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■ライブ・スケジュール 詳細を見る
2024年
1月20日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
地下鉄:千代田線湯島駅 銀座線上野広小路駅
JR御徒町駅
2月18日(日)
Sunday Groovy Live Vol.14:SHOCK-ON(食×音) 12:10 Open 13:00 Start
JR川口駅
3月16日(土)Live CUSTER(ライブ·カスター)
14:00 Open/14:30 Start
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25.2013
「仰げば尊し」「村の鍛冶屋」
いつもこんな硬い話をするメンバーではないのですが、今日、数人でランチの後にお茶をしていて、今の教育はおかしい、という話題になりました。
教科書に童謡や唱歌が少なくなってきたのが影響しているのではないか、ということでした。
例えば「村の鍛冶屋」。
―――「ふいご」って言ったって解らないから…。
――― 解らないからやらないのではなくて、昔はこうだったんだと教えればいいのよ。
―――今は音楽の授業で、Popsなど、子どもが興味を持つようなものを取り入れる傾向にあるから…。でも、知らない言葉が入っているし、環境が大きく変化してなじめないから教えない、と逃げるのはどうかと思いますよね…。縄文式土器とか教えているんだから…。
それから「仰げば尊し」。
―――今は教えないんですってね。おしつけがましいからという理由で。
―――「旅立ちの歌」とか「巣立ちの歌」でしょ、卒業式で歌うのは…?
という具合。

僕は、教師が卒業式で「仰げば尊し」を歌わせるのは、教師への尊敬を強要するようだから歌わせない、というのはどうかと思います。
教師を敬え、教師に感謝せよ、と歌わせるのではなく、これまで、或いは過去にお世話になった先生に対して感謝の気持ちを込めて贈る歌があるということを教えるのは大切なことだと思うのです。
いつから教師は自ら卑下するようになったのでしょう?
昔の邦画では、教師は尊敬されていました。
ところが、TVドラマの影響か、友達のように気さくに話せる教師が人気を博し、挙句の果てに、とんでもない教師がワイドショーで繰り返し取りざたされ、昔に比べると、教師全体の地位は失墜してしまいました。まるで、かつては往年の俳優や女優が雲の上の存在だったように。
モンスター・ペアレンツの存在が怖いのは、日本も海外も同様のようです。
でも、親が先生を敬う姿勢を見せないと、子どもは先生を尊敬しないと思うし、また、周囲から尊敬を集めることで教師もそれにふさわしい人物になろうと責任感が生ずると思うのです。親と子どもによって教師も育てられるともいえるのではないでしょうか?
今では自分の恩師とは年賀状だけのおつき合いになりましたが、ずっと心の中の拠り所になっています。
教師は大変な職業です。生涯を通してこれだけ多くの人生に関わり、影響を与える職業はなかなかありません。
これは理想論だと自分でも思いますが、「仰げば尊し」を知らない親が子どもを育てる時代が来るかと思うと不安になります。
2日後にソロ・ライブを控えているので、今日はこの辺でおしまい。
教科書に童謡や唱歌が少なくなってきたのが影響しているのではないか、ということでした。
例えば「村の鍛冶屋」。
―――「ふいご」って言ったって解らないから…。
――― 解らないからやらないのではなくて、昔はこうだったんだと教えればいいのよ。
―――今は音楽の授業で、Popsなど、子どもが興味を持つようなものを取り入れる傾向にあるから…。でも、知らない言葉が入っているし、環境が大きく変化してなじめないから教えない、と逃げるのはどうかと思いますよね…。縄文式土器とか教えているんだから…。
それから「仰げば尊し」。
―――今は教えないんですってね。おしつけがましいからという理由で。
―――「旅立ちの歌」とか「巣立ちの歌」でしょ、卒業式で歌うのは…?
