に本堂、そして本堂の左手前には楽堂がありました。

本堂内部は大きく3つに分かれていて、これがその中央部分です。正面に大黒天が祀られていました。寺院建築ならではの天井です。

龍の絵がありました。小さいながらも、八方睨みの龍さながらの迫力です。

本殿内部の左側には千手観音像、不動明王像などが安置されていました。

そして中央には大黒天。

大黒天の真後ろには、なんと三代将軍家光公寄贈の大黒天画像がありました。後で調べてみたら、藤原信実卿筆と伝えられているそうです。藤原 信実(のぶざね)は、鎌倉時代前期から中期にかけての公家・画家・歌人ですから、2度驚きました。

本堂内部の右側には千躰佛が並んでいました。古く江戸時代から伝わる尊像だそうです。

境内には藁ぼっちが並んでいました。職人さんの実用性を兼ねた美意識が現れています。昔の人は身近にある物を無駄にせず利用して、様々な意匠を凝らしていたのですね。自然との共生を感じさせてくれました。

不忍池弁天堂につく頃には、すっかり日が暮れてしまいました。残念ながら弁天堂の扉は閉められていました。ライトアップされた弁天堂の傍らにぼんやりと大黒天堂が佇んでいました。

上野公園、桜木一帯は東叡山寛永寺の境内でした。そして不忍池の弁天島は、琵琶湖の竹生島になぞらえて造られたものなのです。

弁天堂の八角堂の屋根の上には大棟中央飾りが金色に輝いていました。

後で調べてみたら、光輝く宝珠を現わしたものらしいです。如意宝珠でしょうか。中を拝観できなかったので確認できませんでしたが、弁財天は水と結びつき、蛇や龍の姿で現わされることがあります。そのアイテムに宝珠があります。それと関連があるかもしれませんね。

池之端から眺めた不忍池にぽっかり浮かぶ弁天堂。こうして谷中七福神めぐりは1年越しで幕を閉じたのでした。
上野桜木を抜け、東京芸大の美術学部が見えたとき、いつもの音楽学部との境の道ではなく、右の不忍池方面を通りたくなりました。すると紫色の谷中七福神めぐりののぼりが見えました。護国院でした。期せずして初詣となったわけです。昨年は日暮里から田端方面へ谷中七福神めぐりをしたため、上野の護国院と不忍池弁天堂にはお参りしなかったのでちょうど良かったです。
護国院は天台宗の寺院で「東叡山寛永寺護国院」といい、谷中七福神の1つである大黒天が安置されています。増上寺と並び、徳川家の菩提寺である寛永寺の子院です。
正面に本堂、そして本堂の左手前には楽堂がありました。


本堂内部は大きく3つに分かれていて、これがその中央部分です。正面に大黒天が祀られていました。寺院建築ならではの天井です。


龍の絵がありました。小さいながらも、八方睨みの龍さながらの迫力です。

本殿内部の左側には千手観音像、不動明王像などが安置されていました。

そして中央には大黒天。

大黒天の真後ろには、なんと三代将軍家光公寄贈の大黒天画像がありました。後で調べてみたら、藤原信実卿筆と伝えられているそうです。藤原 信実(のぶざね)は、鎌倉時代前期から中期にかけての公家・画家・歌人ですから、2度驚きました。


本堂内部の右側には千躰佛が並んでいました。古く江戸時代から伝わる尊像だそうです。


境内には藁ぼっちが並んでいました。職人さんの実用性を兼ねた美意識が現れています。昔の人は身近にある物を無駄にせず利用して、様々な意匠を凝らしていたのですね。自然との共生を感じさせてくれました。


不忍池弁天堂につく頃には、すっかり日が暮れてしまいました。残念ながら弁天堂の扉は閉められていました。ライトアップされた弁天堂の傍らにぼんやりと大黒天堂が佇んでいました。


上野公園、桜木一帯は東叡山寛永寺の境内でした。そして不忍池の弁天島は、琵琶湖の竹生島になぞらえて造られたものなのです。

弁天堂の八角堂の屋根の上には大棟中央飾りが金色に輝いていました。

後で調べてみたら、光輝く宝珠を現わしたものらしいです。如意宝珠でしょうか。中を拝観できなかったので確認できませんでしたが、弁財天は水と結びつき、蛇や龍の姿で現わされることがあります。そのアイテムに宝珠があります。それと関連があるかもしれませんね。

池之端から眺めた不忍池にぽっかり浮かぶ弁天堂。こうして谷中七福神めぐりは1年越しで幕を閉じたのでした。
06.2014
湯島 ライブ・カスター 2月のフライヤーの原稿が届きました。
今日から仕事始めでしたね。お正月に土日がついて結構な連休になっていたので、仕事にでるのが億劫になった方が多いのではないでしょうか?
そんな中、2014年2月22日(土)の湯島 ライブ・カスターのPick Up Liveのフライヤーの原稿が届きました。年末年始のお休みの間に時間を割いて作ってくれました。ありがとうございます!ラベンダーのような紫色が素敵です。画像に含まれている薄い紫色の光を感じとってくれたのでしょうかね?さすがです。
今年最初のカスターでのライブのピアニストは堀内なつみさんです。東京芸大の作曲科を卒業し、現在はピアニスト、キーボード奏者としても活躍されています。久々に連絡したら、快く引き受けて下さいました。ジャズは勿論のこと、初見演奏も得意な堀内なつみさん。2月が待ち遠しいです。

