Information
■ライブ・スケジュール 詳細を見る
2023年
9月30日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅
11月25日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅

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2023年
9月30日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅
11月25日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅
31.2013
「カスター」オープン28周年 & 移転記念スペシャルライブウィーク(2/4~2/9)Live Custer Special Event に出演
東京の文京区湯島にあるジャズのライブハウス「Custer」がオープン28周年を迎え、店舗を移転し、新しく生まれ変わります。それを記念したスペシャルライブが6日間に亘って繰り広げられ、僕は2013.2.8(金)に出演いたします。ラテン・ヴォーカルの八重田浩深さんと共演で、ピアノはAmorさんです。
先日、池之端のソロ・ライブの後、近くなので湯島まで歩いて、下見を兼ねてご挨拶に行ってきました。
エレベーターで8Fまで上がると、ガラスばりで中の様子がうかがえ、とても入りやすい雰囲気。バーカウンターが斜めになっていて、カウンター席からもステージが見やすい造りになっていました。
何やらいっぱいひろげて作業中でした。
「ビール飲める?」「あ、はい…。」とごちそうになりました。
すでに仮オープンしているけれど、僕が行った時はたまたま作業のため、またひろげてしまったのだそうです。照明をセット中で、曲によって色を変えたり、いろいろ出来そうでした。キャパ30名くらいでしょうか。ジャズらしく、クールでかっこいいお店で、僕も楽しみです。
2013.2.8(金)18:30 Open / 19:30 Start
この6日間だけ特別 Charge ¥4,000(1ドリンク・おつまみ付)ですが、通常は¥3,500。たぶん東京では一番安いですね。(最寄り駅:千代田線湯島駅、JR山手線御徒町駅)Map
初出演なので、よろしくお願いします。
先日、池之端のソロ・ライブの後、近くなので湯島まで歩いて、下見を兼ねてご挨拶に行ってきました。
エレベーターで8Fまで上がると、ガラスばりで中の様子がうかがえ、とても入りやすい雰囲気。バーカウンターが斜めになっていて、カウンター席からもステージが見やすい造りになっていました。
何やらいっぱいひろげて作業中でした。
「ビール飲める?」「あ、はい…。」とごちそうになりました。
すでに仮オープンしているけれど、僕が行った時はたまたま作業のため、またひろげてしまったのだそうです。照明をセット中で、曲によって色を変えたり、いろいろ出来そうでした。キャパ30名くらいでしょうか。ジャズらしく、クールでかっこいいお店で、僕も楽しみです。
2013.2.8(金)18:30 Open / 19:30 Start
この6日間だけ特別 Charge ¥4,000(1ドリンク・おつまみ付)ですが、通常は¥3,500。たぶん東京では一番安いですね。(最寄り駅:千代田線湯島駅、JR山手線御徒町駅)Map
初出演なので、よろしくお願いします。
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30.2013
池之端ライブスペ ースQui(追記)
池之端ライブスペースQuiで「Beneath the Blue:New year Special Live」の演奏終了後に撮ってもらった写真が届きました。楽器を片付けた後で撮ったので、僕以外のラテンバンド「Joia」のメンバーはステージ衣装ではないのですが、左からベースの長谷川泰弘さん、僕、ピアニストのAmorさん、そしてドラムの大野孝さんです。

Amorさんはラテン・ジャズのピアニストですが、シャンソンやカンツォーネなどもバッチリ。方々でバンドマスターを務め、作曲もする、才能あふれる女性。「Joia」の中心的存在です。
長谷川泰弘さんは、多くの有名ミュージシャンと共演し、NYのジャズ・ミュージシャンとのレコーディングもしてきた、凄腕のベーシスト。
そしてドラムの大野孝さん。彼は海外で演奏することが多く、よくキューバに行くそう。とにかく、凄いメンバーにサポートしていただきました。
一人で撮った写真は、オフィシャル・ウェブサイトのギャラリーに掲載しました。よろしかったら、そちらもご覧ください。
それから、会場の注目を集めたのが、僕が使っていたステージ・ドリンク。
「布引の水」というナチュラルミネラルウォーター。大阪のライブの翌日に神戸の北野異人館で購入したものです。神戸ポートタワーの形をしたペットボトルの容器が様々な色に光ります。




その正体はこれです。
電池の入った専用の台にペットボトルをのせると、その重みでスイッチが入り、台の中の電球が様々な色に光り輝くのです。

あまり軽いとダメですが、他のグラスなどに応用すると、こんな感じです。





きれいなお花をありがとうございました。さっそく飾りました。改めて御礼申し上げます。


Amorさんはラテン・ジャズのピアニストですが、シャンソンやカンツォーネなどもバッチリ。方々でバンドマスターを務め、作曲もする、才能あふれる女性。「Joia」の中心的存在です。
長谷川泰弘さんは、多くの有名ミュージシャンと共演し、NYのジャズ・ミュージシャンとのレコーディングもしてきた、凄腕のベーシスト。
そしてドラムの大野孝さん。彼は海外で演奏することが多く、よくキューバに行くそう。とにかく、凄いメンバーにサポートしていただきました。
一人で撮った写真は、オフィシャル・ウェブサイトのギャラリーに掲載しました。よろしかったら、そちらもご覧ください。
それから、会場の注目を集めたのが、僕が使っていたステージ・ドリンク。
「布引の水」というナチュラルミネラルウォーター。大阪のライブの翌日に神戸の北野異人館で購入したものです。神戸ポートタワーの形をしたペットボトルの容器が様々な色に光ります。




その正体はこれです。
電池の入った専用の台にペットボトルをのせると、その重みでスイッチが入り、台の中の電球が様々な色に光り輝くのです。

あまり軽いとダメですが、他のグラスなどに応用すると、こんな感じです。





きれいなお花をありがとうございました。さっそく飾りました。改めて御礼申し上げます。



27.2013
池之端ライブスペースQuiでソロ・ライブ
今日は池之端ライブスペースQuiで「Beneath the Blue:New year Special Live」と題したソロ・ライブでした。ラテンバンド「Joia」のピアニストAmorさん、ベースの長谷川泰弘さん、ドラムの大野孝さんのサポートでした。
昨年中にチケットが売り切れてしまい、当初使用する予定でなかったピアノの後ろの席まで利用するくらいでした。これも皆さんのおかげです。ありがとうございます。
来て下さった方、リハーサルで開場時刻が遅れ、お待たせして申し訳ありませんでした。外で長蛇の列ができていたそうですね。お詫び申し上げます。また、せっかくチケットを購入したのに、インフルエンザなどでいらっしゃれなかった方、とても残念です。早く良くなって下さいね。
池之端ライブスペースQuiは上野の不忍池のほとりにあり、窓からはご覧の眺めです。

ここはシャンソン、カンツォーネ、ジャズ、ポップスなど、大人の音楽を楽しむ空間。
Beneath the Blueのステージはいろいろなジャンルの音楽が一度に聴けるのが特徴です。
本日のプログラム。
第1ステージ
Stay(オリジナル KEIJI:作詞/作曲)
ダッタン人の踊り~Parla!(クラシカル・クロスオーバー)
Lascia ch'io pianga(私を泣かせてください)(クラシカル・クロスオーバー)
ゼピュロスの翼(オリジナル KEIJI:作詞)
ラビスメナの嘆き(オリジナル KEIJI:作詞/作曲)
死んだ男の残したものは(クラシカル・クロスオーバー)
MI・YO・TA(クラシカル・クロスオーバー)
花びらのひと雫(オリジナル KEIJI:作詞/作曲)
Scarborough Fair (スカボロー・フェア)(イギリス民謡)
Volare!(ヴォラーレ)(カンツォーネ)
第2ステージ
Madmoisell de Paris(パリのお嬢さん)(シャンソン)
Jezebel(ジュザベル)(シャンソン)
Spain(ジャズ)
Wake up!(オリジナル Amor:作曲 /KEIJI:作詞)
¡Qué Divertido!(ケ・ディヴェルティード)(オリジナル Amor:作曲 /KEIJI:作詞)
El Cumbanchero(エル・クンバンチェロ)(ラテン)
Down by the Salley Gardens(柳の庭のほとりで)(イギリス民謡)
You Raise Me Up(クラシカル・クロスオーバー)
Amazing Grace(イギリス民謡)
River(オリジナル)
アンコール
Nella Fantasia(ネッラ・ファンタジア)(クラシカル・クロスオーバー)
Al Di La(アル・ディ・ラ)(カンツォーネ)
お花やお菓子、ワインなどプレゼントをたくさんいただきました。本当にありがたいことです。きれいに飾らせていただきます。