という具合。


僕は、教師が卒業式で「仰げば尊し」を歌わせるのは、教師への尊敬を強要するようだから歌わせない、というのはどうかと思います。
教師を敬え、教師に感謝せよ、と歌わせるのではなく、これまで、或いは過去にお世話になった先生に対して感謝の気持ちを込めて贈る歌があるということを教えるのは大切なことだと思うのです。
いつから教師は自ら卑下するようになったのでしょう?
昔の邦画では、教師は尊敬されていました。
ところが、TVドラマの影響か、友達のように気さくに話せる教師が人気を博し、挙句の果てに、とんでもない教師がワイドショーで繰り返し取りざたされ、昔に比べると、教師全体の地位は失墜してしまいました。まるで、かつては往年の俳優や女優が雲の上の存在だったように。
モンスター・ペアレンツの存在が怖いのは、日本も海外も同様のようです。
でも、親が先生を敬う姿勢を見せないと、子どもは先生を尊敬しないと思うし、また、周囲から尊敬を集めることで教師もそれにふさわしい人物になろうと責任感が生ずると思うのです。親と子どもによって教師も育てられるともいえるのではないでしょうか?
今では自分の恩師とは年賀状だけのおつき合いになりましたが、ずっと心の中の拠り所になっています。
教師は大変な職業です。生涯を通してこれだけ多くの人生に関わり、影響を与える職業はなかなかありません。
これは理想論だと自分でも思いますが、「仰げば尊し」を知らない親が子どもを育てる時代が来るかと思うと不安になります。
2日後にソロ・ライブを控えているので、今日はこの辺でおしまい。
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12.2013
「スマホ18の約束」について
「スマホ18の約束」東京新聞 掲載の内容が話題になっているようです。
これはアメリカのマサチューセッツ州で、13歳の息子グレゴリー君にiPhoneをクリスマスプレゼントに贈った母親のジャネルさんが、iPhoneを使う際の使用契約書が、スマホ18の約束 です。
これほど話題になるのは、支持する方がいかに多かったかの現れだと思います。
子どもに携帯電話を持たせることの是非についてメディアが取り上げて久しくなります。親世代が子どもだった頃にはなかった携帯電話やインターネットが、今の子どもに与える影響は、未知なことが多すぎます。親世代が悩むのも当然ですよね。祖父母の世代に相談しようにもネットのことは難しくて解らないし…。
この18の条文から、13歳の息子にiPhoneをプレゼントすることを決心するまでの葛藤、どれだけ調査し考えたか、その過程が伺えます。
まず、親がネット社会の悪影響、いじめや中傷を勉強し、どうしたら自分の子どもを守ることができるか真剣に考えています。
また、中学生になったから…と人生の節目や周囲の状況で判断せず、日常から子どもとよく向き合い、正しい判断ができる子どもに成長したと信じている。だが万が一、取り返しのつかないことをしてしまうかもしれない、その前に、もし兆候が見えたら取り上げよう…。自分の子どもを被害者にも加害者にもさせない、そんな意気込みが伝わってきます。
そして、もし使用法に問題があった場合、頭ごなしに取り上げるのではなく、一緒に考えながら解決していこうという姿勢がうかがえます。
13歳の子どもにiPhoneが必要かの是非はともかく、現代テクノロジーにおいてきぼりにされないようにするには、ある程度早めのほうが有利だと思います。だからこの子の親は、最終的にiPhoneを渡すことを決断したのでしょう。ちなみに僕は周囲に比べて携帯電話を所持したのが遅かったのですが、初めて友人にメールを送信した時の返事が「文明開化だね」でした。
僕は職業柄か、下記の項目に感銘を受けました。
15. 新しい音楽やクラシックなど 色んな曲をダウンロードしなさい
あなたの仲間が聴いている音楽だけでなく 様々な曲を聴きなさい
あなたの世代は 史上もっとも音楽にアクセスできる世代なのよ
この利点を活用して視野を広げなさい