その前に1月14日(火)にヌーヴェルあばんせ、1月26日(日)には池之端ライブスペースQuiでライブがありますので、こちらもどうぞ宜しくお願いします。
ブログでライブ情報をお知らせするときは先にオフィシャル・ウェブサイトを更新いたしますので、そちらも合わせてご覧ください。
そんな中、2014年2月22日(土)の湯島 ライブ・カスターのPick Up Liveのフライヤーの原稿が届きました。年末年始のお休みの間に時間を割いて作ってくれました。ありがとうございます!ラベンダーのような紫色が素敵です。画像に含まれている薄い紫色の光を感じとってくれたのでしょうかね?さすがです。
今年最初のカスターでのライブのピアニストは堀内なつみさんです。東京芸大の作曲科を卒業し、現在はピアニスト、キーボード奏者としても活躍されています。久々に連絡したら、快く引き受けて下さいました。ジャズは勿論のこと、初見演奏も得意な堀内なつみさん。2月が待ち遠しいです。

その前に1月14日(火)にヌーヴェルあばんせ、1月26日(日)には池之端ライブスペースQuiでライブがありますので、こちらもどうぞ宜しくお願いします。
ブログでライブ情報をお知らせするときは先にオフィシャル・ウェブサイトを更新いたしますので、そちらも合わせてご覧ください。
02.2014
2014年 明けましておめでとうございます。
初日の光、「朝陽森閑」の写真はご覧いただけましたか?改めて、明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
正月2日目は、ブログでご挨拶の写真を撮るために着物を着て出かけました。初詣ではありません。下駄を履いて歩いていったのですが、歩幅が1足分より狭く、ちょこちょことしか進めません。でもそれがいい。お正月は、ゆったりのんびり過ごしたいですから。
松林が素敵なところがありました。(もちろん年末にリサーチ済み。)
昨年のお正月に浜離宮庭園に出かけた時と同じコーディネートですが、ストールの巻き方を変えてみました。

それと、少し髪を切りました。帽子とストールを外すと、どこぞの若旦那みたいに見えますかね?

松と我が家の庭の千両で、白砂青松風にしてみました。左の丸い石は、父が若かりし頃に高知県で拾ってきたものです。右の石は瀬戸内海だったかな?

今年は午年。皆様におかれましても、空駆ける天馬のように飛躍できる年になりますように。
正月2日目は、ブログでご挨拶の写真を撮るために着物を着て出かけました。初詣ではありません。下駄を履いて歩いていったのですが、歩幅が1足分より狭く、ちょこちょことしか進めません。でもそれがいい。お正月は、ゆったりのんびり過ごしたいですから。

松林が素敵なところがありました。(もちろん年末にリサーチ済み。)
昨年のお正月に浜離宮庭園に出かけた時と同じコーディネートですが、ストールの巻き方を変えてみました。

それと、少し髪を切りました。帽子とストールを外すと、どこぞの若旦那みたいに見えますかね?

松と我が家の庭の千両で、白砂青松風にしてみました。左の丸い石は、父が若かりし頃に高知県で拾ってきたものです。右の石は瀬戸内海だったかな?

今年は午年。皆様におかれましても、空駆ける天馬のように飛躍できる年になりますように。
01.2014
2014 初日の光:朝陽森閑
明けましておめでとうございます。皆さんはどのように新年を迎えられましたか?
僕はTVを見ながらカウントダウンで新年を迎え、しばらくして眠ってしまいました。
朝6:00過ぎに目覚めて、窓の外が白んできたところで、近所に初日を拝みに出かけました。
少し開けた、見通しのよいスポットがあるのですが、既に何人か先客がいました。見知らぬ人でしたが、新年の挨拶をすると笑顔で「樹が大きくなってねぇ…」「たった1つで360度全部を照らすんだから凄いね」などと話してかけてくれました。

確かに樹木の枝がちょっと邪魔かな…。でも、これはこれでいいかも…。
他の方は次々に帰っていき、僕が最後になってしまいました。

笹や落ち葉も白い霜で覆われて、霜柱を踏むとサクサクッといい音がします。このあと陽が昇り、霜がダイヤモンドのようにキラキラ煌めき出すのです。

そして、お気に入りの森へ。朝の散歩コースにしている人もいるでしょうが、今は独り占めです。
自然の樹形と初日の光が織り成すコントラスト。
撮れた写真に「朝陽森閑(ちょうようしんかん)」とタイトルをつけてみました。

僕はTVを見ながらカウントダウンで新年を迎え、しばらくして眠ってしまいました。
朝6:00過ぎに目覚めて、窓の外が白んできたところで、近所に初日を拝みに出かけました。
少し開けた、見通しのよいスポットがあるのですが、既に何人か先客がいました。見知らぬ人でしたが、新年の挨拶をすると笑顔で「樹が大きくなってねぇ…」「たった1つで360度全部を照らすんだから凄いね」などと話してかけてくれました。


確かに樹木の枝がちょっと邪魔かな…。でも、これはこれでいいかも…。
他の方は次々に帰っていき、僕が最後になってしまいました。


笹や落ち葉も白い霜で覆われて、霜柱を踏むとサクサクッといい音がします。このあと陽が昇り、霜がダイヤモンドのようにキラキラ煌めき出すのです。


そして、お気に入りの森へ。朝の散歩コースにしている人もいるでしょうが、今は独り占めです。
自然の樹形と初日の光が織り成すコントラスト。
撮れた写真に「朝陽森閑(ちょうようしんかん)」とタイトルをつけてみました。