昨年中にチケットが売り切れてしまい、当初使用する予定でなかったピアノの後ろの席まで利用するくらいでした。これも皆さんのおかげです。ありがとうございます。
来て下さった方、リハーサルで開場時刻が遅れ、お待たせして申し訳ありませんでした。外で長蛇の列ができていたそうですね。お詫び申し上げます。また、せっかくチケットを購入したのに、インフルエンザなどでいらっしゃれなかった方、とても残念です。早く良くなって下さいね。
池之端ライブスペースQuiは上野の不忍池のほとりにあり、窓からはご覧の眺めです。


ここはシャンソン、カンツォーネ、ジャズ、ポップスなど、大人の音楽を楽しむ空間。
Beneath the Blueのステージはいろいろなジャンルの音楽が一度に聴けるのが特徴です。
本日のプログラム。
第1ステージ
Stay(オリジナル KEIJI:作詞/作曲)
ダッタン人の踊り~Parla!(クラシカル・クロスオーバー)
Lascia ch'io pianga(私を泣かせてください)(クラシカル・クロスオーバー)
ゼピュロスの翼(オリジナル KEIJI:作詞)
ラビスメナの嘆き(オリジナル KEIJI:作詞/作曲)
死んだ男の残したものは(クラシカル・クロスオーバー)
MI・YO・TA(クラシカル・クロスオーバー)
花びらのひと雫(オリジナル KEIJI:作詞/作曲)
Scarborough Fair (スカボロー・フェア)(イギリス民謡)
Volare!(ヴォラーレ)(カンツォーネ)
第2ステージ
Madmoisell de Paris(パリのお嬢さん)(シャンソン)
Jezebel(ジュザベル)(シャンソン)
Spain(ジャズ)
Wake up!(オリジナル Amor:作曲 /KEIJI:作詞)
¡Qué Divertido!(ケ・ディヴェルティード)(オリジナル Amor:作曲 /KEIJI:作詞)
El Cumbanchero(エル・クンバンチェロ)(ラテン)
Down by the Salley Gardens(柳の庭のほとりで)(イギリス民謡)
You Raise Me Up(クラシカル・クロスオーバー)
Amazing Grace(イギリス民謡)
River(オリジナル)
アンコール
Nella Fantasia(ネッラ・ファンタジア)(クラシカル・クロスオーバー)
Al Di La(アル・ディ・ラ)(カンツォーネ)
お花やお菓子、ワインなどプレゼントをたくさんいただきました。本当にありがたいことです。きれいに飾らせていただきます。

25.2013
「仰げば尊し」「村の鍛冶屋」
いつもこんな硬い話をするメンバーではないのですが、今日、数人でランチの後にお茶をしていて、今の教育はおかしい、という話題になりました。
教科書に童謡や唱歌が少なくなってきたのが影響しているのではないか、ということでした。
例えば「村の鍛冶屋」。
―――「ふいご」って言ったって解らないから…。
――― 解らないからやらないのではなくて、昔はこうだったんだと教えればいいのよ。
―――今は音楽の授業で、Popsなど、子どもが興味を持つようなものを取り入れる傾向にあるから…。でも、知らない言葉が入っているし、環境が大きく変化してなじめないから教えない、と逃げるのはどうかと思いますよね…。縄文式土器とか教えているんだから…。
それから「仰げば尊し」。
―――今は教えないんですってね。おしつけがましいからという理由で。
―――「旅立ちの歌」とか「巣立ちの歌」でしょ、卒業式で歌うのは…?
という具合。

僕は、教師が卒業式で「仰げば尊し」を歌わせるのは、教師への尊敬を強要するようだから歌わせない、というのはどうかと思います。
教師を敬え、教師に感謝せよ、と歌わせるのではなく、これまで、或いは過去にお世話になった先生に対して感謝の気持ちを込めて贈る歌があるということを教えるのは大切なことだと思うのです。
いつから教師は自ら卑下するようになったのでしょう?
昔の邦画では、教師は尊敬されていました。
ところが、TVドラマの影響か、友達のように気さくに話せる教師が人気を博し、挙句の果てに、とんでもない教師がワイドショーで繰り返し取りざたされ、昔に比べると、教師全体の地位は失墜してしまいました。まるで、かつては往年の俳優や女優が雲の上の存在だったように。
モンスター・ペアレンツの存在が怖いのは、日本も海外も同様のようです。
でも、親が先生を敬う姿勢を見せないと、子どもは先生を尊敬しないと思うし、また、周囲から尊敬を集めることで教師もそれにふさわしい人物になろうと責任感が生ずると思うのです。親と子どもによって教師も育てられるともいえるのではないでしょうか?
今では自分の恩師とは年賀状だけのおつき合いになりましたが、ずっと心の中の拠り所になっています。
教師は大変な職業です。生涯を通してこれだけ多くの人生に関わり、影響を与える職業はなかなかありません。
これは理想論だと自分でも思いますが、「仰げば尊し」を知らない親が子どもを育てる時代が来るかと思うと不安になります。
2日後にソロ・ライブを控えているので、今日はこの辺でおしまい。
教科書に童謡や唱歌が少なくなってきたのが影響しているのではないか、ということでした。
例えば「村の鍛冶屋」。
―――「ふいご」って言ったって解らないから…。
――― 解らないからやらないのではなくて、昔はこうだったんだと教えればいいのよ。
―――今は音楽の授業で、Popsなど、子どもが興味を持つようなものを取り入れる傾向にあるから…。でも、知らない言葉が入っているし、環境が大きく変化してなじめないから教えない、と逃げるのはどうかと思いますよね…。縄文式土器とか教えているんだから…。
それから「仰げば尊し」。
―――今は教えないんですってね。おしつけがましいからという理由で。
―――「旅立ちの歌」とか「巣立ちの歌」でしょ、卒業式で歌うのは…?
という具合。