17. 上を向いて歩きなさい
あなたの周囲の世界に目を向けなさい
窓を眺めたり 鳥のさえずりをきいたり 散歩したり
知らない人と会話してみてください
グーグルで検索せずに思考しなさい
これらはインターネットの利便性と弊害を述べています。僕自身、観光名所や宿、楽曲を知るためによく検索を利用しています。でも、そこに旅行したり、他人のコンサートやライブで生の演奏に触れるなど、実際に体感することって、本来それが本質ですし、労力がいりますが楽しいですね。そして出来れば、ものの善し悪しを自分で判断できる人になれるよう見聞を拡げたいものです。
「スマホ18の約束、うちも取り入れてみよっ…」という方がいらっしゃると思いますが、これを鵜呑みにせず、子どもたちそれぞれの成長に応じて、親が考えて個々に対応することが大切ですね。
第17条の最後に「グーグルで検索せずに思考しなさい」とあります。
これはアメリカのマサチューセッツ州で、13歳の息子グレゴリー君にiPhoneをクリスマスプレゼントに贈った母親のジャネルさんが、iPhoneを使う際の使用契約書が、スマホ18の約束 です。
これほど話題になるのは、支持する方がいかに多かったかの現れだと思います。
子どもに携帯電話を持たせることの是非についてメディアが取り上げて久しくなります。親世代が子どもだった頃にはなかった携帯電話やインターネットが、今の子どもに与える影響は、未知なことが多すぎます。親世代が悩むのも当然ですよね。祖父母の世代に相談しようにもネットのことは難しくて解らないし…。
この18の条文から、13歳の息子にiPhoneをプレゼントすることを決心するまでの葛藤、どれだけ調査し考えたか、その過程が伺えます。
まず、親がネット社会の悪影響、いじめや中傷を勉強し、どうしたら自分の子どもを守ることができるか真剣に考えています。
また、中学生になったから…と人生の節目や周囲の状況で判断せず、日常から子どもとよく向き合い、正しい判断ができる子どもに成長したと信じている。だが万が一、取り返しのつかないことをしてしまうかもしれない、その前に、もし兆候が見えたら取り上げよう…。自分の子どもを被害者にも加害者にもさせない、そんな意気込みが伝わってきます。
そして、もし使用法に問題があった場合、頭ごなしに取り上げるのではなく、一緒に考えながら解決していこうという姿勢がうかがえます。
13歳の子どもにiPhoneが必要かの是非はともかく、現代テクノロジーにおいてきぼりにされないようにするには、ある程度早めのほうが有利だと思います。だからこの子の親は、最終的にiPhoneを渡すことを決断したのでしょう。ちなみに僕は周囲に比べて携帯電話を所持したのが遅かったのですが、初めて友人にメールを送信した時の返事が「文明開化だね」でした。
僕は職業柄か、下記の項目に感銘を受けました。
15. 新しい音楽やクラシックなど 色んな曲をダウンロードしなさい
あなたの仲間が聴いている音楽だけでなく 様々な曲を聴きなさい
あなたの世代は 史上もっとも音楽にアクセスできる世代なのよ
この利点を活用して視野を広げなさい
17. 上を向いて歩きなさい
あなたの周囲の世界に目を向けなさい
窓を眺めたり 鳥のさえずりをきいたり 散歩したり
知らない人と会話してみてください
グーグルで検索せずに思考しなさい
これらはインターネットの利便性と弊害を述べています。僕自身、観光名所や宿、楽曲を知るためによく検索を利用しています。でも、そこに旅行したり、他人のコンサートやライブで生の演奏に触れるなど、実際に体感することって、本来それが本質ですし、労力がいりますが楽しいですね。そして出来れば、ものの善し悪しを自分で判断できる人になれるよう見聞を拡げたいものです。
「スマホ18の約束、うちも取り入れてみよっ…」という方がいらっしゃると思いますが、これを鵜呑みにせず、子どもたちそれぞれの成長に応じて、親が考えて個々に対応することが大切ですね。
第17条の最後に「グーグルで検索せずに思考しなさい」とあります。