僕は、教師が卒業式で「仰げば尊し」を歌わせるのは、教師への尊敬を強要するようだから歌わせない、というのはどうかと思います。
教師を敬え、教師に感謝せよ、と歌わせるのではなく、これまで、或いは過去にお世話になった先生に対して感謝の気持ちを込めて贈る歌があるということを教えるのは大切なことだと思うのです。
いつから教師は自ら卑下するようになったのでしょう?
昔の邦画では、教師は尊敬されていました。
ところが、TVドラマの影響か、友達のように気さくに話せる教師が人気を博し、挙句の果てに、とんでもない教師がワイドショーで繰り返し取りざたされ、昔に比べると、教師全体の地位は失墜してしまいました。まるで、かつては往年の俳優や女優が雲の上の存在だったように。
モンスター・ペアレンツの存在が怖いのは、日本も海外も同様のようです。
でも、親が先生を敬う姿勢を見せないと、子どもは先生を尊敬しないと思うし、また、周囲から尊敬を集めることで教師もそれにふさわしい人物になろうと責任感が生ずると思うのです。親と子どもによって教師も育てられるともいえるのではないでしょうか?
今では自分の恩師とは年賀状だけのおつき合いになりましたが、ずっと心の中の拠り所になっています。
教師は大変な職業です。生涯を通してこれだけ多くの人生に関わり、影響を与える職業はなかなかありません。
これは理想論だと自分でも思いますが、「仰げば尊し」を知らない親が子どもを育てる時代が来るかと思うと不安になります。
2日後にソロ・ライブを控えているので、今日はこの辺でおしまい。
22.2013
2013.1.22 今日のニュース
昨日の天気予報で、関東地方にまた雪が降るかもしれないと心配していたのですが、どうやら雨ですんだみたいです。今年の冬は寒いなぁと思っていたところ、諏訪湖の「御神渡り」出現のニュースを知りました。2年連続の出現で、昨年よりも13日早かったそうです。御神渡りは、諏訪大社上社の男神が、対岸の下社の女神のもとへ通った恋路と伝えられています。確か氷の避け具合で豊作などを占うんですよね。
世間ではアベノミクス「3本の矢」による期待感とその先の不安が膨らむ一方、アルジェリア人質事件、大阪の市立高校の体育科の入試中止のニュースが舞い込み、とても複雑な気分です。今日はそんな気分を表したような天気です。
寒くて良いのは「御神渡り」だけ。本当の春が待ち遠しいです。
世間ではアベノミクス「3本の矢」による期待感とその先の不安が膨らむ一方、アルジェリア人質事件、大阪の市立高校の体育科の入試中止のニュースが舞い込み、とても複雑な気分です。今日はそんな気分を表したような天気です。
寒くて良いのは「御神渡り」だけ。本当の春が待ち遠しいです。
20.2013
番町でこんな店にいってきました。
番町といえば皿屋敷を連想する方も多いでしょう。四谷と市ヶ谷の間にある番町。この辺りは江戸時代の旗本のお屋敷の区画がほぼそのまま残されており、明治に入って共有化・細分化されましたが、その後、文学者、陶芸家、画家、歌舞伎役者など多くの文化人が居住していたところです。
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今日はこの近くで仕事だったので、六番町を歩いてみました。
小説家の有島武郎、画家の有島生馬、同じく小説家の里見 弴(とん)3兄弟の旧居跡、
「真珠夫人」でも有名な小説家の菊池寛の旧居跡、
そして明治女学校跡が同じ通りに並んでいました。

帰りに、みんなで「和風創作居酒屋文‐AYA‐ 四ツ谷店」に寄りました。各テ-ブルが茶色のカーテンで仕切られていて、初めて来た時は占いの館かと思いました(笑)。この界隈は日曜日が定休のお店が多いので重宝します。今日は団体客で盛況でした。
まずは、お通しと飲み物で乾杯。僕は日本酒:加賀鳶 極寒純米辛口を熱燗で。
アボカドとクリームチーズのわさびマヨネーズ和え
蓮根の挟み揚げ 山芋の梅しそ巻き

生たこのカルパッチョも注文したのですが、食べるのに夢中で、写真を撮るのを忘れてしまいました。
たっぷり豆腐の和風サラダ
ネギチヂミ そして、特製つくねちゃんこ・辛味噌(写真は2人前)
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特製つくねちゃんこ・辛味噌は前に食べた時おいしかったので、また注文しました。
煮えるとこんな感じです。

23歳の店長をはじめ、スタッフがみんな感じよくて、応援したくなるお店なのでブログに載せました。
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今日はこの近くで仕事だったので、六番町を歩いてみました。
小説家の有島武郎、画家の有島生馬、同じく小説家の里見 弴(とん)3兄弟の旧居跡、
「真珠夫人」でも有名な小説家の菊池寛の旧居跡、


そして明治女学校跡が同じ通りに並んでいました。

帰りに、みんなで「和風創作居酒屋文‐AYA‐ 四ツ谷店」に寄りました。各テ-ブルが茶色のカーテンで仕切られていて、初めて来た時は占いの館かと思いました(笑)。この界隈は日曜日が定休のお店が多いので重宝します。今日は団体客で盛況でした。
まずは、お通しと飲み物で乾杯。僕は日本酒:加賀鳶 極寒純米辛口を熱燗で。
アボカドとクリームチーズのわさびマヨネーズ和え
蓮根の挟み揚げ 山芋の梅しそ巻き

生たこのカルパッチョも注文したのですが、食べるのに夢中で、写真を撮るのを忘れてしまいました。
たっぷり豆腐の和風サラダ
ネギチヂミ そして、特製つくねちゃんこ・辛味噌(写真は2人前)
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特製つくねちゃんこ・辛味噌は前に食べた時おいしかったので、また注文しました。
煮えるとこんな感じです。

23歳の店長をはじめ、スタッフがみんな感じよくて、応援したくなるお店なのでブログに載せました。
18.2013
チェット・ベイカー・シングス(Chet Baker Sings)
今日は風は冷たいけれど、良い天気でした。僕が一時はまっていたジャズのアルバムを紹介します。
チェット・ベイカー・シングス(Chet Baker Sings)
ジャズ・トランペット奏者/歌手のチェット・ベイカーが、1956年に発表したアルバムで、ウエストコースト・ジャズを代表する作品の一つともいわれています。
そんな評判など露知らず、偶然手にしたCDアルバムでしたが、初めて聴いた瞬間から虜になってしまいました。それこそ、朝目覚めてから、食事中、ワインを飲みながら、バスタブにつかりながら、眠りにつくとき…、聴かない日はなかったくらいです。中性的でアンニュイ、クールで都会的とも言われる歌声が、端正な容姿ともあいまって、特に女性の人気を集めるようになったのもうなずけます。後にボサノヴァ誕生の一因となったとも言われているそうです。
高校時代、フュージョン、J-pop、洋楽など、浅いけれど割とまんべんなく聴いていたのですが、声楽を勉強し始めてからは、一時クラシックしか耳が受けつけない時期がありました。当時はフリッツ・ヴンダーリヒの「美しい水車小屋の娘」「詩人の恋」、フィッシャー・ディースカウとエディット・マティスの「ミルテの花」、ペーター・シュライアーのブラームスの歌曲などを毎日聴いて、ドイツ・リートの勉強にいそしみました。(今思えばまだまだ勉強不足ですが…。)
今でもそういったリリカルなものは好きですが、いつしかオペラのようなドラマティックなものを聴くと、お勉強になってしまうようになりました。
そんなとき、この Chet Baker Sings は、僕の心にそっと入り込んできたのです。彼の声は決して専門的に歌を勉強した人の声ではないのですが、このアルバムをレコーディングした時は既にトランペット奏者として名を上げていただけあって、フレーズの作り方が上手く、声がやさしく心に語りかけるように届くのです。決して押しつけがましくなく…。じっくり聴くも良し、かけっぱなしにしてBGMとしても邪魔にならないのです。
トランペットもこれといって超絶技巧もなく、歌とのバランスという視点から見ても、このアルバム全体が一つの作品としてまとまっていると言えるでしょう。特に「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」はチェットのヴァージョンが決定版とする声は多いようです。
そして、その好きが高じて「Beneath the Blue Jazz Concert」を企画、自らヴォーカルを担当し、ピアノ・トリオ(Pf.B.Drs)+トランペットとともに演奏したのです。それが Beneath the Blue の始まりでした。その時のプログラムに Chet Baker Sings の収録曲が多かったことは、言うまでもありません。
彼の人生はあまり恵まれたものではなく、晩年のその容姿の変貌ぶりには驚くばかりですが、この Chet Baker Sings には若かりし頃の瑞々しさがいっぱい詰まっています。

1. That Old Feeling(L. Brown, S. Fain)
2. It's Always You(J. V. Heusen, J. Burke)
3. Like Someone In Love(J. V. Heusen, J. Burke)
4. My Ideal(N. Chase, R. Whitning, L. Robin)
5. I've Never Been In Love Before(F. Loesser)
6. My Buddy(W. Donaldson, G. Kahn)
7. But Not For Me(G. Gershwin, I. Gershwin)
8. Time After Time(S. Cahn, J. Styne)
9. I Get Along Without You Very Well(H. Carmichael)
10. My Funny Valentine(R. Rodgers, L. Hart)
11. There Will Never Be Another You(M. Gordon, H. Warren)
12. The Thrill Is Gone(L. Brown, R. Henderson)
13. I Fall In Love Too Easily(S. Cahn, J. Styne)
14. Look For The Silver Lining(B. DeSylva, J. Kern)
チェット・ベイカー・シングス(Chet Baker Sings)
ジャズ・トランペット奏者/歌手のチェット・ベイカーが、1956年に発表したアルバムで、ウエストコースト・ジャズを代表する作品の一つともいわれています。
そんな評判など露知らず、偶然手にしたCDアルバムでしたが、初めて聴いた瞬間から虜になってしまいました。それこそ、朝目覚めてから、食事中、ワインを飲みながら、バスタブにつかりながら、眠りにつくとき…、聴かない日はなかったくらいです。中性的でアンニュイ、クールで都会的とも言われる歌声が、端正な容姿ともあいまって、特に女性の人気を集めるようになったのもうなずけます。後にボサノヴァ誕生の一因となったとも言われているそうです。
高校時代、フュージョン、J-pop、洋楽など、浅いけれど割とまんべんなく聴いていたのですが、声楽を勉強し始めてからは、一時クラシックしか耳が受けつけない時期がありました。当時はフリッツ・ヴンダーリヒの「美しい水車小屋の娘」「詩人の恋」、フィッシャー・ディースカウとエディット・マティスの「ミルテの花」、ペーター・シュライアーのブラームスの歌曲などを毎日聴いて、ドイツ・リートの勉強にいそしみました。(今思えばまだまだ勉強不足ですが…。)
今でもそういったリリカルなものは好きですが、いつしかオペラのようなドラマティックなものを聴くと、お勉強になってしまうようになりました。
そんなとき、この Chet Baker Sings は、僕の心にそっと入り込んできたのです。彼の声は決して専門的に歌を勉強した人の声ではないのですが、このアルバムをレコーディングした時は既にトランペット奏者として名を上げていただけあって、フレーズの作り方が上手く、声がやさしく心に語りかけるように届くのです。決して押しつけがましくなく…。じっくり聴くも良し、かけっぱなしにしてBGMとしても邪魔にならないのです。
トランペットもこれといって超絶技巧もなく、歌とのバランスという視点から見ても、このアルバム全体が一つの作品としてまとまっていると言えるでしょう。特に「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」はチェットのヴァージョンが決定版とする声は多いようです。
そして、その好きが高じて「Beneath the Blue Jazz Concert」を企画、自らヴォーカルを担当し、ピアノ・トリオ(Pf.B.Drs)+トランペットとともに演奏したのです。それが Beneath the Blue の始まりでした。その時のプログラムに Chet Baker Sings の収録曲が多かったことは、言うまでもありません。
彼の人生はあまり恵まれたものではなく、晩年のその容姿の変貌ぶりには驚くばかりですが、この Chet Baker Sings には若かりし頃の瑞々しさがいっぱい詰まっています。

1. That Old Feeling(L. Brown, S. Fain)
2. It's Always You(J. V. Heusen, J. Burke)
3. Like Someone In Love(J. V. Heusen, J. Burke)
4. My Ideal(N. Chase, R. Whitning, L. Robin)
5. I've Never Been In Love Before(F. Loesser)
6. My Buddy(W. Donaldson, G. Kahn)
7. But Not For Me(G. Gershwin, I. Gershwin)
8. Time After Time(S. Cahn, J. Styne)
9. I Get Along Without You Very Well(H. Carmichael)
10. My Funny Valentine(R. Rodgers, L. Hart)
11. There Will Never Be Another You(M. Gordon, H. Warren)
12. The Thrill Is Gone(L. Brown, R. Henderson)
13. I Fall In Love Too Easily(S. Cahn, J. Styne)
14. Look For The Silver Lining(B. DeSylva, J. Kern)
16.2013
「ヌーヴェルあばんせ」でライブ
昨日は「ヌーヴェルあばんせ」でライブでした。基本的に毎月第3火曜日はラテンの日で、パーカッションが入ります。雪や路面の凍結で足元の悪い中、いらしてくださったお客様、ありがとうございました。
ラテンヴォーカルの内田りょうこさんやジャズを歌うN・シゲオさんらと一緒で、楽しいステージでした。
雪による大渋滞で遅れ、充分にリハーサルができなかったパーカッションの佐藤英樹さん、新曲が多かったにもかかわらず、ピアノの中上香代子さんとの息もピッタリで、二人とも白熱した演奏でした。さすがです。
ライブ終了後はいつものようにオーナーと出演者でおしゃべりをしました。
シャンソン協会のことから東京芸大卒業生だけによる「上野の森シャンソン倶楽部」に話題が移り、やがて海外からのオペラの引っ越し公演、ロシア・ロマンスの話になりました。最後にサンジェルマンとカルチェ・ラタンの話から、セーヌ川の左岸と右岸について喋って、遅くなったのでお開き。
風邪が流行っていますね。僕は外出後はうがいと手洗いをして、どうにかもっていますが、暖房を使用すると喉が乾燥するので困っています。みなさん気をつけて下さい。
ラテンヴォーカルの内田りょうこさんやジャズを歌うN・シゲオさんらと一緒で、楽しいステージでした。
雪による大渋滞で遅れ、充分にリハーサルができなかったパーカッションの佐藤英樹さん、新曲が多かったにもかかわらず、ピアノの中上香代子さんとの息もピッタリで、二人とも白熱した演奏でした。さすがです。
ライブ終了後はいつものようにオーナーと出演者でおしゃべりをしました。
シャンソン協会のことから東京芸大卒業生だけによる「上野の森シャンソン倶楽部」に話題が移り、やがて海外からのオペラの引っ越し公演、ロシア・ロマンスの話になりました。最後にサンジェルマンとカルチェ・ラタンの話から、セーヌ川の左岸と右岸について喋って、遅くなったのでお開き。
風邪が流行っていますね。僕は外出後はうがいと手洗いをして、どうにかもっていますが、暖房を使用すると喉が乾燥するので困っています。みなさん気をつけて下さい。
15.2013
初雪
今日はライブの日。
雪かきの音で目を覚まし、窓を見ると隣の家の屋根が真っ白。
窓の外からの光が、こころなしかいつもより明るい。
融けてしまう前に出かけよう。
ここは秋になると素敵に色づく銀杏並木、近所ではお気に入りの場所。

ここも真っ白。自転車がこぎにくい。歩いて来ればよかったかな…。

途中、お母さんに連れられた兄弟らしき子どもが二人、雪だるまを作っている。
丘の上に運びたいけれど、重くて出来ないらしい。
壊さないよう、おそるおそる転がしてみる。なんとか動いたので、丘の斜面を登ってゆく。
ところが、転がす度に雪がついて、だんだん大きくなる雪玉。
背中に汗がじとっと流れるのを感じる。
子どもたちは、もっと上に運んでほしいという。ここでやめるわけにはいかない。

運び上げると、子どもたちは満足したらしく、帰って行った。
すぐ横のラグビー場はあたり一面の雪景色。

ふと振り返ると、丘の上に一人ぼっちで座る、つくりかけの雪だるま。

雪かきの音で目を覚まし、窓を見ると隣の家の屋根が真っ白。
窓の外からの光が、こころなしかいつもより明るい。
融けてしまう前に出かけよう。
ここは秋になると素敵に色づく銀杏並木、近所ではお気に入りの場所。

ここも真っ白。自転車がこぎにくい。歩いて来ればよかったかな…。

途中、お母さんに連れられた兄弟らしき子どもが二人、雪だるまを作っている。
丘の上に運びたいけれど、重くて出来ないらしい。
壊さないよう、おそるおそる転がしてみる。なんとか動いたので、丘の斜面を登ってゆく。
ところが、転がす度に雪がついて、だんだん大きくなる雪玉。
背中に汗がじとっと流れるのを感じる。
子どもたちは、もっと上に運んでほしいという。ここでやめるわけにはいかない。

運び上げると、子どもたちは満足したらしく、帰って行った。
すぐ横のラグビー場はあたり一面の雪景色。

ふと振り返ると、丘の上に一人ぼっちで座る、つくりかけの雪だるま。

13.2013
コクリコ坂から~サンジェルマンへおいでよ
先日、金曜日にTVで「コクリコ坂から」を見ました。
高橋千鶴(作画)・佐山哲郎(原作)による日本の漫画作品を原作としたスタジオジブリ製作の劇場版アニメ作品で、1963年頃の横浜が舞台。いまからちょうど50年前、オリンピックの前の年で、団塊の世代よりちょっと上の高校生達が主人公です。
タイトルの「コクリコ」はフランス語で「ヒナゲシ」の意味だそうです。
当時を偲ばせるジャズピアノから始まり、挿入歌「上を向いて歩こう」など、貧しいけれど希望があった昭和を感じる作品でした。
圧巻だったのは、部室棟「カルチェラタン」存続をめぐる学生たちの集会の場面。大声で演説し、乱闘になり、一人が「白い花の咲く頃」を歌い始めると、やがてそれが大合唱になり収まるのです。「スゴイ、凄過ぎる。何だこのエネルギーは…」率直な感想でした。(そのおかげで今があるのですが…。)乱闘シーンは、TVの昔の映像で見た国会乱闘さながらでした。(フィリピンのも凄かった…。)ずいぶん前に、芥川賞作家の三田誠広さんの作品などで、全共闘時代のことを扱ったものを読んだことがありましたが、自分の頃にはなかったので驚きでした。「世の中を変えてやる」という意気込みが兎に角凄い!自分の頃とは情熱の対象が異なるのですが、そエネルギーたるやケタ違いでした。
また、戦中・戦後の時代、亡くなった友人の子を自分の戸籍に入れて育てるという、複雑な事情があったことも衝撃でした。
生死をかけた時代ならではの男の厚い友情と、それを受け入れた妻の愛情。
そして、そんな時代に翻弄された高校生の淡い恋心、初恋がテーマでした。
なぜこれをブログのテーマにしたのか、それは次のライブで「サンジェルマンへおいでよ」を歌おうと思っていたからです。
サン・ルイ島の近くの穴倉の店に みんなで集まり 哲学の議論さ
楽器が音をがなり立て 青春の爆発だ 煙草はもくもく 気分は最高
想像力のない奴は家に引っ込んでればいい アドリブきかせる 青春の溜まり場さ
ヴィアン ヴィアン ア サンジェルマン ダバダバディ おいでよ ア サンジェルマン
セーヌ河左岸に広がるカルチェ・ラタンの一角サンジェルマン。学生街の街です。
この辺りは哲学カフェ、ロマンカフェ等の異名もとった歴史的カフェがあり、詩人ランボー、そして哲学者サルトルとボーヴォワールといった、実存主義を唱える学生や芸術家のたまり場だったそうです。
彼らの思想は世界中に広がり、第二次世界大戦後の日本の学生にも多大な影響を与えたようです。
ちなみに、ボーヴォワールはサルトルの事実上の妻で、サルトルの実存主義に加担するとともに、女性の解放を求めて闘った人ですね。
1960年初頭、サルトルとボーヴォワールとの実存主義を読みふけっていた学生が大勢いたのでしょう。いつしか、哲学について熱く議論を交わすことなど、ほとんど皆無になってしまいました。
日本では大学が多く集まる東京都千代田区の駿河台周辺を、「日本のカルチエ・ラタン」「神田カルチエ・ラタン」と呼ぶことがあるのだそうです。知りませんでした。
というわけで、お知らせです。1月15日(火)は「ヌーヴェルあばんせ」でライブがあります。中上香代子さん(Pf.)と佐藤英樹さん(Perc.)のサポートです。よろしくお願いしま~す。
写真はクリスマス前に買ったミニシクラメンの花です。まだまだ元気に咲いています。
花言葉は、「内気」「はにかみ」「遠慮がち」「疑いを持つ」「恥ずかしがり屋」「切ない私の愛を受けてください」など。ヒナゲシではないけれど、「コクリコ坂から」の主人公の初恋に似ているかも…。

高橋千鶴(作画)・佐山哲郎(原作)による日本の漫画作品を原作としたスタジオジブリ製作の劇場版アニメ作品で、1963年頃の横浜が舞台。いまからちょうど50年前、オリンピックの前の年で、団塊の世代よりちょっと上の高校生達が主人公です。
タイトルの「コクリコ」はフランス語で「ヒナゲシ」の意味だそうです。
当時を偲ばせるジャズピアノから始まり、挿入歌「上を向いて歩こう」など、貧しいけれど希望があった昭和を感じる作品でした。
圧巻だったのは、部室棟「カルチェラタン」存続をめぐる学生たちの集会の場面。大声で演説し、乱闘になり、一人が「白い花の咲く頃」を歌い始めると、やがてそれが大合唱になり収まるのです。「スゴイ、凄過ぎる。何だこのエネルギーは…」率直な感想でした。(そのおかげで今があるのですが…。)乱闘シーンは、TVの昔の映像で見た国会乱闘さながらでした。(フィリピンのも凄かった…。)ずいぶん前に、芥川賞作家の三田誠広さんの作品などで、全共闘時代のことを扱ったものを読んだことがありましたが、自分の頃にはなかったので驚きでした。「世の中を変えてやる」という意気込みが兎に角凄い!自分の頃とは情熱の対象が異なるのですが、そエネルギーたるやケタ違いでした。
また、戦中・戦後の時代、亡くなった友人の子を自分の戸籍に入れて育てるという、複雑な事情があったことも衝撃でした。
生死をかけた時代ならではの男の厚い友情と、それを受け入れた妻の愛情。
そして、そんな時代に翻弄された高校生の淡い恋心、初恋がテーマでした。
なぜこれをブログのテーマにしたのか、それは次のライブで「サンジェルマンへおいでよ」を歌おうと思っていたからです。
サン・ルイ島の近くの穴倉の店に みんなで集まり 哲学の議論さ
楽器が音をがなり立て 青春の爆発だ 煙草はもくもく 気分は最高
想像力のない奴は家に引っ込んでればいい アドリブきかせる 青春の溜まり場さ
ヴィアン ヴィアン ア サンジェルマン ダバダバディ おいでよ ア サンジェルマン
セーヌ河左岸に広がるカルチェ・ラタンの一角サンジェルマン。学生街の街です。
この辺りは哲学カフェ、ロマンカフェ等の異名もとった歴史的カフェがあり、詩人ランボー、そして哲学者サルトルとボーヴォワールといった、実存主義を唱える学生や芸術家のたまり場だったそうです。
彼らの思想は世界中に広がり、第二次世界大戦後の日本の学生にも多大な影響を与えたようです。
ちなみに、ボーヴォワールはサルトルの事実上の妻で、サルトルの実存主義に加担するとともに、女性の解放を求めて闘った人ですね。
1960年初頭、サルトルとボーヴォワールとの実存主義を読みふけっていた学生が大勢いたのでしょう。いつしか、哲学について熱く議論を交わすことなど、ほとんど皆無になってしまいました。
日本では大学が多く集まる東京都千代田区の駿河台周辺を、「日本のカルチエ・ラタン」「神田カルチエ・ラタン」と呼ぶことがあるのだそうです。知りませんでした。
というわけで、お知らせです。1月15日(火)は「ヌーヴェルあばんせ」でライブがあります。中上香代子さん(Pf.)と佐藤英樹さん(Perc.)のサポートです。よろしくお願いしま~す。
写真はクリスマス前に買ったミニシクラメンの花です。まだまだ元気に咲いています。
花言葉は、「内気」「はにかみ」「遠慮がち」「疑いを持つ」「恥ずかしがり屋」「切ない私の愛を受けてください」など。ヒナゲシではないけれど、「コクリコ坂から」の主人公の初恋に似ているかも…。

12.2013
「スマホ18の約束」について
「スマホ18の約束」東京新聞 掲載の内容が話題になっているようです。
これはアメリカのマサチューセッツ州で、13歳の息子グレゴリー君にiPhoneをクリスマスプレゼントに贈った母親のジャネルさんが、iPhoneを使う際の使用契約書が、スマホ18の約束 です。
これほど話題になるのは、支持する方がいかに多かったかの現れだと思います。
子どもに携帯電話を持たせることの是非についてメディアが取り上げて久しくなります。親世代が子どもだった頃にはなかった携帯電話やインターネットが、今の子どもに与える影響は、未知なことが多すぎます。親世代が悩むのも当然ですよね。祖父母の世代に相談しようにもネットのことは難しくて解らないし…。
この18の条文から、13歳の息子にiPhoneをプレゼントすることを決心するまでの葛藤、どれだけ調査し考えたか、その過程が伺えます。
まず、親がネット社会の悪影響、いじめや中傷を勉強し、どうしたら自分の子どもを守ることができるか真剣に考えています。
また、中学生になったから…と人生の節目や周囲の状況で判断せず、日常から子どもとよく向き合い、正しい判断ができる子どもに成長したと信じている。だが万が一、取り返しのつかないことをしてしまうかもしれない、その前に、もし兆候が見えたら取り上げよう…。自分の子どもを被害者にも加害者にもさせない、そんな意気込みが伝わってきます。
そして、もし使用法に問題があった場合、頭ごなしに取り上げるのではなく、一緒に考えながら解決していこうという姿勢がうかがえます。
13歳の子どもにiPhoneが必要かの是非はともかく、現代テクノロジーにおいてきぼりにされないようにするには、ある程度早めのほうが有利だと思います。だからこの子の親は、最終的にiPhoneを渡すことを決断したのでしょう。ちなみに僕は周囲に比べて携帯電話を所持したのが遅かったのですが、初めて友人にメールを送信した時の返事が「文明開化だね」でした。
僕は職業柄か、下記の項目に感銘を受けました。
15. 新しい音楽やクラシックなど 色んな曲をダウンロードしなさい
あなたの仲間が聴いている音楽だけでなく 様々な曲を聴きなさい
あなたの世代は 史上もっとも音楽にアクセスできる世代なのよ
この利点を活用して視野を広げなさい
17. 上を向いて歩きなさい
あなたの周囲の世界に目を向けなさい
窓を眺めたり 鳥のさえずりをきいたり 散歩したり
知らない人と会話してみてください
グーグルで検索せずに思考しなさい
これらはインターネットの利便性と弊害を述べています。僕自身、観光名所や宿、楽曲を知るためによく検索を利用しています。でも、そこに旅行したり、他人のコンサートやライブで生の演奏に触れるなど、実際に体感することって、本来それが本質ですし、労力がいりますが楽しいですね。そして出来れば、ものの善し悪しを自分で判断できる人になれるよう見聞を拡げたいものです。
「スマホ18の約束、うちも取り入れてみよっ…」という方がいらっしゃると思いますが、これを鵜呑みにせず、子どもたちそれぞれの成長に応じて、親が考えて個々に対応することが大切ですね。
第17条の最後に「グーグルで検索せずに思考しなさい」とあります。
これはアメリカのマサチューセッツ州で、13歳の息子グレゴリー君にiPhoneをクリスマスプレゼントに贈った母親のジャネルさんが、iPhoneを使う際の使用契約書が、スマホ18の約束 です。
これほど話題になるのは、支持する方がいかに多かったかの現れだと思います。
子どもに携帯電話を持たせることの是非についてメディアが取り上げて久しくなります。親世代が子どもだった頃にはなかった携帯電話やインターネットが、今の子どもに与える影響は、未知なことが多すぎます。親世代が悩むのも当然ですよね。祖父母の世代に相談しようにもネットのことは難しくて解らないし…。
この18の条文から、13歳の息子にiPhoneをプレゼントすることを決心するまでの葛藤、どれだけ調査し考えたか、その過程が伺えます。
まず、親がネット社会の悪影響、いじめや中傷を勉強し、どうしたら自分の子どもを守ることができるか真剣に考えています。
また、中学生になったから…と人生の節目や周囲の状況で判断せず、日常から子どもとよく向き合い、正しい判断ができる子どもに成長したと信じている。だが万が一、取り返しのつかないことをしてしまうかもしれない、その前に、もし兆候が見えたら取り上げよう…。自分の子どもを被害者にも加害者にもさせない、そんな意気込みが伝わってきます。
そして、もし使用法に問題があった場合、頭ごなしに取り上げるのではなく、一緒に考えながら解決していこうという姿勢がうかがえます。
13歳の子どもにiPhoneが必要かの是非はともかく、現代テクノロジーにおいてきぼりにされないようにするには、ある程度早めのほうが有利だと思います。だからこの子の親は、最終的にiPhoneを渡すことを決断したのでしょう。ちなみに僕は周囲に比べて携帯電話を所持したのが遅かったのですが、初めて友人にメールを送信した時の返事が「文明開化だね」でした。
僕は職業柄か、下記の項目に感銘を受けました。
15. 新しい音楽やクラシックなど 色んな曲をダウンロードしなさい
あなたの仲間が聴いている音楽だけでなく 様々な曲を聴きなさい
あなたの世代は 史上もっとも音楽にアクセスできる世代なのよ
この利点を活用して視野を広げなさい
17. 上を向いて歩きなさい
あなたの周囲の世界に目を向けなさい
窓を眺めたり 鳥のさえずりをきいたり 散歩したり
知らない人と会話してみてください
グーグルで検索せずに思考しなさい
これらはインターネットの利便性と弊害を述べています。僕自身、観光名所や宿、楽曲を知るためによく検索を利用しています。でも、そこに旅行したり、他人のコンサートやライブで生の演奏に触れるなど、実際に体感することって、本来それが本質ですし、労力がいりますが楽しいですね。そして出来れば、ものの善し悪しを自分で判断できる人になれるよう見聞を拡げたいものです。
「スマホ18の約束、うちも取り入れてみよっ…」という方がいらっしゃると思いますが、これを鵜呑みにせず、子どもたちそれぞれの成長に応じて、親が考えて個々に対応することが大切ですね。
第17条の最後に「グーグルで検索せずに思考しなさい」とあります。
08.2013
谷中七福神めぐり
昨日1月7日は人日の節句で、七草粥を食べる風習のある日でしたが、日暮里で仕事の後、みんなで谷中七福神めぐりをしました。日暮里からスタートなので、上野の「弁天堂(弁財天)」と「護国院(大黒天)」は諦め、田端方面に向かうことにしました。
最初に訪れたのは、天王寺。正面に大仏が鎮座し、右の御堂に毘沙門天。出世、勇気を授ける神様です。
中には入れず、外から拝観しました。遠くてよく見えません。
途中、徳川慶喜のお墓に寄りました。
三つ葉葵の門越しに撮影しました。変わった形のお墓でした。

次に訪れたのは長安寺。寿老人が祀られていました。長命、富貴、与宝、種々の病の平癒の神様。

お昼をずいぶん過ぎたので、「たんぴょう亭」に入りました。隠れ家的な日本料理のお店で、鮪の竜田揚げ定食を注文しました。店内には谷中七福神の絵が掛けられていました。
帰り際に入口付近をよく見ると、正月らしく、縁起物のフクロウとフグの置物、そして宝船の絵が飾られていました。

僕のお気に入りの回文です。
「長き夜の遠の眠りの皆目覚め 波乗り舟の音のよきかな」
(なかきよのとをのねふりのみなめさめなみのりふねのおとのよきかな)
昔は正月二日によい初夢が見られるよう、この宝船の絵を枕元に置いて床についたのですね。
谷中銀座商店街をそぞろ歩いてから、修性院に向かいました。谷中らしく、素敵な竹細工のお店がありました。ところで、この辺りは猫がいっぱいいるんですね。みんな人に慣れていて、のんびり過ごしていました。あまりにもかしこまって座っている猫ちゃんがいたので、写真を撮りました。のどをコロコロさわってやると甘えてくるのですが、シャッターを切ると横を向いたり、立ち上がったり…。3度目に撮れたのがこの写真です。

修性院に到着。中はとてもきらびやかな装飾が施されていました。左側にはユニークな布袋さまがいらっしゃいました。と、とにかく大きいのです。そしてなんとも微笑ましい笑顔!さすが人格形成、富貴繁栄、福の神。

そのすぐ近くの青雲寺。こちらは中には入れなかったものの、恵比寿様がすぐ目の前に出迎えて下さいました。

恵美寿神の由来が説明してありました。いろいろな漢字があって面白いですね。七福神の中で唯一、日本出身の神様ですからね。

もうひと頑張り、東覚寺を目指し、田端方面に向かいます。だんだん身体も冷えてきました。陽が傾き、ここからは見えないのですが、「夕やけだんだん」の風情がしのばれます。
やっと東覚寺に到着しました。

ここは真言宗豊山派のお寺で、門をくぐると、目の前に弘法大師様の像がありました。

本尊は不動明王像で、正面の本堂の内部は天井画も欄間も見事で、落ちついた趣でした。ところが、福禄寿像を探してもなかなか見つかりません。お寺の方に尋ねようと詰所らしきところに入ると、なんとそこにいらっしゃいました。しかも大勢…。
石造金剛力士立像、通称赤紙仁王。身体の悪い部分に赤い紙を貼って祈願すれば、病気が回復すると信じられています。僕はこれといって悪いところもないので、お腹をこわさないように…、度胸がつきますように…とお腹と心臓の2カ所にペタッと貼りました。

寒くなったので田端にある「Cross Five」というコーヒー店に入りました。「パナマゲイシャ」というコーヒーを注文しました。「えっ、パナマ芸者!?」と名前に惹かれたのですが、これがまた、とても美味しかったのです。後で調べたのですが、このゲイシャ種(エチオピア起源の原種)が、2004年パナマの国際オークション(Best of Panama)で当時破格の最高落札価格を記録したことから、世界の注目を集めるようになったのだそうです。最高品質で希少価値も高いそうです。

おかわりもして下さいました。あまりの美味しさに、ブログに載せてもよいか尋ねると、店内の撮影にも快く応じてくれました。 店の奥に大きい焙煎機があり、入口の脇のガラスケースにはカップ&ソーサー、お湯を沸かす装置のついたポットなどが陳列、販売していました。テーブル席とカウンターのある店内はゆったりとして、居心地のよい空間でした。コーヒー豆も量り売りしており、また来たいと思わせるお店でした。
最初に訪れたのは、天王寺。正面に大仏が鎮座し、右の御堂に毘沙門天。出世、勇気を授ける神様です。


中には入れず、外から拝観しました。遠くてよく見えません。

途中、徳川慶喜のお墓に寄りました。


三つ葉葵の門越しに撮影しました。変わった形のお墓でした。

次に訪れたのは長安寺。寿老人が祀られていました。長命、富貴、与宝、種々の病の平癒の神様。

お昼をずいぶん過ぎたので、「たんぴょう亭」に入りました。隠れ家的な日本料理のお店で、鮪の竜田揚げ定食を注文しました。店内には谷中七福神の絵が掛けられていました。

帰り際に入口付近をよく見ると、正月らしく、縁起物のフクロウとフグの置物、そして宝船の絵が飾られていました。

僕のお気に入りの回文です。
「長き夜の遠の眠りの皆目覚め 波乗り舟の音のよきかな」
(なかきよのとをのねふりのみなめさめなみのりふねのおとのよきかな)
昔は正月二日によい初夢が見られるよう、この宝船の絵を枕元に置いて床についたのですね。
谷中銀座商店街をそぞろ歩いてから、修性院に向かいました。谷中らしく、素敵な竹細工のお店がありました。ところで、この辺りは猫がいっぱいいるんですね。みんな人に慣れていて、のんびり過ごしていました。あまりにもかしこまって座っている猫ちゃんがいたので、写真を撮りました。のどをコロコロさわってやると甘えてくるのですが、シャッターを切ると横を向いたり、立ち上がったり…。3度目に撮れたのがこの写真です。


修性院に到着。中はとてもきらびやかな装飾が施されていました。左側にはユニークな布袋さまがいらっしゃいました。と、とにかく大きいのです。そしてなんとも微笑ましい笑顔!さすが人格形成、富貴繁栄、福の神。


そのすぐ近くの青雲寺。こちらは中には入れなかったものの、恵比寿様がすぐ目の前に出迎えて下さいました。


恵美寿神の由来が説明してありました。いろいろな漢字があって面白いですね。七福神の中で唯一、日本出身の神様ですからね。

もうひと頑張り、東覚寺を目指し、田端方面に向かいます。だんだん身体も冷えてきました。陽が傾き、ここからは見えないのですが、「夕やけだんだん」の風情がしのばれます。
やっと東覚寺に到着しました。


ここは真言宗豊山派のお寺で、門をくぐると、目の前に弘法大師様の像がありました。

本尊は不動明王像で、正面の本堂の内部は天井画も欄間も見事で、落ちついた趣でした。ところが、福禄寿像を探してもなかなか見つかりません。お寺の方に尋ねようと詰所らしきところに入ると、なんとそこにいらっしゃいました。しかも大勢…。


石造金剛力士立像、通称赤紙仁王。身体の悪い部分に赤い紙を貼って祈願すれば、病気が回復すると信じられています。僕はこれといって悪いところもないので、お腹をこわさないように…、度胸がつきますように…とお腹と心臓の2カ所にペタッと貼りました。

寒くなったので田端にある「Cross Five」というコーヒー店に入りました。「パナマゲイシャ」というコーヒーを注文しました。「えっ、パナマ芸者!?」と名前に惹かれたのですが、これがまた、とても美味しかったのです。後で調べたのですが、このゲイシャ種(エチオピア起源の原種)が、2004年パナマの国際オークション(Best of Panama)で当時破格の最高落札価格を記録したことから、世界の注目を集めるようになったのだそうです。最高品質で希少価値も高いそうです。



おかわりもして下さいました。あまりの美味しさに、ブログに載せてもよいか尋ねると、店内の撮影にも快く応じてくれました。 店の奥に大きい焙煎機があり、入口の脇のガラスケースにはカップ&ソーサー、お湯を沸かす装置のついたポットなどが陳列、販売していました。テーブル席とカウンターのある店内はゆったりとして、居心地のよい空間でした。コーヒー豆も量り売りしており、また来たいと思わせるお店でした。
03.2013
明けましておめでとうございます。(2)浜離宮恩賜庭園~水上バスで浅草初詣
諏訪流放鷹術の実演を見た後、花木園にて一休み。せっかく着物で来たので写真を撮ることにしました。中央の写真を撮ってからチェックした時に、腕時計が着物に合っていないような気がしたので、外して撮り直しました。ストールはMADE IN INDIAですが、着物との相性は如何でしょうか?

木々の間を抜けて潮入の池(大泉水)に到着。松の御茶屋の前でも写真を撮りました。後ろに東京タワーが見えますね。太陽の光を受けて水面がキラキラと輝いていました。
松の御茶屋でお茶をいただきました。中は赤い毛氈が敷いてあり、光が差し込み、とても明るかったです。

中は非常に凝った造りになっていて、天井板は屋久杉と霧島杉。千鳥の姿を彫りぬいた欄間があり、夕方近くになると陽光が和らぎ、潮入の池側の欄間を通り抜けた光りが天井に映り、水面を反射したゆらめく光で、千鳥が遊んでいるようにみえるのだそうです。各欄間の間の柱や釣り束(つりづか)と長押(なげし)が交差する部分には、蝉と松ぼっくりの釘隠しの意匠が施されていました。どうして蝉と松ぼっくりなか、その意味は解らないそうですが…。右は、人差し指ほどの厚さがある一枚板をくりぬいて作った彫刻で、月と霞を表現しています。とても贅沢な造りでした。

お伝い橋から中島の御茶屋に渡りました。富士見山からは中島の御茶屋と松の御茶屋が見渡せて、最高の眺めでした。

この後、浜離宮の水上バスで浅草へ移動しました。船で浅草に行くのは初めてです。途中、両国から乗客が大勢乗り込んできました。船の後部はスクリューで波が激しく盛り上がり、なかなかの迫力でした。2階はデッキになっていて、手を伸ばせば隅田川の橋に触れそうな高さです。どの橋もそれぞれに特徴があり、美しかったです。水上バスだけで東京を散策するのも楽しそう…と実感しました。
浅草は観光バスが沢山停まっていて、二天門をくぐって境内に入ると中はごった返していました。なかなか拝観できそうにないので、先に食事をすることにしました。浅草寺周辺や仲見世通りはどこもいっぱいなので、田原町の近くにある「やっ古(やっこ)」へ。入口には金魚、そしてご覧のような正月飾りの前の席に案内されました。正月飾りの右にあるのは、雷様の絵皿で、さすが雷門の近く、縁起ものだなと感心しました。日本酒「白鷹」と、鰻を卵焼きで巻いた「う巻き」と天婦羅、うな重を注文しました。創業200年以上で、今の内装にしたのは20年くらい前だそうです。とてもゆったりすごせました。

こうして今年は、鷹狩りを見学した後、浜離宮の富士見山に登り、白鷹の酒を飲み、茄子の天婦羅を食べ、「一富士、二鷹、三茄子」を実践したのでした。
帰り際に店内の階段も写真に収めました。ステンドガラスや和洋折衷の様式美が大正浪漫の雰囲気を醸し出していました。

いよいよ初詣。仲見世通りは先程よりは混雑が解消されたのですが、ご覧のようなありさまでした。神戸のルミナリエを思い出し、比較のため写真を撮りました。雰囲気は全く違いますが…。

五重塔がライトアップされて、とてもきれいでした。もひとつおまけ。スカイツリーも写真に撮って、ようやく帰路についたのでした。今年もよい年になりますように…。




木々の間を抜けて潮入の池(大泉水)に到着。松の御茶屋の前でも写真を撮りました。後ろに東京タワーが見えますね。太陽の光を受けて水面がキラキラと輝いていました。
松の御茶屋でお茶をいただきました。中は赤い毛氈が敷いてあり、光が差し込み、とても明るかったです。


中は非常に凝った造りになっていて、天井板は屋久杉と霧島杉。千鳥の姿を彫りぬいた欄間があり、夕方近くになると陽光が和らぎ、潮入の池側の欄間を通り抜けた光りが天井に映り、水面を反射したゆらめく光で、千鳥が遊んでいるようにみえるのだそうです。各欄間の間の柱や釣り束(つりづか)と長押(なげし)が交差する部分には、蝉と松ぼっくりの釘隠しの意匠が施されていました。どうして蝉と松ぼっくりなか、その意味は解らないそうですが…。右は、人差し指ほどの厚さがある一枚板をくりぬいて作った彫刻で、月と霞を表現しています。とても贅沢な造りでした。


お伝い橋から中島の御茶屋に渡りました。富士見山からは中島の御茶屋と松の御茶屋が見渡せて、最高の眺めでした。


この後、浜離宮の水上バスで浅草へ移動しました。船で浅草に行くのは初めてです。途中、両国から乗客が大勢乗り込んできました。船の後部はスクリューで波が激しく盛り上がり、なかなかの迫力でした。2階はデッキになっていて、手を伸ばせば隅田川の橋に触れそうな高さです。どの橋もそれぞれに特徴があり、美しかったです。水上バスだけで東京を散策するのも楽しそう…と実感しました。
浅草は観光バスが沢山停まっていて、二天門をくぐって境内に入ると中はごった返していました。なかなか拝観できそうにないので、先に食事をすることにしました。浅草寺周辺や仲見世通りはどこもいっぱいなので、田原町の近くにある「やっ古(やっこ)」へ。入口には金魚、そしてご覧のような正月飾りの前の席に案内されました。正月飾りの右にあるのは、雷様の絵皿で、さすが雷門の近く、縁起ものだなと感心しました。日本酒「白鷹」と、鰻を卵焼きで巻いた「う巻き」と天婦羅、うな重を注文しました。創業200年以上で、今の内装にしたのは20年くらい前だそうです。とてもゆったりすごせました。


こうして今年は、鷹狩りを見学した後、浜離宮の富士見山に登り、白鷹の酒を飲み、茄子の天婦羅を食べ、「一富士、二鷹、三茄子」を実践したのでした。
帰り際に店内の階段も写真に収めました。ステンドガラスや和洋折衷の様式美が大正浪漫の雰囲気を醸し出していました。

いよいよ初詣。仲見世通りは先程よりは混雑が解消されたのですが、ご覧のようなありさまでした。神戸のルミナリエを思い出し、比較のため写真を撮りました。雰囲気は全く違いますが…。


五重塔がライトアップされて、とてもきれいでした。もひとつおまけ。スカイツリーも写真に撮って、ようやく帰路についたのでした。今年もよい年になりますように…。



02.2013
2013年 明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。いよいよ2013年がはじまりましたね。僕は今日、浜離宮恩賜庭園のお正月イベントの鷹匠の技の実演を見学した後で、隅田川を水上バスで浅草に移動し、初詣をしてきました。半年以上前から、温めていたプランです。旧芝離宮恩賜庭園での落語は、時間の都合で断念しました。

午前9:50頃に新橋を出発。途中、日テレの宮崎駿監督デザインの大時計の前を通りました。少し人だかりができていたのですが、10:00になってもからくり時計は動きませんでした。曜日によって動く時間が違うのでしょうかね?

浜離宮恩賜庭園に入る前に、横を流れる築地川にかかる立派な大手門橋が迎えてくれました。まるでお堀のようでした。

料金を払うと目の前に何やらキノコのような怪しい物体が…。冬の風物詩:雪よけで、ソテツやデイゴなどの温かい地方の植物を寒さから守るためでした。「巻きおろし」と「ヨロイ作り」の2種類があり、写真は「巻きおろし」とのことです。

奥には延遼館跡と呼ばれる広大な庭園が広がり、雪つりがしてありました。

内堀を渡ると、合気道の実演が繰り広げられており、多くの人々が集まっていました。いよいよ諏訪流放鷹術という、鷹狩りの実演が始まりました。江戸時代の将軍家お抱えの鷹匠の集団の一つで、戦後、この伝統文化は政府ではなく民間の有志に引き継がれたのだそうです。実演前に広場をぐるぐる回るのは、鷹は非常に臆病で、ここが自分の縄張りで、実演しても大丈夫だと認識させるためだと説明がありました。

実演後は近くに寄ってきて、写真を撮らせてくれたり、質問に答えてくれたりして下さいました。

鳩を実演の獲物に使うのは残酷ですが、生態系で弱肉強食は厳しい掟なのですね。「かわいそう…」と子どもが叫んでいましたが、この後、親がどう説明するかが重要なのだと思います。(つづく)


午前9:50頃に新橋を出発。途中、日テレの宮崎駿監督デザインの大時計の前を通りました。少し人だかりができていたのですが、10:00になってもからくり時計は動きませんでした。曜日によって動く時間が違うのでしょうかね?

浜離宮恩賜庭園に入る前に、横を流れる築地川にかかる立派な大手門橋が迎えてくれました。まるでお堀のようでした。

料金を払うと目の前に何やらキノコのような怪しい物体が…。冬の風物詩:雪よけで、ソテツやデイゴなどの温かい地方の植物を寒さから守るためでした。「巻きおろし」と「ヨロイ作り」の2種類があり、写真は「巻きおろし」とのことです。

奥には延遼館跡と呼ばれる広大な庭園が広がり、雪つりがしてありました。

内堀を渡ると、合気道の実演が繰り広げられており、多くの人々が集まっていました。いよいよ諏訪流放鷹術という、鷹狩りの実演が始まりました。江戸時代の将軍家お抱えの鷹匠の集団の一つで、戦後、この伝統文化は政府ではなく民間の有志に引き継がれたのだそうです。実演前に広場をぐるぐる回るのは、鷹は非常に臆病で、ここが自分の縄張りで、実演しても大丈夫だと認識させるためだと説明がありました。


実演後は近くに寄ってきて、写真を撮らせてくれたり、質問に答えてくれたりして下さいました。


鳩を実演の獲物に使うのは残酷ですが、生態系で弱肉強食は厳しい掟なのですね。「かわいそう…」と子どもが叫んでいましたが、この後、親がどう説明するかが重要なのだと思います。(つづく)